予見者、アローンド/Alaundo the Seer

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Alaundo the Seer / 予見者、アローンド (2)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)

(T):カード1枚を引く。その後、あなたの手札にあるカード1枚を追放し、それの上にそれのマナ総量に等しい数の時間(time)カウンターを置く。それは「このカードの上から最後の時間カウンターが取り除かれたとき、これが追放されている場合、あなたはこれをマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。あなたがこれによりクリーチャー呪文を唱えたなら、ターン終了時まで、これは速攻を得る。」を持つ。その後、あなたがオーナーであり追放領域にありそれでない各カードの上からそれぞれ、時間カウンター1個を取り除く。

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特殊なルーター能力を持つ伝説の人間シャーマン。不要なカード捨てるのではなく追放し、マナ総量の回数だけこの能力を起動できればそれをマナ・コストを支払うことなく唱えることができる。

中盤以降にカードパワーが不足する軽いカードとルーティングは元々相性が良く、再利用の条件が噛み合っている。起動コストも軽く、何らかの手段でアンタップすればさらに素早い手札回しが可能。マナを問わない点からマナレシオに優れた多色色拘束の強いカードも扱いやすくなり、緑青を含む3色以上の統率者の潤滑剤としてデッキに入れるのもありだろう。

手札から追放されたカードは公開情報となる。唱えられるタイミングは対戦相手にある程度読まれるが、これを利用して軽量の不確定カウンターを相手に見せて動きを制限するとともに、不確定カウンターのみをケアしたところを手札確定カウンターで討ち取る立ち回りも視野に入れられる。

ルール

  • 基本的なルールはマナ・コストを支払うことなく唱える#ルールを参照。
  • この能力追放されたカードは待機と異なり、自力で時間カウンターを取り除くことができず待機状態としても扱われない。ただし、待機を持つカードを追放した場合、それは待機状態として扱われ自身の待機能力で時間カウンターを取り除く(CR:702.62)。
  • マナ総量が0のカードを追放した場合、時間カウンターが置かれないので「最後の時間カウンターを取り除く」ことができず、(別途時間カウンターを置かない限り)この能力で唱えることができない。
  • 追放領域から唱える効果は任意だが、唱えられるタイミングは最後の時間カウンターが取り除かれた時に限られる。

関連カード

サイクル

統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いの、レアの2伝説のクリーチャーサイクル

参考

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