曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror

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1[[マナ]][[土地]]1枚を[[手札]]に戻すことで、1/1の[[飛行]]を持つ[[イリュージョン]]・[[トークン]]を場に出す[[伝説の]][[ムーンフォーク]]。他の[[ムーンフォーク]]に比べると[[コスト]]の割に[[効果]]が大きい。
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1[[マナ]]を[[支払う|支払い]][[土地]]1枚を[[手札]]に[[戻す]]ことで、1/1の[[飛行]]を持つ[[イリュージョン]]・[[トークン]]を[[戦場に出す]][[能力]]を持つ[[伝説の]][[ムーンフォーク]]。他の[[神河ブロック]]のムーンフォークに比べると[[コスト]]の割に[[効果]]が大きい。
  
もとは[[リミテッド]]での制圧力の高さが知られていたが、[[タフネス]]が4と高く、[[フィニッシャー]]として十分な[[能力]]を持つため、[[構築]]でも[[コントロール#デッキ|コントロール]]系の[[デッキ]]でよく使われた。
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もとは[[リミテッド]]での制圧力の高さが知られていたが、[[タフネス]]が4と高く、[[フィニッシャー]]として十分な性能を持つため、[[構築]]でも[[コントロール (デッキ)|コントロール]]系の[[デッキ]]でよく使われた。
  
特に[[神河ブロック]]の頃は[[緑]]に[[桜族の長老/Sakura-Tribe Elder]]と[[木霊の手の内/Kodama's Reach]]という強力な[[土地|ランド]][[マナ加速|ブースト]]が存在し、これら[[ターボランド]]系[[デッキ]]との相性のよさから大活躍した。(そのため、「[[神河ブロック]]における最強の'''緑'''の[[カード]]の一枚」と呼ばれたこともある。→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mf76,,ja 参考]
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特に[[神河ブロック]]の頃は[[緑]]に[[桜族の長老/Sakura-Tribe Elder]]と[[木霊の手の内/Kodama's Reach]]という強力な[[マナ加速|土地加速]]カードが存在し、これらとの相性のよさから[[ターボランド]]系[[デッキ]]で大活躍した。そのため、「[[神河ブロック]]における最強の'''緑'''の[[カード]]の一枚」と呼ばれたこともある<ref>[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/%E3%81%9D%E3%81%A3%E3%81%A1%E3%81%AE%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%A6-2006-01-12 そっちのグリーンカードじゃなくて](Feature [[2006年]]1月12日 [[Mike Flores]]著)</ref>。
  
そうでなくともコントロールデッキは土地が並びやすいため威力が高く、またこれ自体が5[[マナ]][[軽い]]ことから青系コントロールデッキの[[フィニッシャー]]として幅広く採用されている。
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そうでなくともコントロールデッキは土地が並びやすいため威力が高く、これ自体が5[[マナ]]とフィニッシャー級のカードにしては[[軽い]]ことから青系コントロールデッキのフィニッシャーとして幅広く採用されている。「[[変異種/Morphling]]以来の[[青]][[最強クリーチャー]]」とも評された<ref>[http://web.archive.org/web/20090530055035/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/asahara/20061118dtb/index.html Standard Decks to Beat 2006 November 時のかけら探し~前編~(Internet Archive)]([[タカラトミー]]旧公式HP 2006年11月18日 [[浅原晃]]著 ※ピックアップカード(6)部分、正常に機能せず)</ref>
[[変異種/Morphling]]以来の[[青]]の最強[[クリーチャー]]』とも評された。→[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/asahara/20061118dtb/index.html 参考]
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<!-- 以上と以来では意味合いが少し変わってきてしまうと思うのですが、コラムではどちらの表記なんでしょう?
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履歴を見ると一度このページが荒らされていて、その時に元に「以来」と、書かれていた部分が「以上」に書き換えられています。
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最初にこれが書き込まれた2006年05月27日() 12時00分31秒では「以来」となっています。これが掲載されたコラムがなんなのかはわかりませんが、出展が分からない以上は最初の記述にあわせるべきでしょう。
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多分このコラムのことだと思うのですが。 -->
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また[[色拘束]]の弱さから、土地[[サーチ]]の豊富さを活かしてほぼこれを入れるためだけに青を[[タッチ]]するデッキも(特に[[神河ブロック構築]]で)あった。相手のこれを[[対消滅]][[除去]]できることも採用の理由の1つだろう。
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また[[色拘束]]の弱さから、土地[[サーチ]]の豊富さを活かしてほぼこれを入れるためだけに青を[[タッチ]]するデッキも(特に[[神河ブロック構築]]で)あった。初出当時の[[レジェンド・ルール]]では[[対戦相手]]のメロクを[[対消滅]][[除去]]できたことも採用の理由の1つだろう。
 
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*[[トークン]][[タフネス]]は1であるため、[[紅蓮地獄/Pyroclasm]]や[[残響する真実/Echoing Truth]]、[[残響する衰微/Echoing Decay]]などには注意が必要。一度に大量に能力を使用しないなど、[[プレイング]]に工夫をすれば被害を抑えられる。
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*初心者が勘違いしやすいが、マナを生み出すのと土地を手札に戻すのは同時ではなく、[[マナ能力]]をプレイしてからコストの支払いが行われる({{CR|409.1g}}、{{CR|409.1h}})。そのため[[起動型能力]]のための[[マナ]]を[[土地]]を[[タップ]]して生み出し、その土地を[[手札]]に戻すということは可能である。もっとも、あらかじめ[[マナ]]を出して[[マナ・プール]]に入れておいてから能力をプレイする事も出来る。
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*スペイン語版ではトークンは2/2と[[誤植]]されている。もし本当に2/2なら本当に手に負えない化物である。
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*多くの[[土地]]を戻して[[トークン]]を一気に大量生成すること、あるいは高速デッキ相手に序盤での[[フルタップ]]でのプレイを余儀なくされる事態を俗に『キレる』または『キレメロク』と言ったりする。
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*[[トークン]]を一度に大量に[[展開]]する際は、[[残響する真実/Echoing Truth]]や[[残響する衰微/Echoing Decay]]などに注意。またトークンの[[タフネス]]は1であるため、[[紅蓮地獄/Pyroclasm]]など[[全体火力]]にも注意。
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*初心者が勘違いしやすいが、マナを生み出すのと土地を手札に戻すのは同時ではなく、[[マナ・コスト]]を支払う際に[[マナ能力]]を[[起動]]する機会が与えられる({{CR|601.2f}}, {{CR|601.2g}})。そのため、[[起動型能力]]のための[[マナ]]をある[[土地]]から生み出し、その土地を[[手札]]に戻す、ということは可能である。
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**あらかじめ土地から[[マナ]]を出して、[[マナ・プール]]に入れておいてから能力を起動、そのマナを出した土地を戻す、とすることもできる。
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*スペイン語版ではトークンは2/2と[[誤植]]されている。もし2/2なら本当に手に負えない化物である。
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*多くの[[土地]]を戻して[[トークン]]を一気に大量生成すること、あるいは高速デッキ相手に序盤での[[フルタップ]]での起動や召喚<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/event-coverage/%E6%BA%96%E3%80%85%E6%B1%BA%E5%8B%9D-%E5%BB%A3%E6%BE%A4-%E9%81%8A%E5%A4%AA-vs-%E5%BD%8C%E6%B0%B8-%E6%B7%B3%E4%B9%9F-2005-09-02 準々決勝: 廣澤 遊太 vs. 彌永 淳也](Event Coverage [[日本選手権05]] [[2005年]]9月2日 [[小堺透雄]]著)</ref>を余儀なくされる事態を俗に「'''キレる'''」または「'''キレメロク'''」と言ったりする。
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*[[潮流を切り裂け/Reap the Tides]]([[統率者レジェンズ統率者デッキ]])での[[再録]]時はイリュージョン用の[[トークン・カード]]が同梱された。[[モダンホライゾン]]に封入されている同性能トークン・カード([[月刃の忍び/Moonblade Shinobi]]用)を[[基本セット2020]]以降の[[枠]]無しフルアート仕様にしたものとなっている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034544/ 『統率者レジェンズ』のトークン]([[Daily MTG]] Card Preview [[2020年]]11月4日)</ref><ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0032574/ 『モダンホライゾン』のトークンと「イラストコレクション」](Daily MTG Card Preview [[2019年]]5月30日)</ref>。
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*日本語版[[フレイバー・テキスト]]は「多く」が重複している[[誤訳]]がある({{Gatherer|id=86567|カード画像}})。
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{{フレイバーテキスト|彼は雲の中の都市を愛している。彼が眼下の地へ旅する時は、その地に多くの故郷の名残を多く残していった。}}
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{{フレイバーテキスト|He loved his cities in the clouds. When he traveled to the lands below, he brought many reminders of his home.}}
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==脚注==
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==参考==
 
==参考==
*[[神河固有名詞対訳#j4097050|メロク/Meloku]]([[神河固有名詞対訳]])
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*[[神河固有名詞対訳|メロク/Meloku]]([[神河固有名詞対訳]])
 
*[[メロク/Meloku]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[メロク/Meloku]]([[背景世界/ストーリー用語]])
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/chk/kikijiki 龍の手下](Wizards社)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/uncharted-realms/dragons-errand-2015-05-06 The Dragon's Errand]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MM2/0014892/ 龍の手下] ([[Magic Story]] [[2015年]]5月6日 [[Alexander Smith]]著)
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**[https://web.archive.org/web/20140715002758/http://archive.wizards.com/Magic/tcg/article.aspx?x=magic/chk/kikijiki The Dragon's Errand(Internet Archive)](原文版 Kamigawa Block Legend Vignettes [[2004年]]9月22日)
 
*[[カード個別評価:神河物語]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:神河物語]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:Modern Masters]] - [[レア]]
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[[Category:俗称のあるカード|くもりかかみのめろく]]

2023年7月14日 (金) 16:20時点における最新版


Meloku the Clouded Mirror / 曇り鏡のメロク (4)(青)
伝説のクリーチャー — ムーンフォーク(Moonfolk) ウィザード(Wizard)

飛行
(1),あなたがコントロールする土地を1つ、オーナーの手札に戻す:飛行を持つ青の1/1のイリュージョン(Illusion)・クリーチャー・トークンを1体生成する。

2/4

1マナ支払い土地1枚を手札戻すことで、1/1の飛行を持つイリュージョントークン戦場に出す能力を持つ伝説のムーンフォーク。他の神河ブロックのムーンフォークに比べるとコストの割に効果が大きい。

もとはリミテッドでの制圧力の高さが知られていたが、タフネスが4と高く、フィニッシャーとして十分な性能を持つため、構築でもコントロール系のデッキでよく使われた。

特に神河ブロックの頃は桜族の長老/Sakura-Tribe Elder木霊の手の内/Kodama's Reachという強力な土地加速カードが存在し、これらとの相性のよさからターボランドデッキで大活躍した。そのため、「神河ブロックにおける最強のカードの一枚」と呼ばれたこともある[1]

そうでなくともコントロールデッキは土地が並びやすいため威力が高く、これ自体が5マナとフィニッシャー級のカードにしては軽いことから青系コントロールデッキのフィニッシャーとして幅広く採用されている。「変異種/Morphling以来の最強クリーチャー」とも評された[2]

また色拘束の弱さから、土地サーチの豊富さを活かしてほぼこれを入れるためだけに青をタッチするデッキも(特に神河ブロック構築で)あった。初出当時のレジェンド・ルールでは対戦相手のメロクを対消滅除去できたことも採用の理由の1つだろう。

彼は雲の中の都市を愛している。彼が眼下の地へ旅する時は、その地に多くの故郷の名残を多く残していった。
He loved his cities in the clouds. When he traveled to the lands below, he brought many reminders of his home.

[編集] 脚注

  1. そっちのグリーンカードじゃなくて(Feature 2006年1月12日 Mike Flores著)
  2. Standard Decks to Beat 2006 November 時のかけら探し~前編~(Internet Archive)タカラトミー旧公式HP 2006年11月18日 浅原晃著 ※ピックアップカード(6)部分、正常に機能せず)
  3. 準々決勝: 廣澤 遊太 vs. 彌永 淳也(Event Coverage 日本選手権05 2005年9月2日 小堺透雄著)
  4. 『統率者レジェンズ』のトークン(Daily MTG Card Preview 2020年11月4日)
  5. 『モダンホライゾン』のトークンと「イラストコレクション」(Daily MTG Card Preview 2019年5月30日)

[編集] 参考

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