火力

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[[]]が最も得意な[[色の役割]]であり、黎明期から現在まで赤の代名詞ともなっている。次点(というには赤が圧倒的だが)は[[]]で、[[回復]]を伴い[[ドレイン]]になっていることも多い。[[白]]は[[戦闘]]に参加しているクリーチャー限定([[レンジストライク]])。[[青]]は黎明期のもの([[放蕩魔術師/Prodigal Sorcerer]]、[[心霊破/Psionic Blast]]など)が少数あるのみで、色の役割が整理されてからは全くと言っていいほど作られていない。[[緑]]のものはほとんどが[[飛行]]対策カードであるほか、かつては[[スズメバチの一刺し/Hornet Sting]]のような弱い火力もごく少数存在したが[[Mark Rosewater]]によって強く問題視されている。主に緑で火力の代わりに使えるものとして[[格闘]]が登場した。
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1つの[[対象]]にダメージを与える[[単体火力]]ばかりでなく、複数の[[対象]]を取れるものや、すべてのクリーチャーやプレイヤーにダメージを与える[[全体火力]]、決まった点数のダメージを複数の対象に[[割り振る]]割り振り火力などでクリーチャーの軍勢を相手取ることもできる。
  
 
[[除去#確定除去|確定除去]]とは違い[[大型クリーチャー]]への対処は苦手だが、[[小型クリーチャー]]や[[中堅クリーチャー]]を効率よく[[除去]]することに長けており、[[リミテッド]]・[[構築]]ともに重宝される。その[[環境]]にある主要な火力によってしばしば、活躍できるクリーチャーの[[タフネス]]が左右される。
 
[[除去#確定除去|確定除去]]とは違い[[大型クリーチャー]]への対処は苦手だが、[[小型クリーチャー]]や[[中堅クリーチャー]]を効率よく[[除去]]することに長けており、[[リミテッド]]・[[構築]]ともに重宝される。その[[環境]]にある主要な火力によってしばしば、活躍できるクリーチャーの[[タフネス]]が左右される。
  
[[単体火力]]ばかりでなく[[全体火力]]や、複数の[[対象]]を取れるもの、ダメージを[[割り振る]]ものなどでクリーチャーの軍勢を相手取ることもできる。
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[[対戦相手]]に撃って[[ライフ]]を直接減らせるものが多いことも特徴で、膠着状態から最後のライフ数点を削りきるのにも役立つ。たとえ相手が[[ノンクリーチャー]]であろうとも対象には事欠かない。こういった[[本体火力]]でライフを直接削る[[デッキ]]を[[バーン]]と呼ぶ。また[[コンボデッキ]]の中には、[[X火力]]や[[ぶどう弾/Grapeshot]]などを[[フィニッシャー]]とするものも。
  
[[プレイヤー]]を焼けるものが多いことも特徴で、膠着状態から最後の[[ライフ]]数点を削りきるのにも役立つ。たとえ相手が[[ノンクリーチャー]]であろうとも[[対象]]には事欠かない。こういった[[本体火力]]を大量投入した[[デッキ]]を[[バーン]]と呼ぶ。また[[コンボデッキ]]の中には、[[X火力]]や[[ぶどう弾/Grapeshot]]などを[[フィニッシャー]]とするものも。
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基本的には[[インスタント]][[ソーサリー]]のことを火力と呼ぶが、[[起動型能力]][[誘発型能力]]でダメージを与えることができる[[パーマネント]]を「火力(を)内蔵(している)」などとも言う。また火力ではないが、まるで火力のように使える[[速攻]]クリーチャーを[[歩く火力]]と呼ぶ。
  
プレインズウォーカーへの直接ダメージは、[[ドミナリア]][[総合ルール]]が変更するまで[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)#プレインズウォーカーへのダメージの移し替え(廃止)|ややこしい手順]]を踏んでいた。
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[[]]が最も得意な[[色の役割]]であり、黎明期から現在まで赤の代名詞ともなっている。次点(というには赤が圧倒的だが)は[[]]で、[[回復]]を伴い[[ドレイン]]になっていることも多い。[[白]]は[[戦闘]]に参加しているクリーチャー限定([[レンジストライク]])。[[青]]は黎明期のもの([[放蕩魔術師/Prodigal Sorcerer]]、[[心霊破/Psionic Blast]]など)が少数あるのみで、色の役割が整理されてからは全くと言っていいほど作られていない。[[緑]]のものはほとんどが[[飛行]]対策カードであるほか、かつては[[スズメバチの一刺し/Hornet Sting]]のような弱い火力もごく少数存在したが[[Mark Rosewater]]によって強く問題視されている。主に緑で火力の代わりに使えるものとして[[格闘]]が登場した。
  
基本的には[[インスタント]][[ソーサリー]]のことを火力と呼ぶが、[[起動型能力]][[誘発型能力]]でダメージを与えることができる[[パーマネント]]を「火力(を)内蔵(している)」などとも言う。また火力ではないが、まるで火力のように使える[[速攻]]クリーチャーを[[歩く火力]]と呼ぶ。
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[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]への直接ダメージは、[[ドミナリア]][[総合ルール]]が変更するまでややこしい手順を踏んでいた。(→[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)#プレインズウォーカーへのダメージの移し替え(廃止)]]
  
 
*火力という呼び方も赤のイメージからきており、[[火炎/Flare|火炎]]のみならず[[地震/Earthquake|地震]]、[[電撃破/Lightning Blast|電撃]]、[[溶岩の投げ矢/Lava Dart|溶岩]]、[[岩崩れ/Rock Slide|岩石]]、[[音波の炸裂/Sonic Burst|大きい音]]など多彩。
 
*火力という呼び方も赤のイメージからきており、[[火炎/Flare|火炎]]のみならず[[地震/Earthquake|地震]]、[[電撃破/Lightning Blast|電撃]]、[[溶岩の投げ矢/Lava Dart|溶岩]]、[[岩崩れ/Rock Slide|岩石]]、[[音波の炸裂/Sonic Burst|大きい音]]など多彩。

2018年12月24日 (月) 16:39時点における版

火力(Burn)は、クリーチャープレインズウォーカープレイヤーに直接ダメージ与える呪文の俗称である。動詞形で焼く(Burn)とも。


Shock / ショック (赤)
インスタント

1つを対象とする。ショックはそれに2点のダメージを与える。


目次

解説

1つの対象にダメージを与える単体火力ばかりでなく、複数の対象を取れるものや、すべてのクリーチャーやプレイヤーにダメージを与える全体火力、決まった点数のダメージを複数の対象に割り振る割り振り火力などでクリーチャーの軍勢を相手取ることもできる。

確定除去とは違い大型クリーチャーへの対処は苦手だが、小型クリーチャー中堅クリーチャーを効率よく除去することに長けており、リミテッド構築ともに重宝される。その環境にある主要な火力によってしばしば、活躍できるクリーチャーのタフネスが左右される。

対戦相手に撃ってライフを直接減らせるものが多いことも特徴で、膠着状態から最後のライフ数点を削りきるのにも役立つ。たとえ相手がノンクリーチャーであろうとも対象には事欠かない。こういった本体火力でライフを直接削るデッキバーンと呼ぶ。またコンボデッキの中には、X火力ぶどう弾/Grapeshotなどをフィニッシャーとするものも。

基本的にはインスタントソーサリーのことを火力と呼ぶが、起動型能力誘発型能力でダメージを与えることができるパーマネントを「火力(を)内蔵(している)」などとも言う。また火力ではないが、まるで火力のように使える速攻クリーチャーを歩く火力と呼ぶ。

が最も得意な色の役割であり、黎明期から現在まで赤の代名詞ともなっている。次点(というには赤が圧倒的だが)はで、回復を伴いドレインになっていることも多い。戦闘に参加しているクリーチャー限定(レンジストライク)。は黎明期のもの(放蕩魔術師/Prodigal Sorcerer心霊破/Psionic Blastなど)が少数あるのみで、色の役割が整理されてからは全くと言っていいほど作られていない。のものはほとんどが飛行対策カードであるほか、かつてはスズメバチの一刺し/Hornet Stingのような弱い火力もごく少数存在したがMark Rosewaterによって強く問題視されている。主に緑で火力の代わりに使えるものとして格闘が登場した。

プレインズウォーカーへの直接ダメージは、ドミナリア総合ルールが変更するまでややこしい手順を踏んでいた。(→プレインズウォーカー (カード・タイプ)#プレインズウォーカーへのダメージの移し替え(廃止)

代表的な火力

マジックには多数の火力が存在するが、その中にはコスト効果が似通ったグループが存在する。このページではそれらのグループの中で基本的なもの、あるいは特に知名度が高いものを挙げる。各グループ亜種の詳しいリストについてはそれぞれのページの関連カードの節を参照。

脚注

  1. Feel the Burn/燃える思い第2条:重複に注意(Web Archive)(Latest Developments 2005年6月3日)

参考

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