頭蓋の摘出/Cranial Extraction

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2008年7月11日 (金) 09:31時点におけるFl16 (トーク | 投稿記録)による版
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Cranial Extraction / 頭蓋の摘出 (3)(黒)
ソーサリー — 秘儀(Arcane)

土地でないカード名を1つ選ぶ。プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの墓地と手札とライブラリーから、選ばれたカードと同じ名前を持つカードをすべて探し、それらを追放する。その後、そのプレイヤーはライブラリーを切り直す。


ロボトミー/Lobotomyとは似て非なるカード。強さはご覧の通り。

デッキキーカードさえ分かれば、それを潰すことができる。 その上シングルシンボルなので容易にタッチできる。 自分が伝説のパーマネント呪文を使う場合は対消滅を予防することも可能。

哀しいかな、親和のような速攻デッキにはほとんど効かないし、1枚挿しフィニッシャーが多いウルザトロンなどに対しても完全な対策カードにはなり得ない。 しかしながらコンボデッキにとってはかなりの脅威となるだろう。

カード・アドバンテージに直結し辛いため、メインデッキから何枚も使うよりもシルバーバレット戦略に組み込むのに適している。 また上記のように特定のカードに頼るようなデッキに対し有効性が高い為、サイドボードに複数枚潜んでいる事も多い。

コンボデッキ側がこれを使われてキーカードを落とされると、その時点で勝負が決まる場合がある。 そのためコンボデッキ側は、サイドボードにこれを入れたり(もちろん「頭蓋の摘出」を指定)、キーカードを分散させたり、といった対策が必要になる。

また秘儀であるため、花の神/Hana Kami語られざるもの、忌話図/The Unspeakableで回収されるとげんなりすること請け合い。一応何か連繋させることもできる(あまりないと思うが)。

  • 勘違いしやすいが、この効果でカードを探すのは頭蓋の摘出のコントローラーである。対象となったプレイヤーではない。
    • 公開する」とテキストに書かれていないので、手札やライブラリーは公開しない。しかし、「探す」と書いてあるので、探すプレイヤーはその時に手札やライブラリーを見ることができる。(そうでないと意味がない)
    • デッキの中身を知られたくない場合は、投了することでそれを回避できる。
  • 何らかの方法(横殴り/Sideswipeなど)で対象が変化しても、カード名を宣言するプレイヤーやカードを探すプレイヤーは変わらない。また、ライブラリー手札などの非公開情報から特定の条件のカードを探すとき、ルール上「見つからなかった」ことにすることは適正である。
    • よって、自分に跳ね返されても全く関係ないカードを宣言することができるし、何を宣言したかに関係なくライブラリーや手札から何も取り除かないことを選択できる。それどころか、不必要になってしまっているカードを取り除かれてデッキ圧縮されることさえありうる。ただし墓地公開情報なので、宣言したカードが墓地にあれば取り除かなくてはならない。
  • ミラーリ/Mirariもしくは一望の鏡/Panoptic Mirrorと組み合わせると世界を制した気分になれる…かもしれない。でも、やられるほうは萎えること間違い無し。
  • 実はアングルードLook at Me, I'm the DCIが元ネタである。

参考

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