魔王
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魔王/Archenemyとは、アーチエネミー・カジュアル変種ルールにおいて、計略デッキを使用してプレイするプレイヤーである。
- 魔王の初期ライフは40点である。これは他のプレイヤーが何人いても変わらない。
- 魔王が1人だけのアーチエネミー戦では、魔王が必ず先攻プレイヤーとなる。
- 各プレイヤーがそれぞれの計略デッキを使用する選択ルール(魔界大決戦)では、プレイヤーはすべて魔王である。
- この場合、先攻プレイヤーは無作為に選ぶ。
引用:総合ルール 20231117.0
- 9 カジュアル変種ルール
- 904 アーチエネミー戦
- 904.1 アーチエネミー戦 変種ルールにおいて、プレイヤーのチームは強力な計略・カードで強化された1人の対戦相手と対峙する。アーチエネミー戦 変種ルールでは、以下の追加ルールを含む、通常のマジックのルールを用いる。
- 904.2 通常、アーチエネミー戦は、2つのチームによる多人数戦「チーム対抗戦」変種ルール(rule 808)で、「複数への攻撃」選択ルール(rule 802 参照)、「共有チーム・ターン」選択ルール(rule 805)を使用し、他の選択ルールは使用しない。
- 904.3 通常のゲームの物品に加え、アーチエネミー戦では20枚以上の計略・カードからなる計略補助デッキを必要とする。計略デッキには同じ英語名を持つカードは2枚までしか入れることはできない。(rule 314〔計略〕参照)。
- 904.4 すべての計略・カードはゲームの間、計略デッキの一部である間もオモテ向きの間も統率領域にあり続ける。
- 904.5 魔王のゲーム開始時のライフの総量は40点である。他のプレイヤーのゲーム開始時のライフの総量は20点である。
- 904.6 無作為に選ばれたプレイヤーでなく、魔王がゲームの第1ターンを行う。
- 904.7 計略・カードのオーナーは、それを統率領域に置いてゲームを始めたプレイヤーである。オモテ向きの計略・カードのコントローラーはそのオーナーである。
- 904.8 統率領域にあるオモテ向きの計略・カードの能力は、その領域で機能する。常在型能力はゲームに影響を及ぼし、誘発型能力は誘発可能となり、起動型能力は起動可能となる。
- 904.9 魔王の戦闘前メイン・フェイズが開始した直後に、そのプレイヤーは計略デッキの一番上のカードをデッキから取り除いてオモテ向きにする。この行動を「計略を実行中にする」(rule 701.25 参照)と言う。このターン起因処理はスタックを用いない。「この計略が実行中になったとき」に誘発する計略・カードの能力が誘発する。
- 904.10 持続でない計略・カードが統率領域でオモテ向き になり、いずれかの計略の誘発型能力がスタックにあったりスタックに置かれるのを待っていたりしない場合、次に優先権が発生した際にその計略・カードは裏向き になり、オーナーの計略デッキの一番下に置かれる。(それは状況起因処理である。rule 704 参照)
- 904.11 持続 計略・カードが実行中になったら、能力によってそれが破棄されるまで統率領域でオモテ向きであり続ける。(rule 701.26〔破棄する〕参照)。
- 904.12 「魔界大決戦」選択ルール
- 904 アーチエネミー戦