蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queen

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2021年9月6日 (月) 21:25時点におけるPalmatumn (トーク | 投稿記録)による版
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Lolth, Spider Queen / 蜘蛛の女王、ロルス (3)(黒)(黒)
伝説のプレインズウォーカー — ロルス(Lolth)

あなたがコントロールしているクリーチャー1体が死亡するたび、蜘蛛の女王、ロルスの上に忠誠(loyalty)カウンター1個を置く。
[0]:あなたはカード1枚を引き、1点のライフを失う。
[-3]:威迫と到達を持つ黒の2/1の蜘蛛(Spider)クリーチャー・トークン2体を生成する。
[-8]:あなたは「あなたがコントロールしている1体以上のクリーチャーが対戦相手1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがこのターンに失ったライフが8点より少ない場合、そのプレイヤーは、その差に等しい点数のライフを失う。」を持つ紋章を得る。

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伝説のプレインズウォーカーとしてカード化されたダンジョンズ&ドラゴンズの邪神。コストがプラスの忠誠度能力を持たないタイプのプレインズウォーカーで、代わりに自分クリーチャーが死亡するたび忠誠度を上げる誘発型能力を持つ。忠誠度能力はライフロス付きのドロー蜘蛛・クリーチャー・トークン生成クリーチャー攻撃によって減らせるライフを8点分保証する紋章の獲得。

誘発型能力
自分のクリーチャーが死亡するたびに忠誠カウンターを1つ得る。プラス能力を持たないため、ロルス単独で忠誠度を上げる唯一の要素となる。
±0能力
ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arenaに近い、によくあるライフを代償にしたドロー。忠誠度こそ上がらないが、防御手段が確保できているなら相応に効率的なカード・アドバンテージをもたらす。
-3能力
威迫到達を持つ2/1の蜘蛛2体を生成する。
忠誠度の消費はやや大きいものの、攻防に役立つ能力を持つクリーチャーを2体も出せる。ロルス自身を守るのにもボード・アドバンテージ面からも重要な能力。
出した蜘蛛が死亡する予定ならば誘発型能力によって2点分の忠誠度が返ってくるため、実質的な忠誠度消費はそこまで大きくない。
-8能力
あまり類を見ない効果だが、要は「戦闘ダメージを1点でも与えさえすれば、ターン中の他効果での減少分と戦闘ダメージと合わせて合計8点に届くように対戦相手ライフを失わせる」というもの。例えば、1点の戦闘ダメージが通っただけならば7点、戦闘前に火力で2点のダメージを与えたのち2点の戦闘ダメージが通ったなら4点のライフを失わせる。
回避能力などで攻撃が通りさえすれば、小型クリーチャーであっても3ターンクロックに跳ね上がる。先制攻撃二段攻撃と相性が良い。第1戦闘ダメージ・ステップのダメージ計算時に「8点保証」が行われたのち、第2戦闘ダメージ・ステップのダメージ計算が通常通り行われるためである。パワー2の二段攻撃持ち1体、あるいはパワー2の先制攻撃持ち1体と同じくパワー2のバニラとをあなたがコントロールしていた場合、一回の戦闘で対戦相手が失うライフは最大10点、2ターンで20点を奪える計算となる。

誘発能力の特性上、4体のクリーチャーとサクり台コントロールしている場合は、戦場に出たターンに-8能力を使用できる。アタッカー兼忠誠度の補給手段として蜘蛛トークンを連続して出し続ける運用も可能なことから、サクリファイスデッキとの相性は非常に良い。一方で、クリーチャートークン生産とドローエンジンとを兼用するプレインズウォーカーという点のみで5マナ域のパーマネントとして十二分なアドバンテージをもたらすため、無理をして-8能力を狙わなくとも盤面をじわじわと制圧してゆくパフォーマンスを持つ。よってビートダウンコントロールでも運用に耐え得る、使い勝手の良いカードとなっている。

ルール

誘発型能力
  • 蜘蛛の女王、ロルスと自分のクリーチャーが同時に死亡した場合、忠誠度の加算はロルスが墓地に送られたあとに行われるため、ロルスは戦場には残らない。
-8能力
  • ターン中でのライフの増減を参照する多くのカードと同じく、実際に失った値を参照し、加算値による修整は行われない。たとえば、このターン合計4点の戦闘ダメージを対戦相手に与え、その前後に対戦相手が4点のライフを得ていた場合、紋章によって追加されるライフの喪失は8-4=4点であり、8-4+4=8点とはならない。
  • そのターン対戦相手がすでに8点以上のライフを失っている場合、紋章の効果は発生しない。このため、なんらかの手段で8点のライフを自ら支払うことで、前述した二段攻撃や先制攻撃と組み合わせてのダメージを抑える類の戦術も理論としては可能である。

関連カード

サイクル

フォーゴトン・レルム探訪プレインズウォーカーサイクル。各に1枚ずつ存在する。稀少度神話レア

いずれもダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクターであり、背景設定上はプレインズウォーカー/Planeswalkerではない。

ストーリー

ロルス/Lolthダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクター。上級。女性。エルフの姿、あるいはエルフの上半身と蜘蛛の下半身から成る姿で現れる(イラスト1イラスト2)。属性は混沌にして悪。「デヴィル」であるアスモデウス/Asmodeusと対立する超存在「デーモン」であり、デーモンたちの拠点である外方次元界「アビス」第666層に棲まう。

ロルスは欺瞞の網を紡ぎ、破壊と混沌を喰らう古の女神だ。彼女はアンダーダーク/The Underdark(地下世界)に住むドラウ/Drow(ダークエルフ)の教団を世界の他のものから隔離し、支配し続けている。

何千年も昔、ロルスはエルフの神々の戦争を焚きつけ、エルフの民を永遠に分断した。それから彼女はドラウの集団を説き伏せ、アンダーダークへと連れてきた――今日に至っても、彼らはロルスの熱狂的な信者のままでいる。

蜘蛛の女王/The Spider Queen、あるいは蜘蛛のデーモンの女王/The Demon Queen of Spidersとしても知られるロルスは、信者たちの絶対的な忠誠心を集めている。彼女の要求が何であれ、彼らは従う。

彼女にとっては信者も生贄も等しく玩具に他ならない。特に気に入ったドラウを見つけると、ロルスは彼らをアビスにおける神殿たるデーモンウェブ・ピッツ/The Demonweb Pitsに呼び寄せ、その信仰と力量を試す(これには信徒同士での殺し合いも含まれる)。試練を乗り越えられなかった者は上半身がダークエルフ・下半身が蜘蛛のキメラ生物「ドライダー/Drider」へと変えられてしまう。

  • このような残酷な行為で悪名を馳せる一方、フォーゴトン・レルム/Forgotten Realmsの舞台である次元/Plane「トリル/Toril」を他次元と行き来できるようにするなど、上級神としての彼女の功績は決して小さくない。

登場作品・登場記事

参考

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