忍者
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忍者/Ninjaはクリーチャー・タイプの1つ。隠密行動と変装術を得意とする、スパイや暗殺者のような職業。
クリーチャー — 人間(Human) 忍者(Ninja)
忍術(1)(青)((1)(青),あなたがコントロールする、ブロックされなかった攻撃しているクリーチャー1体を手札に戻す:あなたの手札からこのカードを、タップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出す。)
深き刻の忍者がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
伝説のクリーチャー — ネズミ(Rat) 忍者(Ninja)
忍術(3)(黒)(黒)((3)(黒)(黒),あなたがコントロールする、ブロックされなかった攻撃しているクリーチャー1体を手札に戻す:あなたの手札からこのカードを、タップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出す。)
鬼の下僕、墨目がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはそのプレイヤーの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたのコントロール下で戦場に出してもよい。
(1)(黒):鬼の下僕、墨目を再生する。
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 忍者(Ninja)
上忍術(青)(黒)((青)(黒),あなたがコントロールしていてブロックされていない攻撃クリーチャー1体を手札に戻す:あなたの手札か統率領域からこのカードをタップ状態で攻撃している状態で戦場に出す。)
あなたがコントロールしている忍者(Ninja)1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開してあなたの手札に加える。各対戦相手はそれぞれ、そのカードのマナ総量に等しい点数のライフを失う。
初出は神河謀叛。神河ブロックでもこのセットのみの登場であり、マイナーな種族だったが、プレインチェイス2012、統率者2018、モダンホライゾンで再登場し、それぞれで新規カードが追加された。ネタとしては人気の種族で、エイプリル・フールのネタに使われたほか、銀枠セットのUnstableにも新たに2体登場した。
青と黒、あるいは青黒の多色にのみ存在する。神河ブロックの忍者は青単色は人間、黒単色はネズミのクリーチャー・タイプを合わせ持つ。
神河ブロックの忍者はすべて忍術と、戦闘ダメージを与えた時に誘発する誘発型能力(サボタージュ能力)を持つ。以降の忍者も概ねそのデザインを踏襲していたが、モダンホライゾンでは忍者=忍術+サボタージュ能力という固定概念から解放することを目的とし、忍者のフレーバーとしての「ブロックされない」ことを重視しつつも、忍術もサボタージュ能力も持たない忍者が登場している[1]。
部族カードは忍術をサポートするロード的存在の静風の日暮/Higure, the Still Wind、虎の影、百合子/Yuriko, the Tiger's Shadow、喉追い/Throatseeker、巧妙な潜入者/Ingenious Infiltratorが存在する。ほかにも、墓地から忍者につけることができるオーラの煙の覆い/Smoke Shroud、忍者専用ではないが組み合わせると有効な装備品である手裏剣/Shuriken、忍者対策カードである鼠の影張り/Nezumi Shadow-Watcherが存在する。忍びの釵/Sai of the Shinobiも忍者との相性の良さとそのカード名から、ある種の部族カードと言える。
伝説の忍者は統率者2018現在、静風の日暮、鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni、虎の影、百合子/Yuriko, the Tiger's Shadowの3体。
- 忍者に変化させるカードは、逆嶋の学徒/Sakashima's Studentがコピーに際し忍者のサブタイプを付加する。
- パーミッションに強く(忍術は呪文ではないため打ち消しなどで妨害されない)、親和が消えて青単色がメタに上がってきた事により一時期人気を博す。神河救済での増員によってはトーナメントレベルの活躍もあるかと期待されたが、結局登場しなかったため部族デッキとしての忍者の活躍は断たれてしまった。もちろん忍者ファンも多く、使用できるトーナメントの予選などでは少数見かけることはある。
- 当時のスタンダードにおける使用頻度は深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hoursが断トツで、鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oniと大牙の衆の忍び/Okiba-Gang Shinobiを除いて他はあまり使われなかった。
- Unstableではずばり忍者/Ninjaという拡張クリーチャーも登場した。拡張能力をインスタント・タイミングで起動できるという形で「忍者らしさ」が表現されており、宿主に与えるのもサボタージュ能力である。
脚注
- ↑ Ethan Fleischer(Ethan FleischerのTwitter 2019年5月31日)