炎の供犠/Immolation

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(11人の利用者による、間の15版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Immolation}}
 
{{#card:Immolation}}
  
[[クリーチャー]]を[[パワー]]偏重にする[[オーラ]]。当然自分のクリーチャーを[[強化]]する使い方はできるが、それよりは相手クリーチャーの[[除去]]に用いられることのほうが多かった。
+
[[クリーチャー]]を[[パワー]]偏重にする[[オーラ]]
  
特に、[[タフネス]]を0以下にすることで[[再生]]持ちクリーチャーを除去できるのが強みだった。当時の再生クリーチャーの多くはタフネス2以下だったので、かなり確実性が高かった。
+
当然自分のクリーチャーを[[強化]]する使い方はできるが、それよりは[[対戦相手]]のクリーチャーの[[除去]]に用いられることのほうが多い。特に、[[タフネス]]を0以下にすることで[[再生]]持ちクリーチャーを除去できるのが強みであり、[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]~[[第4版]]当時の再生クリーチャーの多くはタフネス2以下だったので、かなり確実性が高かった。
  
 +
[[イニストラード:真夜中の狩り]]で[[紙]]では25年ぶりの[[再録]]。[[リミテッド]]では[[赤]]の[[軽量]][[除去]][[枠]]となるものの、赤のテーマの1つである[[インスタント]]や[[ソーサリー]][[シナジー]]と噛み合わないので出来るだけ[[月の憤怒獣の切りつけ/Moonrager's Slash]]や[[火遊び/Play with Fire]]を優先したいところ。
 +
 +
*[[第5版]]では「強さを抑えたカードを入れる必要があることから、収録する枠が足りない」という理由で収録されなかった(Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事))。
 +
*[[流動石/Flowstone]][[能力]]の原型と言えなくもない。
 
*翻訳責任者が[[朱鷺田祐介]]であった頃のカードに散見される、味付け意訳の1つ。
 
*翻訳責任者が[[朱鷺田祐介]]であった頃のカードに散見される、味付け意訳の1つ。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
*[[未来予知]]でリメイク版の[[流動石の抱擁/Flowstone Embrace]]が登場した。そちらは[[タップ]]で一時的にパワー偏重にすることができる。
+
===主な亜種===
*のちに類似カードとして[[黒]][[よじれた実験/Twisted Experiment]]が登場した。そちらは+3/-1とよりパワー偏重で、味方に付ける際に有利。黒でないこちらのほうが除去としての性能は高いという不思議な関係。
+
パワーを上げるとともにタフネスを下げるオーラ。タフネスが下がるという[[効果]]から、亜種は[[色の役割]]上適切である[[]]が多い。
*[[メルカディアン・マスクス]]では、[[マナ・コスト]]が2増えた代わりに[[瞬速]]がついた黒の[[蛆虫療法/Maggot Therapy]]が登場している。
+
 
*[[総帥の願望/Patriarch's Desire]]が存在する。[[スレッショルド]]で追加効果もあるが4マナもするのであまり使用されなかった。
+
*[[死の隷従/Grave Servitude]] - 黒のカード。+3/-1の[[修整]]に加えて[[黒]]に変える。[[インスタントメント]]。([[ミラージュ]])
*[[暴動のとげ/Riot Spikes]]は黒マナでも支払える代わりにタフネスのマイナス修正が緩くなった。
+
*[[よじれた実験/Twisted Experiment]] - 黒のカード。+3/-1とよりパワー偏重で、除去よりは味方に[[つける]]方が有利。([[ウルザズ・デスティニー]])
 +
*[[蛆虫療法/Maggot Therapy]] - 黒のカード。[[マナ・コスト]]が2増えた代わりに[[瞬速]]付き。([[メルカディアン・マスクス]]
 +
*[[総帥の願望/Patriarch's Desire]] - 黒のカード。4マナ。[[スレッショルド]]での追加効果もあるが重過ぎてあまり使用されなかった。([[オデッセイ]])
 +
*[[伝染する怒り/Infectious Rage]] - [[赤]]のカード。2マナ。+2/-1修整に加えて、つけているクリーチャーが死亡すると[[無作為]]に選ばれたクリーチャーにつけ直される。([[ジャッジメント]])
 +
*[[暴動のとげ/Riot Spikes]] - [[黒赤]]の[[混成カード]]。タフネスへのマイナス修整が小さい。([[ディセンション]])
 +
*[[流動石の抱擁/Flowstone Embrace]] - [[リメイク]]。オーラ自体の[[タップ]]で一時的にパワー偏重にすることができる。([[未来予知]])
 +
*[[サングライトの反発/Sangrite Backlash]] - 赤と[[黒緑]]の[[混成カード]]。+3/-3修整を与える[[色拘束]]が増した[[上位種]]。([[アラーラ再誕]])
 +
*[[火の装い/Guise of Fire]] - +1/-1修整で[[攻撃強制]]も付与。([[アヴァシンの帰還]])
 +
*[[エムラクールの加護/Boon of Emrakul]] - 黒のカード。3マナ。+3/-3修整を与える、よじれた実験の上位種。([[異界月]])
 +
*[[モーギスの好意/Mogis's Favor]] - 黒のカード。1マナ。+2/-1修整を与える。[[脱出]]2-(2)(黒)。([[テーロス還魂記]])
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード名国語辞典#供犠|供犠]]([[カード名国語辞典]])
 
*[[カード名国語辞典#供犠|供犠]]([[カード名国語辞典]])
 +
*[[カード個別評価:イニストラード:真夜中の狩り]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:レジェンド]] - [[コモン]]1
 
*[[カード個別評価:レジェンド]] - [[コモン]]1
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 3]] - [[コモン]]2
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 3]] - [[コモン]]2

2021年9月30日 (木) 20:03時点における最新版


Immolation / 炎の供犠 (赤)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+2/-2の修整を受ける。


クリーチャーパワー偏重にするオーラ

当然自分のクリーチャーを強化する使い方はできるが、それよりは対戦相手のクリーチャーの除去に用いられることのほうが多い。特に、タフネスを0以下にすることで再生持ちクリーチャーを除去できるのが強みであり、レジェンド第4版当時の再生クリーチャーの多くはタフネス2以下だったので、かなり確実性が高かった。

イニストラード:真夜中の狩りでは25年ぶりの再録リミテッドでは軽量除去となるものの、赤のテーマの1つであるインスタントソーサリーシナジーと噛み合わないので出来るだけ月の憤怒獣の切りつけ/Moonrager's Slash火遊び/Play with Fireを優先したいところ。

  • 第5版では「強さを抑えたカードを入れる必要があることから、収録する枠が足りない」という理由で収録されなかった(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。
  • 流動石/Flowstone能力の原型と言えなくもない。
  • 翻訳責任者が朱鷺田祐介であった頃のカードに散見される、味付け意訳の1つ。

[編集] 関連カード

[編集] 主な亜種

パワーを上げるとともにタフネスを下げるオーラ。タフネスが下がるという効果から、亜種は色の役割上適切であるが多い。

[編集] 参考

QR Code.gif