分割カード

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(スタック上にない場合)
(スタック上にない場合)
39行: 39行:
 
*分割カードの特性を参照して何かする[[効果]]は、2つの特性の組み合わせを答えとして参照する。点数で見たマナ・コストは各部分のマナ・コストの和となる。
 
*分割カードの特性を参照して何かする[[効果]]は、2つの特性の組み合わせを答えとして参照する。点数で見たマナ・コストは各部分のマナ・コストの和となる。
 
**例1:[[生き返りの蒸気/Reviving Vapors]]は手札に加えたカードの点数で見たマナ・コストによって得るライフの量を決定する。ここで[[暴行+殴打/Assault+Battery]]を手札に加えた場合、これの点数で見たマナ・コストは「1」と「4」なので、1点と4点のライフを得る=5点のライフを得る。
 
**例1:[[生き返りの蒸気/Reviving Vapors]]は手札に加えたカードの点数で見たマナ・コストによって得るライフの量を決定する。ここで[[暴行+殴打/Assault+Battery]]を手札に加えた場合、これの点数で見たマナ・コストは「1」と「4」なので、1点と4点のライフを得る=5点のライフを得る。
**例2:[[きらめく願い/Glittering_Wish]]は[[ゲームの外部]]から[[多色]]のカード1枚を手札に加える。[[暴行+殴打/Assault+Battery]]が持っている色は[[赤]]と[[緑]]の2つなので、多色のカードであり、よってこれにより手札に加えることができる。
+
**例2:[[きらめく願い/Glittering Wish]]は[[ゲームの外部]]から[[多色]]のカード1枚を手札に加える。[[暴行+殴打/Assault+Battery]]が持っている色は[[赤]]と[[緑]]の2つなので、多色のカードであり、よってこれにより手札に加えることができる。
 
*分割カードの特性がある条件に当てはまるかそうでないかを問う効果は、2つの特性に対しての答えの論理和を回答とする。すなわち、どちらかが「はい」なら全体の答えも「はい」である。
 
*分割カードの特性がある条件に当てはまるかそうでないかを問う効果は、2つの特性に対しての答えの論理和を回答とする。すなわち、どちらかが「はい」なら全体の答えも「はい」である。
 
**例1:[[虚空/Void]]は指定した値の点数で見たマナ・コストに該当するカードを捨てさせる。対象のプレイヤーの手札に[[暴行+殴打/Assault+Battery]]があった場合、これの点数で見たマナ・コストは「1」と「4」なので、指定が1か4のどちらかであったならば捨てさせる事ができる。「5」では捨てさせられない。
 
**例1:[[虚空/Void]]は指定した値の点数で見たマナ・コストに該当するカードを捨てさせる。対象のプレイヤーの手札に[[暴行+殴打/Assault+Battery]]があった場合、これの点数で見たマナ・コストは「1」と「4」なので、指定が1か4のどちらかであったならば捨てさせる事ができる。「5」では捨てさせられない。

2010年9月1日 (水) 16:00時点における版

分割カード/Split Cardとは、インベイジョン初出のカード群の総称。

目次

概要

1枚のカードに小さな2枚のカードが並べて印刷されており、唱える際にはどちらかを選び、選んだ方の特性を持ってスタックに乗る。

インベイジョンでは友好色の組み合わせの5種類、アポカリプスでは対抗色の組み合わせの5種類が登場。

ディセンションでは3色カードとして友好色の組み合わせの5種類(アンコモン)、対抗色の組み合わせの5種類(レア)が登場した。

次元の混乱では、両方とも同じ色の分割カードが、のみに稀少度別のサイクルで登場した。

  • パーマネントになる分割カードは存在しない。また、既存の分割カードはすべて「両方インスタント」か「両方ソーサリー」である。
  • 分割カードのアイディア自体はアングルード用に出されたものだった。なお分割カードとは無関係だが、アングルードにはB.F.M.(Big Furry Monster)という2枚のカードに分割されているカードが存在する。
  • 横置きのカードとしてはBurning Cinder Fury of Crimson Chaos Fire以来。エラーカードだと思ってネットオークションに出品してしまった人や切り離してしまった人もいた。
  • 分割カードのおかげでカードを横向きにおく場合どちらが上なのかはっきりした。キッチリ整頓したい人には意外とありがたいことである。
  • インベイジョンの友好色分割カードは、左から白→青→黒→赤→緑→白と色の順に並べられているが、アポカリプスの対抗色分割カードは白→赤→青→緑→黒→白と本来の並びとは逆順である。
  • 慣れていないとカードを横向きにしてテキストを読みたくなるが、分割カードを持っているとバレるのでやめておこう。もちろん、自分の顔を傾けるのもよくない。

ルーリング

基本

スタック上では選ばれたカードの性質のみを持つが、スタック以外の場所では中に含まれているカード全ての性質を持つ。

カード名を指定する場合、両方の名前を指定する(反転カードとの違いに注意)。翻弄する魔道士/Meddling Mageを参照。

スタック上にある場合

分割カードがスタック上にある場合、点数で見たマナ・コストは唱えている側の特性のみが参照される。

分割カードを唱える場合、まず「どちらの側で唱えるか」を選択してから唱え始める。ある特性を持った呪文を唱えることを許可したり禁止したりする効果は、唱える側の特性のみを見て適用する。

スタック上にない場合

点数で見たマナ・コストを参照する際に、別々に見るのか合計値を見るのかが場合によって違うために混乱している人が多いが、よくよく考えればどうということもない。

  • 分割カードの特性を参照して何かする効果は、2つの特性の組み合わせを答えとして参照する。点数で見たマナ・コストは各部分のマナ・コストの和となる。
  • 分割カードの特性がある条件に当てはまるかそうでないかを問う効果は、2つの特性に対しての答えの論理和を回答とする。すなわち、どちらかが「はい」なら全体の答えも「はい」である。
    • 例1:虚空/Voidは指定した値の点数で見たマナ・コストに該当するカードを捨てさせる。対象のプレイヤーの手札に暴行+殴打/Assault+Batteryがあった場合、これの点数で見たマナ・コストは「1」と「4」なので、指定が1か4のどちらかであったならば捨てさせる事ができる。「5」では捨てさせられない。
    • 例2:神河謀叛の「群れサイクル代替コストとして分割カードを追放する場合、「点数で見たマナ・コストがXである(色名)のカード1枚」と指定されているので、2つある点数で見たマナ・コストのどちらかを選ぶ。例えば抵抗+救難/Stand+Deliverを追放する場合、Xとして「1」か「3」を選ぶ(「4」として使うことはできない)。

スタック上にない分割カードは、一般に複数のマナ・コストと複数の色を持っているが、マナ・コストを参照することと色を参照することはお互いに「関連」してはいない。

  • 抵抗+救難/Stand+Deliverを例に取ると、このカードは(スタックにある場合を除き)「点数で見たマナ・コストが1である」「点数で見たマナ・コストが3である」「白である」「青である」という特性を全て備えている。
  • よって、「抵抗+救難」を撹乱する群れ/Disrupting Shoalの代替コストとして追放する場合、X=1の場合とX=3の場合のどちらでも使うことができる。「1」の側である「抵抗」は青ではないが、カードとして「青である」という特性を備えているため問題ない。

カード名

2枚のカードの名前が、友好色のインベイジョンでは類義語、対抗色のアポカリプスでは対義語の組になっている。ただし、増進+衰退/Wax+Waneだけは友好色だが対義語。

  • インベイジョンディセンション次元の混乱の分割カードの名前は、「"名前A" and "名前B"」で意味のある単語になっている。例えば「assault and battery」には「暴力行為」、「wax and wane」には「(月の)満ち欠け」という意味がある。
  • アンヒンジドの分割カードは文章構成の基本、「5W1H」より。

分割カード一覧

インベイジョンの分割カード

アポカリプスの分割カード

アンヒンジドの分割カード

ディセンションの分割カード

次元の混乱の分割カード

参考

総合ルール

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif