標本集め/Gather Specimens

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1[[ターン]]の間は場に出るクリーチャーをすべて奪うことができる。しかし、標本集めを[[プレイ]]したターンは相手がクリーチャーを出すことを渋ってしまうので、実際には2体以上のクリーチャーを奪うのは難しい。クリーチャー呪文やクリーチャーを出す[[能力]]に[[対応して]]プレイすれば1体は奪えるが、6[[マナ]]と[[重い]]のでこちらの[[テンポ]]も狂ってしまうのが難点。
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1[[ターン]]の間は戦場に出るクリーチャーをすべて奪うことができる。しかし、標本集めを[[唱える|唱え]]たターンは対戦相手がクリーチャーを出すことを渋ってしまうので、実際には2体以上のクリーチャーを奪うのは難しい。クリーチャー呪文やクリーチャーを出す[[能力]]に[[対応して]]唱えれば1体は奪えるが、6[[マナ]]と[[重い]]のでこちらの[[テンポ]]も狂ってしまうのが難点。
  
[[若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon]][[幽体の行列/Spectral Procession]]のような複数のクリーチャーが場に出る呪文に対応してプレイしたい。[[戦舞いの蘇生/Pyrrhic Revival]]で無理やり出してやれば大きな[[カード・アドバンテージ]]を得られるが、マナが大量に必要なのがネック。
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できれば複数のクリーチャーが戦場に出る呪文や能力に対応して唱えたい。[[復讐の亜神/Demigod of Revenge]]を唱えたときや[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]の3番目の能力を[[起動]]したときなどが狙い目。あるいは[[狩り立てられたドラゴン/Hunted Dragon]]などの対戦相手に与えるはずだったトークンを自分の物にしてしまうという手も。
  
*クリーチャー呪文に対応してプレイするだけならば、[[奪取/Desertion]]の方が使い勝手がよい。
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[[スタンダード]]では、[[ヴァラクート#スタンダード|ヴァラクート]]対策として[[青白コントロール/スタンダード/アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|青白コントロール]]で使われることがあった([http://archive.mtg-jp.com/reading/tsumura/006715/ 参考])。[[原始のタイタン/Primeval Titan]]や[[ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar]]などの強力な[[フィニッシャー]]への対策となり、また[[打ち消す|カウンター]]と違って[[召喚の罠/Summoning Trap]]の[[代替コスト]]条件を満たさずに済む点が評価された。
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*クリーチャー呪文に対応して唱えるだけならば、[[奪取/Desertion]]の方が使い勝手がよい。しかし、標本集めには[[打ち消されない]]クリーチャーにも対処できるというメリットがある。
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==ルール==
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*[[秀でた隊長/Preeminent Captain]]の[[誘発型能力]]などで[[攻撃している状態で戦場に出る]]クリーチャーを奪う場合、それを奪うことはできるが、あなたは[[攻撃プレイヤー]]ではないので、それは[[攻撃クリーチャー]]ではない({{CR|506.3b}})。また、[[瞬間群葉/Flash Foliage]]などで[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]している状態で戦場に出るクリーチャーを奪った場合、それは適切なクリーチャーをブロックしていないので、[[ブロック・クリーチャー]]ではない({{CR|506.3c}})。
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*この[[効果]]は、「戦場に出るに際し」や「~状態で戦場に出る」などの戦場に出ることを[[置換効果|置換]]する効果より先に適用される({{CR|616.1b}})。
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**[[クローン/Clone]]が対戦相手のコントロール下で戦場に出る場合、[[あなた]]のコントロール下で戦場に出るに際し、あなたが何を[[コピー]]するかを選ぶ。
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**[[貪食]]を持つクリーチャーが対戦相手のコントロール下で戦場に出る場合、あなたのコントロール下で戦場に出るに際し、あなたが自分のコントロールするクリーチャーの中から何を貪食するかを選ぶ。
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**対戦相手が[[寓話の賢人/Sage of Fables]]をコントロールしている状態で[[ウィザード]]・クリーチャーが対戦相手のコントロール下で戦場に出る場合、そのウィザードは追加の[[+1/+1カウンター]]を置かれていない状態であなたのコントロール下で戦場に出る。逆に、あなたが寓話の賢人をコントロールしている場合、そのウィザードは追加の+1/+1カウンターを置かれた状態で戦場に出る。
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*複数の[[プレイヤー]]が標本集めを唱えている状況でクリーチャーが戦場に出る場合、本来のそのクリーチャーのコントローラーは、適切な標本集めの効果から1つを選ぶ。その選ばれたプレイヤーは、まだ標本集めの効果が他に存在するならば、再び適切な標本集めの効果を選び、これを適用できる標本集めの効果がなくなるまで同じことを繰り返す。
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**対戦相手のコントロール下でクリーチャーが戦場に出ることを置換するので、自分や[[チームメイト]]の標本集めの効果を選ぶことはできない。
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**1つの置換効果は1つの[[イベント]]に対して1度しか働かない。そのため、プレイヤーが2人で互いに標本集めを唱えている状況ならば、結局クリーチャーは本来のコントローラーのコントロール下で戦場に出る。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[トリプルシンボルカード]]
 
*[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[レア]]

2013年6月27日 (木) 00:05時点における最新版


Gather Specimens / 標本集め (3)(青)(青)(青)
インスタント

このターン、クリーチャーが対戦相手のコントロール下で戦場に出る場合、代わりにそれはあなたのコントロール下で戦場に出る。


対戦相手コントロール下で戦場に出るはずだったクリーチャーを奪う呪文

1ターンの間は戦場に出るクリーチャーをすべて奪うことができる。しかし、標本集めを唱えたターンは対戦相手がクリーチャーを出すことを渋ってしまうので、実際には2体以上のクリーチャーを奪うのは難しい。クリーチャー呪文やクリーチャーを出す能力対応して唱えれば1体は奪えるが、6マナ重いのでこちらのテンポも狂ってしまうのが難点。

できれば複数のクリーチャーが戦場に出る呪文や能力に対応して唱えたい。復讐の亜神/Demigod of Revengeを唱えたときやサルカン・ヴォル/Sarkhan Volの3番目の能力を起動したときなどが狙い目。あるいは狩り立てられたドラゴン/Hunted Dragonなどの対戦相手に与えるはずだったトークンを自分の物にしてしまうという手も。

スタンダードでは、ヴァラクート対策として青白コントロールで使われることがあった(参考)。原始のタイタン/Primeval Titanゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikarなどの強力なフィニッシャーへの対策となり、またカウンターと違って召喚の罠/Summoning Trap代替コスト条件を満たさずに済む点が評価された。

  • クリーチャー呪文に対応して唱えるだけならば、奪取/Desertionの方が使い勝手がよい。しかし、標本集めには打ち消されないクリーチャーにも対処できるというメリットがある。

[編集] ルール

  • 秀でた隊長/Preeminent Captain誘発型能力などで攻撃している状態で戦場に出るクリーチャーを奪う場合、それを奪うことはできるが、あなたは攻撃プレイヤーではないので、それは攻撃クリーチャーではない(CR:506.3b)。また、瞬間群葉/Flash Foliageなどでブロックしている状態で戦場に出るクリーチャーを奪った場合、それは適切なクリーチャーをブロックしていないので、ブロック・クリーチャーではない(CR:506.3c)。
  • この効果は、「戦場に出るに際し」や「~状態で戦場に出る」などの戦場に出ることを置換する効果より先に適用される(CR:616.1b)。
    • クローン/Cloneが対戦相手のコントロール下で戦場に出る場合、あなたのコントロール下で戦場に出るに際し、あなたが何をコピーするかを選ぶ。
    • 貪食を持つクリーチャーが対戦相手のコントロール下で戦場に出る場合、あなたのコントロール下で戦場に出るに際し、あなたが自分のコントロールするクリーチャーの中から何を貪食するかを選ぶ。
    • 対戦相手が寓話の賢人/Sage of Fablesをコントロールしている状態でウィザード・クリーチャーが対戦相手のコントロール下で戦場に出る場合、そのウィザードは追加の+1/+1カウンターを置かれていない状態であなたのコントロール下で戦場に出る。逆に、あなたが寓話の賢人をコントロールしている場合、そのウィザードは追加の+1/+1カウンターを置かれた状態で戦場に出る。
  • 複数のプレイヤーが標本集めを唱えている状況でクリーチャーが戦場に出る場合、本来のそのクリーチャーのコントローラーは、適切な標本集めの効果から1つを選ぶ。その選ばれたプレイヤーは、まだ標本集めの効果が他に存在するならば、再び適切な標本集めの効果を選び、これを適用できる標本集めの効果がなくなるまで同じことを繰り返す。
    • 対戦相手のコントロール下でクリーチャーが戦場に出ることを置換するので、自分やチームメイトの標本集めの効果を選ぶことはできない。
    • 1つの置換効果は1つのイベントに対して1度しか働かない。そのため、プレイヤーが2人で互いに標本集めを唱えている状況ならば、結局クリーチャーは本来のコントローラーのコントロール下で戦場に出る。

[編集] 参考

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