有色アーティファクト

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
8行: 8行:
 
アーティファクトは基本的に[[無色]]であるが、色を持ったアーティファクトも存在する。[[マナ・コスト]]に[[色マナ]]・[[マナ・シンボル|シンボル]]を含むものは無色のアーティファクトに比べて限られた[[デッキ]]でしか使えない分、[[色の役割]]を反映した[[メカニズム]]や、高めの[[コスト・パフォーマンス]]を持つことが多い。
 
アーティファクトは基本的に[[無色]]であるが、色を持ったアーティファクトも存在する。[[マナ・コスト]]に[[色マナ]]・[[マナ・シンボル|シンボル]]を含むものは無色のアーティファクトに比べて限られた[[デッキ]]でしか使えない分、[[色の役割]]を反映した[[メカニズム]]や、高めの[[コスト・パフォーマンス]]を持つことが多い。
  
[[アラーラの断片]]以降[[落葉樹]]メカニズムに位置付けられており、度々新カードが登場している。[[灯争大戦]]以降は[[本流のセット]]で間断無く登場しており、実質[[常盤木]][[メカニズム]]となっている。
+
[[アラーラの断片]]以降[[落葉樹]]メカニズムに位置付けられており、度々新カードが登場している。[[基本セット2021]]以降は[[本流のセット]]で間断無く登場しており、実質[[常盤木]][[メカニズム]]となっている。
  
 
*印刷様式は、[[枠|内枠]]が無色アーティファクトと同じ[[銀]]。[[文章欄]]などは他の有色カードに準じる。すなわち、{{Gatherer|id=419269|1色ならばその色}}、{{Gatherer|id=414246|2色ならそれぞれの色を縦に半分ずつ}}、{{Gatherer|id=422609|3色以上なら金}}である。
 
*印刷様式は、[[枠|内枠]]が無色アーティファクトと同じ[[銀]]。[[文章欄]]などは他の有色カードに準じる。すなわち、{{Gatherer|id=419269|1色ならばその色}}、{{Gatherer|id=414246|2色ならそれぞれの色を縦に半分ずつ}}、{{Gatherer|id=422609|3色以上なら金}}である。

2021年9月3日 (金) 19:42時点における版

有色アーティファクト/Colored artifactとは、その名の通り有色アーティファクトのことである。



概要

アーティファクトは基本的に無色であるが、色を持ったアーティファクトも存在する。マナ・コスト色マナシンボルを含むものは無色のアーティファクトに比べて限られたデッキでしか使えない分、色の役割を反映したメカニズムや、高めのコスト・パフォーマンスを持つことが多い。

アラーラの断片以降落葉樹メカニズムに位置付けられており、度々新カードが登場している。基本セット2021以降は本流のセットで間断無く登場しており、実質常盤木メカニズムとなっている。

歴史

マジック黎明期のアーティファクトは全て無色であったが、戦場のアーティファクトに色を持たせること自体はリミテッド・エディションの昔から色サイクル等で実現できた。

自らの能力で色を得ることができるアーティファクトの元祖はレジェンドAlchor's Tombであり、色を持つアーティファクトというコンセプトに絞ってデザインされたカードはインベイジョン合金のゴーレム/Alloy Golemであった。しかしこれらは戦場に出る際の能力により色を持つため、戦場以外の領域などでは無色である。


最初から色を持っている、正真正銘の有色アーティファクトはディセンションギルド渡りの急使/Transguild Courierで初めて登場した。マナ・コストには色マナ・シンボルは登場しないが特性定義能力によりを持っている(一時期のオラクルでは色指標に変更されていたが、のちに元に戻された)。


未来予知ではマナ・コストに色マナ・シンボルを含むサルコマイトのマイア/Sarcomite Myrが登場。シャドウムーアでは単色混成マナ・シンボルにより色を持つ刈り取りの王/Reaper Kingが登場した。アラーラの断片ブロックではエスパー/Esperのテーマに選ばれたことにより一気に数を増やした。この時はエーテリウム/Etheriumを移植されたアーティファクト・クリーチャーや、エーテリウムの力を込められた物品というフレーバーを帯びていた。


その後しばらくは背景ストーリーにおける設定と合致した場合にまれに取り上げられた――新たなるファイレクシアではファイレクシア/Phyrexiaの浸食を受けたファイレクシア・マナ・シンボル入りのカードとして、テーロス・ブロックではニクス/Nyxの力を帯びたアーティファクト・エンチャント神送り/Godsendとして。

その後2016年8月時点で、Mark Rosewaterは有色アーティファクトが落葉樹に据えられていることを明らかにし[3]、直後のカラデシュでは機械巨人サイクルが登場したほか、以降も複数のセットで少数扱われる状態が続いた。その後寄せられたアーティファクト関連セットのフィードバックを受け、フレイバーとは無関係に使える有色アーティファクトの重要性が明らかとなったため(上述の「アーティファクト問題」)、基本セット2020以降は使用頻度が引き上げられ、常盤木にすることも示唆されている[2]

脚注

  1. State of Design 2017/デザイン演説2017Making Magic 2017年8月28日 Mark Rosewater著)
  2. 2.0 2.1 2.2 Core Than Meets the Eye/目に見えるよりもっと『基本』(Making Magic 2019年6月24日 Mark Rosewater著)
  3. Would you consider colored artifacts to be...Blogatog 2016年8月22日 Mark Rosewater著)

参考

QR Code.gif