灰色熊/Grizzly Bears

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[[バニラ]][[クリーチャー]]の代表的存在。2[[マナ]]2/2クリーチャー。「[[熊 (俗称)|熊]]」の俗称の語源である。基本クリーチャーではあるが、[[上位互換]]が次々登場するため[[構築]]での評価は低め。
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[[バニラ]][[クリーチャー]]の代表的存在である2[[マナ]]2/2クリーチャー。「[[熊 (俗称)|熊]]」の俗称の語源である。基本クリーチャーではあるが、[[上位互換]]が次々登場するため[[構築]]での評価は低め。
  
 
[[基本セット]]で[[リミテッド]]を行う際、前のめりの[[デッキ]]を作るなら結構便利。ただし基本セットは[[能力]]が少ない分サイズが大きめのクリーチャーが多く、[[エキスパンション]]のリミテッドでの同等クリーチャーほどは活躍しづらい。
 
[[基本セット]]で[[リミテッド]]を行う際、前のめりの[[デッキ]]を作るなら結構便利。ただし基本セットは[[能力]]が少ない分サイズが大きめのクリーチャーが多く、[[エキスパンション]]のリミテッドでの同等クリーチャーほどは活躍しづらい。
  
質の良い[[クリーチャー]]が少ない時代には、[[ステロイド]]に採用されることもある。例として[[神河物語]][[ラヴニカ:ギルドの都|ラヴニカ]]期([[ギルドパクト]]以前)の[[スタンダード]]では、当時広く活躍していた[[桜族の長老/Sakura-Tribe Elder]]と相打ちを取られない点を買われて使われることがあった模様。当時2マナ2/2には[[謙虚な武道家/Humble Budoka]]がいたが、その能力が[[一方通行]]ならともかく[[被覆]]だったため、[[巨大化/Giant Growth]]などの補助を受けられる灰色熊が選ばれたのだろう。ついでに[[壌土に住むもの/Loam Dweller]]の存在を忘れていたとも考えられる。
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質の良いクリーチャーが少ない時代には、[[ステロイド]]に採用されることもある。例として[[神河物語]][[ラヴニカ:ギルドの都|ラヴニカ]]期([[ギルドパクト]]以前)の[[スタンダード]]では、当時広く活躍していた[[桜族の長老/Sakura-Tribe Elder]]と相打ちを取られない点を買われて使われることがあった模様。当時2マナ2/2には[[謙虚な武道家/Humble Budoka]]がいたが、その能力が[[一方通行]]ならともかく[[被覆]]だったため、[[巨大化/Giant Growth]]などの補助を受けられる灰色熊が選ばれたのだろう。ついでに[[壌土に住むもの/Loam Dweller]]の存在を忘れていたとも考えられる。
  
 
[[第10版]]まで[[皆勤賞]]だったが、[[熊]]は熊でもファンタジー世界のクリーチャーであるという位置づけを明確にするために、[[基本セット2010]]で[[同型再版]]の[[ルーン爪の熊/Runeclaw Bear]]と入れ替わる形で基本セットを去ることとなった(→[http://www.inside-games.jp/news/363/36313.html マジック:ザ・ギャザリング「マジック基本セット2010」について聞きました - iNSIDE]参照)。
 
[[第10版]]まで[[皆勤賞]]だったが、[[熊]]は熊でもファンタジー世界のクリーチャーであるという位置づけを明確にするために、[[基本セット2010]]で[[同型再版]]の[[ルーン爪の熊/Runeclaw Bear]]と入れ替わる形で基本セットを去ることとなった(→[http://www.inside-games.jp/news/363/36313.html マジック:ザ・ギャザリング「マジック基本セット2010」について聞きました - iNSIDE]参照)。
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==関連カード==
 
==関連カード==
 
===同型再版===
 
===同型再版===
バニラクリーチャーの代表的な存在であることもあり、多くの[[同型再版]]が存在し、クリーチャー・タイプも一致した同型再版だけでも[[Balduvian Bears]]([[アイスエイジ]])、[[仔熊/Bear Cub]]([[ポータル・セカンドエイジ]])、[[森の熊/Forest Bear]]([[ポータル三国志]])、[[ルーン爪の熊/Runeclaw Bear]]([[基本セット2010]])と4種類もある。
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[[バニラ]][[クリーチャー]]の代表的な存在であることもあり、多くの[[同型再版]]が存在し、[[クリーチャー・タイプ]]も一致した同型再版だけでも[[Balduvian Bears]]([[アイスエイジ]])、[[仔熊/Bear Cub]]([[ポータル・セカンドエイジ]])、[[森の熊/Forest Bear]]([[ポータル三国志]])、[[ルーン爪の熊/Runeclaw Bear]]([[基本セット2010]])と4種類もある。
  
 
また、クリーチャー・タイプが一致しない同型再版には、[[Barbary Apes]]([[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]])、[[シーリアのエルフ/Cylian Elf]]([[アラーラの断片]])がある。[[森林の変わり身/Woodland Changeling]]([[ローウィン]])はクリーチャー・タイプを定義する[[多相]]だけしか持たないため、これも同型再版に近い。
 
また、クリーチャー・タイプが一致しない同型再版には、[[Barbary Apes]]([[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]])、[[シーリアのエルフ/Cylian Elf]]([[アラーラの断片]])がある。[[森林の変わり身/Woodland Changeling]]([[ローウィン]])はクリーチャー・タイプを定義する[[多相]]だけしか持たないため、これも同型再版に近い。
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*[[筋肉スリヴァー/Muscle Sliver]] - 1/1の[[スリヴァー]]だが、スリヴァー全体に+1/+1の[[修整]]を与える[[能力]]で実質的に2/2となる。
 
*[[筋肉スリヴァー/Muscle Sliver]] - 1/1の[[スリヴァー]]だが、スリヴァー全体に+1/+1の[[修整]]を与える[[能力]]で実質的に2/2となる。
 
*[[カヴーのタイタン/Kavu Titan]] - (2)(緑)の[[キッカー]]・[[コスト]]を[[支払う]]ことで、5/5[[トランプル]]となる。
 
*[[カヴーのタイタン/Kavu Titan]] - (2)(緑)の[[キッカー]]・[[コスト]]を[[支払う]]ことで、5/5[[トランプル]]となる。
*[[放浪のエルフ/Nomadic Elf]] - (1)(緑)を好きな色のマナ1点に変換できる[[マナフィルター]]付き。
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*[[放浪のエルフ/Nomadic Elf]] - (1)(緑)を好きな[[色マナ]]1点に変換できる[[マナフィルター]]付き。
 
*[[野生の雑種犬/Wild Mongrel]] - [[カード]]を1枚[[捨てる]]ことで[[パンプアップ]]と自身の[[色]]を変えられる[[共鳴者]]。
 
*[[野生の雑種犬/Wild Mongrel]] - [[カード]]を1枚[[捨てる]]ことで[[パンプアップ]]と自身の[[色]]を変えられる[[共鳴者]]。
 
*[[宝石の手の徘徊者/Gempalm Strider]] - [[サイクリング]](2)(緑)(緑)と[[サイクリング誘発型能力]]付き。
 
*[[宝石の手の徘徊者/Gempalm Strider]] - [[サイクリング]](2)(緑)(緑)と[[サイクリング誘発型能力]]付き。
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*[[壌土に住むもの/Loam Dweller]] - [[スピリットクラフト]][[能力]]付き。
 
*[[壌土に住むもの/Loam Dweller]] - [[スピリットクラフト]][[能力]]付き。
 
*[[光と成す者/Transluminant]] - (白)と自身の[[生け贄に捧げる|生け贄]]で、1/1[[飛行]][[トークン]]を出す。
 
*[[光と成す者/Transluminant]] - (白)と自身の[[生け贄に捧げる|生け贄]]で、1/1[[飛行]][[トークン]]を出す。
*[[水辺の蜘蛛/Aquastrand Spider]] - 0/0だが、[[移植]]2によって2/2の状態で場に出る。
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*[[水辺の蜘蛛/Aquastrand Spider]] - 0/0だが、[[移植]]2によって2/2の状態で[[戦場に出る]]。
 
*[[ボリアルのケンタウルス/Boreal Centaur]] - [[氷雪マナ]]でパンプアップできる[[氷雪]][[クリーチャー]]。
 
*[[ボリアルのケンタウルス/Boreal Centaur]] - [[氷雪マナ]]でパンプアップできる[[氷雪]][[クリーチャー]]。
 
*[[灰毛皮の熊/Ashcoat Bear]] - [[瞬速]]付き。
 
*[[灰毛皮の熊/Ashcoat Bear]] - [[瞬速]]付き。
 
*[[紡績スリヴァー/Spinneret Sliver]] - スリヴァー全体に[[到達]]を与えるスリヴァー。
 
*[[紡績スリヴァー/Spinneret Sliver]] - スリヴァー全体に[[到達]]を与えるスリヴァー。
 
*[[カヴーの捕食者/Kavu Predator]] - トランプルを持ち、[[対戦相手]]の[[ライフ]][[回復]]で[[強化]]される。
 
*[[カヴーの捕食者/Kavu Predator]] - トランプルを持ち、[[対戦相手]]の[[ライフ]][[回復]]で[[強化]]される。
*[[裂け目掃き/Riftsweeper]] - 追放されたカード1枚をライブラリーに戻すCIP能力を持つ。
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*[[裂け目掃き/Riftsweeper]] - [[追放]]されたカード1枚をライブラリーに戻すCIP能力を持つ。
 
*[[森林の変わり身/Woodland Changeling]] - [[多相]]付き。
 
*[[森林の変わり身/Woodland Changeling]] - [[多相]]付き。
 
*[[狼骨のシャーマン/Wolf-Skull Shaman]] - [[族系]]付き。
 
*[[狼骨のシャーマン/Wolf-Skull Shaman]] - [[族系]]付き。
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*[[安寧砦の精鋭/Safehold Elite]] - 頑強付きの[[緑白]]の[[混成マナ・シンボル|混成]][[クリーチャー]]。
 
*[[安寧砦の精鋭/Safehold Elite]] - 頑強付きの[[緑白]]の[[混成マナ・シンボル|混成]][[クリーチャー]]。
 
*[[シーリアの陽歌い/Cylian Sunsinger]] - (赤)(緑)(白)を支払うことで自身と同じ[[名前]]のクリーチャーに+3/+3の修整を与える。
 
*[[シーリアの陽歌い/Cylian Sunsinger]] - (赤)(緑)(白)を支払うことで自身と同じ[[名前]]のクリーチャーに+3/+3の修整を与える。
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*[[オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist]] - 1/1だが、戦場に出た時点で+1/+1カウンターが置かれるので実質2/2。他の[[同盟者]]が戦場に出るとさらに+1/+1カウンターが置かれる。
 
*[[Laughing Hyena]] - [[ゴチ]]付き。[[銀枠]]。
 
*[[Laughing Hyena]] - [[ゴチ]]付き。[[銀枠]]。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[バニラクリーチャー]]
 
*[[カード個別評価:第10版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第10版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第9版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第9版]] - [[コモン]]

2009年9月29日 (火) 16:29時点における版


Grizzly Bears / 灰色熊 (1)(緑)
クリーチャー — 熊(Bear)

2/2

バニラクリーチャーの代表的存在である2マナ2/2クリーチャー。「」の俗称の語源である。基本クリーチャーではあるが、上位互換が次々登場するため構築での評価は低め。

基本セットリミテッドを行う際、前のめりのデッキを作るなら結構便利。ただし基本セットは能力が少ない分サイズが大きめのクリーチャーが多く、エキスパンションのリミテッドでの同等クリーチャーほどは活躍しづらい。

質の良いクリーチャーが少ない時代には、ステロイドに採用されることもある。例として神河物語ラヴニカ期(ギルドパクト以前)のスタンダードでは、当時広く活躍していた桜族の長老/Sakura-Tribe Elderと相打ちを取られない点を買われて使われることがあった模様。当時2マナ2/2には謙虚な武道家/Humble Budokaがいたが、その能力が一方通行ならともかく被覆だったため、巨大化/Giant Growthなどの補助を受けられる灰色熊が選ばれたのだろう。ついでに壌土に住むもの/Loam Dwellerの存在を忘れていたとも考えられる。

第10版まで皆勤賞だったが、は熊でもファンタジー世界のクリーチャーであるという位置づけを明確にするために、基本セット2010同型再版ルーン爪の熊/Runeclaw Bearと入れ替わる形で基本セットを去ることとなった(→マジック:ザ・ギャザリング「マジック基本セット2010」について聞きました - iNSIDE参照)。

関連カード

同型再版

バニラクリーチャーの代表的な存在であることもあり、多くの同型再版が存在し、クリーチャー・タイプも一致した同型再版だけでもBalduvian Bearsアイスエイジ)、仔熊/Bear Cubポータル・セカンドエイジ)、森の熊/Forest Bearポータル三国志)、ルーン爪の熊/Runeclaw Bear基本セット2010)と4種類もある。

また、クリーチャー・タイプが一致しない同型再版には、Barbary Apesレジェンド)、シーリアのエルフ/Cylian Elfアラーラの断片)がある。森林の変わり身/Woodland Changelingローウィン)はクリーチャー・タイプを定義する多相だけしか持たないため、これも同型再版に近い。

主な上位互換・変形版

特筆のない限り、すべて2マナシングルシンボルの2/2()である。

参考

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