ヴィリジアン・ラッツ

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ヴィリジアン・ラッツ(Viridian Rats)は、貪欲なるネズミ/Ravenous Ratsなどの優秀な手札破壊クリーチャーによりじわじわリソースを削りながら殴るタッチグッドスタッフビートダウンデッキ

デッキ名はヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shamanと、このデッキの主力であるラッツ(ネズミ)から来ている。


Ravenous Rats / 貪欲なるネズミ (1)(黒)
クリーチャー — ネズミ(Rat)

貪欲なるネズミが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚捨てる。

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Viridian Shaman / ヴィリジアンのシャーマン (2)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) シャーマン(Shaman)

ヴィリジアンのシャーマンが戦場に出たとき、アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。

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手札破壊クリーチャーによって、対戦相手の動きを牽制しながらクロックを稼ぐことができる。能力を持つ分サイズは小さいため、梅澤の十手/Umezawa's Jitteなどの装備品か、鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oniのような大型クリーチャーによって戦力を補う。霊気の薬瓶/Aether Vialもよく採用され、展開力を上げると同時に187クリーチャーETB能力をインスタント・タイミング誘発させるのにも貢献する。

黒単色ではアーティファクトに対処できないため、緑のヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shamanが入っている。

ネズミデッキはこれ以前から存在したが、第9版ラノワールの荒原/Llanowar Wastes惑乱の死霊/Hypnotic Specter再録され、完成度が大幅に高まった。カナダ選手権05では6人がこのデッキでトップ8入りしている。

各種手札破壊、霊気の薬瓶、通常のカウンターでは対処されない忍術などの要素があいまって、ヴィダルケンの枷デッキなどの青単コントロールには圧倒的な強さを誇る。しかしデッキ全般のカードパワーは低いため、一度不利になるとなかなか逆転しにくいのも弱点の一つである。

  • 第9版で再録された惑乱の死霊を使いたいがためにこのデッキが生まれたのではないかという説が有力。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60) サイドボード
クリーチャー (21) 1 ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman
4 貪欲なるネズミ/Ravenous Rats 1 惑乱の死霊/Hypnotic Specter
3 騒がしいネズミ/Chittering Rats 3 剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore
4 鼠の短牙/Nezumi Shortfang 1 真髄の針/Pithing Needle
3 ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman 2 光と影の剣/Sword of Light and Shadow
3 惑乱の死霊/Hypnotic Specter 4 困窮/Distress
2 ネクラタル/Nekrataal 3 頭蓋の摘出/Cranial Extraction
2 鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni
呪文 (16)
3 夜の囁き/Night's Whisper
3 肉体の奪取/Rend Flesh
2 真髄の針/Pithing Needle
4 霊気の薬瓶/Aether Vial
4 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
土地 (23)
12 沼/Swamp
4 ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus
1 死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death's Storehouse
4 ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
2 氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge

[編集] 参考

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