原始のタイタン/Primeval Titan

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2022年9月25日 (日) 00:14時点における版


Primeval Titan / 原始のタイタン (4)(緑)(緑)
クリーチャー — 巨人(Giant)

トランプル
原始のタイタンが戦場に出るか攻撃するたび、あなたは「あなたのライブラリーから土地カードを最大2枚まで探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。

6/6

のタイタンはトランプル土地サーチ戦場に出るか、攻撃するたびに基本でない土地も選べる爆発的植生/Explosive Vegetation、のちのカードで言えば砂漠を用いない場合の約束の刻/Hour of Promise誘発する。

目次

解説

戦場に出た時点でアドバンテージを得ており、一度でも攻撃できれば爆発的にマナを伸ばすことができる。ここからさらに重量級カードを連打していくこともできるし、もしと組んでいれば打ち消し用のマナも確保できる。単純なデッキ圧縮効果としてもなかなか。

また基本でない土地もサーチ範囲に入っているため、マナ基盤確保のみならず様々なギミックに応用できる。上陸能力を複数回誘発させたり、ミシュラランドをサーチして頭数を増やしたり、用途は幅広い。

総じて強力なカードであり、タイタン・サイクルの筆頭、基本セット2011トップレアと呼んで間違いないだろう。

活躍

スタンダードで共存していたゼンディカー・ブロックイニストラード・ブロックに様々な能力を持つ土地が収録されていたことは大きな追い風。特に溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacleとは、このカードを出した次のターンには勝てるほどの相性の良さを誇る(→ヴァラクート)。他にも、ウギンの目/Eye of Uginエルドラージの寺院/Eldrazi Templeを揃えて伝説のエルドラージを高速召喚したり(→エルドラージ・ランプ)、各重めパワーカードをかき集めたコントロールデッキの中核にもなったり(→各種ターボランドデッキ)。ゼンディカー・ブロックの退場後も、ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Runを活用したケッシグ・ランプキーカードとして活躍を続け、世界選手権11を制した。

サーチの常として、カードプールが広がればますます強力になる。エクステンデッドでは前述したヴァラクートの他、秘匿土地を中核とした緑白秘匿のキークリーチャーであった。

モダンでもヴァラクートのほかバウンスランドなどを用いるAmulet Comboでサーチ役兼フィニッシャーとして活躍する。雲上の座/Cloudpost死者の原野/Field of the Deadが禁止される前は12post死者の原野でもそれぞれ活躍していた。

レガシーでも12Postでサーチ要員として活躍する。

一方リミテッドでは、基本セット2011および基本セット2012には強烈な基本でない土地が無く、仮にあっても常にピックできるとは限らないので、せいぜい基本土地を持ってきてライブラリー圧縮できるファッティにしかならない。それはそれで強力なのだが、他のタイタンに比べると一段見劣るのは仕方ない。

禁止指定

統率者戦では2012年9月20日に禁止カードに指定された。重いランプ戦術が過剰に存在しすぎたため、その抑制としての決定である[1]

その他

関連カード

サイクル

基本セット2011のタイタン・サイクル。いずれも神話レアで6マナダブルシンボル6/6の巨人であり、戦場に出たときと攻撃したときに誘発する誘発型能力を持つ。基本セット2012でも引き続き再録されている。

脚注

  1. Commander Official Banned List And Format PhilosophyStarCityGames.com 2012年9月19日 Sheldon Menery著)
  2. Completing the Premier Play Picture for 2013(Daily MTG 2013年12月10日)
  3. 射場本正巳氏のTwitter(2021年5月4日)

参考

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