溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drowned

提供:MTG Wiki

2021年11月22日 (月) 16:39時点におけるKnl (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Lier, Disciple of the Drowned / 溺神の信奉者、リーア (3)(青)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

すべての呪文は打ち消されない。
あなたの墓地にありインスタントやソーサリーであるすべてのカードはフラッシュバックを持つ。そのフラッシュバック・コストは、そのカードのマナ・コストに等しい。

3/4

すべての呪文打ち消されなくなる能力と、自分の墓地にあるインスタントソーサリーフラッシュバックを与える能力という2種類の常在型能力を持つ伝説のクリーチャー

戦場に出てしまえば莫大なカード・アドバンテージを獲得できる。本領を発揮するために、考慮/Consider切削などで予め墓地を肥やしておいてから畳みかけたい。一方、性質上今引きに対してはほぼ無力。自身を逃がせる手段は予め準備しておきたいところ。

打ち消しを多用するコントロールデッキにとってはマストカウンター。限定的ながら護法対策にもなる。そういったデッキへ通して守り切ることができれば圧倒的に優位な状況を築けるが、こちらを狙う除去を打ち消すこともできなくなるのには注意。バウンスなどでこれ自体を守ることもできるが戦場を離れてしまい常在型能力が途切れてしまうし、マナ総量がそれなりに重いこともあって軽量の除去を連打されてしまうとテンポ・アドバンテージで後れを取るかいずれ討ち取られるか。呪禁を持たせたり、事前に手札破壊手札の内容を見る効果により安全を確認してから戦場に出てもらうのがよいだろう。

ゼロ除算/Divide by Zeroなどであれば自身の能力に阻害されずに事実上の打ち消しとして使えるので相性は特に良好だが、逆に相手がそういったカードを使ってくる可能性も忘れずにおきたい。

スタンダードではグリクシス天啓に採用される。

  • 使い勝手は過去にあったヨーグモスの行動計画/Yawgmoth's Agendaに近い。序盤の手札破壊、除去、バウンス呪文を再利用してリソースを稼ぐという点が共通する。またこちらは呪文全てを打ち消されなくすることで、あちらは各ターンに1度しか呪文を唱えられなくすることで打ち消しの再利用を制限している。

ルール

ストーリー

リーア/Lierイニストラード/Innistradに住む人間/Humanの司祭。男性(イラスト1イラスト2)。

リーアは、海と嵐を司る古の神を崇拝する教団の、邪悪で強大な高司祭だ。その教団は吸血鬼/Vampire流城のルノ/Runo Stromkirkが何十年も前に設立したもので、リーアほどに熱心な司祭はこれまでいなかった。彼が説くところによれば、地上は恐怖で覆われており、それは人類が地上を踏むことを意図されていなかった確かな証拠だ。そして教団の崇める神が戻ってきた暁には、海が地上を飲み込み、相応しき者だけが海中の楽園に連れて行かれるのだ。今のところ、この主張は立証されていない。

登場作品・登場記事

脚注

  1. MTG質問箱(認定ジャッジ運営のTwitter 2021年10月15日)
  2. Matt Tabak(Matt Tabakのツイッター 2021年10月17日)

参考

QR Code.gif