移植

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2009年8月26日 (水) 15:38時点におけるGariu (トーク | 投稿記録)による版
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移植/Graft
種別 常在型能力誘発型能力
登場セット ディセンション
CR CR:702.58

移植/Graftは、ラヴニカ・ブロックシミックギルド)に割り当てられたキーワード能力。未来予知で再登場した。これを持つパーマネント戦場に出る際に機能する常在型能力置換効果)と、他のクリーチャーが戦場に出るたびに機能する誘発型能力からなる。


Helium Squirter / ヘリウム噴射獣 (4)(青)
クリーチャー — ビースト(Beast) ミュータント(Mutant)

移植3(このクリーチャーは、その上に+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。他のクリーチャーが1体戦場に出るたび、あなたはこのクリーチャーの上に置かれている+1/+1カウンターを1個、その上に移動してもよい。)
(1):+1/+1カウンターが置かれているクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで飛行を得る。

0/0

定義

移植 N/Graft Nは以下の2つの能力からなる。

  • このパーマネントは、N個の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。(常在型能力)
  • 他のクリーチャーが戦場に出るたび、このパーマネントの上に+1/+1カウンターがある場合、あなたはこのパーマネントの上の+1/+1カウンターを1個、そのクリーチャーの上に移動してもよい。(誘発型能力)

解説

ルール

  • 他のクリーチャーが戦場に出たとき、戦場のすべての移植能力が誘発し、その各能力の解決ごとにカウンターを動かすかどうかを決める。これにより、戦場に出たクリーチャーが複数の+1/+1カウンターを受け取ることもある。
  • 移動する+1/+1カウンターは、移植以外の効果によって置かれたものでもよい。+1/+1カウンター以外のカウンターは、移植では移動できない。
  • 移植の誘発型能力は、他のプレイヤーのクリーチャーの上にも+1/+1カウンターを移動できる。
  • 移植を持つパーマネントがクリーチャーでない場合にも能力は誘発し、+1/+1カウンターを移動できる。
  • 移植を持ち+1/+1カウンターが載っていないパーマネントがいた場合、if節ルールによりその移植能力は誘発しない。
  • 移植を持つクリーチャーと他のクリーチャーが同時に戦場に出た場合も、移植能力は誘発する。

その他

  • シミック連合の指導者モミール・ヴィグ/Momir Vigが開発した細胞質体/Cytoplastの性質を表した能力であり、ディセンションで登場した移植を持つクリーチャーはすべてミュータントP/Tは0/0である。また、その多くは+1/+1カウンターが置かれているクリーチャーを対象とする起動型能力を持つ。
    • 起動型能力の対象が、能力の解決前にすべての+1/+1カウンターを失った場合、能力は不適正な対象により打ち消される
    • 対象となったクリーチャーが、能力の解決後にすべての+1/+1カウンターを失っても、それは能力により与えられたボーナスを失わない。
  • ディセンションではクリーチャーのみが持つ能力であったが、未来予知では移植を持つ土地のラノワールの再生地/Llanowar Rebornが登場した。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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