Stet, Draconic Proofreader

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[[攻撃]]時に[[追放]]した[[墓地]]の[[カード]]と頭文字が共通する[[対象]]に[[火力]]を飛ばす[[伝説の]][[ドラゴン]]・[[官吏]]。頭文字が気に入らないなら、[[パーマネント]]の[[カード名]]、果ては[[プレイヤー]]の名前までも「校正」してしまう。
 
[[攻撃]]時に[[追放]]した[[墓地]]の[[カード]]と頭文字が共通する[[対象]]に[[火力]]を飛ばす[[伝説の]][[ドラゴン]]・[[官吏]]。頭文字が気に入らないなら、[[パーマネント]]の[[カード名]]、果ては[[プレイヤー]]の名前までも「校正」してしまう。
  
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条件こそあるとはいえ、攻撃して墓地のカード1枚を追放するだけで[[任意の対象]]に4点[[ダメージ]]というのはかなりの高性能。4/4[[飛行]]という基本性能も合わせて[[打点]]および[[ボード・コントロール]]の性能は高い。[[黒枠]]での[[栄光をもたらすもの/Glorybringer]]の活躍を見れば、こちらの性能の高さも推察できるだろう。ただし条件が合わないと[[火山のドラゴン/Volcanic Dragon]]以下になってしまうので、[[起動型能力]]の「校正」を駆使して無理やりにでも条件を満たしていきたい。
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*英語版であれば、よく使われるアルファベットである[[Wikipedia:ja:etaoin shrdlu|ETAOIN SHRDLU]]を基準にしてバランスを考えていくとよいだろう。特に母音(eaoiu)は先頭3文字以内にほぼ確実に登場するので、母音5種を揃えて起動型能力用の[[白マナ]]をある程度確保すればどんな[[対象]]も射程内に入る。
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**ただしこの方法だと子音だけの名前を持つ[[知恵の目、ゼンドスプルト/Zndrsplt, Eye of Wisdom]]や[[迷い子、フブルスプ/Fblthp, the Lost]]を狙うのは難しい。何事にも例外はあるものだ。
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*日本語版や中国語版などの文字数が多い言語の場合、文字が一致する確率がアルファベットに比べて格段に低くなるため、[[ルール文章]]通りに解釈すると能力がほとんど機能しなくなってしまう。読み方が同じ漢字は同じ文字扱いにする、すべてひらがなに直す、特別にダメージの点数を大きくするハウスルールを用いる、などの調整が必要か。
  
 
*公式記事におけるカード名の日本語訳は「ドラゴンの校正者、イキ」<ref name="MM1">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/un-boxing-part-3-2020-02-24 Un-Boxing, Part 3]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033848/ 『アン』の箱詰め その3]([[Making Magic]] [[2020年]]2月24日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
 
*公式記事におけるカード名の日本語訳は「ドラゴンの校正者、イキ」<ref name="MM1">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/un-boxing-part-3-2020-02-24 Un-Boxing, Part 3]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033848/ 『アン』の箱詰め その3]([[Making Magic]] [[2020年]]2月24日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。

2020年3月27日 (金) 23:29時点における版


Stet, Draconic Proofreader (4)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon)・官吏(Bureaucrat)

飛行
Stet, Draconic Proofreaderが攻撃するたび、あなたの墓地のカードを1枚追放してもよい。そうしたとき、追放されたカードと名前の最初の文字が共通するクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とし、Stet, Draconic Proofreaderはそれに4点のダメージを与える。
(白):パーマネント1つかプレイヤー1人を対象とし、ターン終了時までその名前の最初の文字を削除する。

4/4

アーティスト:Dmitry Burmak


攻撃時に追放した墓地カードと頭文字が共通する対象火力を飛ばす伝説のドラゴン官吏。頭文字が気に入らないなら、パーマネントカード名、果てはプレイヤーの名前までも「校正」してしまう。

条件こそあるとはいえ、攻撃して墓地のカード1枚を追放するだけで任意の対象に4点ダメージというのはかなりの高性能。4/4飛行という基本性能も合わせて打点およびボード・コントロールの性能は高い。黒枠での栄光をもたらすもの/Glorybringerの活躍を見れば、こちらの性能の高さも推察できるだろう。ただし条件が合わないと火山のドラゴン/Volcanic Dragon以下になってしまうので、起動型能力の「校正」を駆使して無理やりにでも条件を満たしていきたい。

  • 英語版であれば、よく使われるアルファベットであるETAOIN SHRDLUを基準にしてバランスを考えていくとよいだろう。特に母音(eaoiu)は先頭3文字以内にほぼ確実に登場するので、母音5種を揃えて起動型能力用の白マナをある程度確保すればどんな対象も射程内に入る。
  • 日本語版や中国語版などの文字数が多い言語の場合、文字が一致する確率がアルファベットに比べて格段に低くなるため、ルール文章通りに解釈すると能力がほとんど機能しなくなってしまう。読み方が同じ漢字は同じ文字扱いにする、すべてひらがなに直す、特別にダメージの点数を大きくするハウスルールを用いる、などの調整が必要か。
  • 公式記事におけるカード名の日本語訳は「ドラゴンの校正者、イキ」[1]
  • イラストでは、ハツカネズミを氷漬けにしている。すなわち、miceをiceにしている。

関連カード

サイクル

Unsanctionedレア伝説のクリーチャーサイクル起動コスト対抗色色マナを含む起動型能力を持つ。括弧内は順にマナ・コスト、起動コストの色。

このサイクルは、Unstableの「友好色アン・カード統率者サイクル(大演算器/The Grand Calcutronなど)」に続く、「対抗色の固有色を持つアン・カード統率者」として作られた。Unsanctionedは単色ハーフデッキを組み合わせて遊ぶ製品なので、いずれも「2つ目の色」が使えなくても機能するデザインになっている(Un-Boxing, Part 1/『アン』の箱詰め その1)。

開発秘話

伝説のクリーチャーサイクルの1枚、単色能力を持つカードは、アン・セット初となるドラゴンに決まった。「ドラゴンが普通しないことをするドラゴン」というデザイン目標に対し、「ドラゴンの校正者」が提案されたのは、名前から文字を削除するという白の能力が作られたためである。火力能力は様々なバージョンが試され、最終的に、色々な頭文字のカードを含むデッキを組むことを推奨するものになった[1]

  • キャラクター名の由来は校正記号の一つ、stet(イキ)[1]。一度書き込んだ修正指示を取り消し、元の文のままにしたい場合に使用する。

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 Un-Boxing, Part 3/『アン』の箱詰め その3Making Magic 2020年2月24日 Mark Rosewater著)

参考

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