装備品

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
15行: 15行:
 
*クリーチャーを[[強化]]する[[パーマネント]]であるため、しばしば[[オーラ]]と比較される。
 
*クリーチャーを[[強化]]する[[パーマネント]]であるため、しばしば[[オーラ]]と比較される。
 
**最も大きな違いはクリーチャーが[[戦場を離れる|戦場を離れ]]ても装備品は[[戦場]]に残るという点であり、[[カード・アドバンテージ]]を失いにくいという大きな長所になっている。反面、装備[[コスト]]が別途必要な分、[[テンポ・アドバンテージ]]の観点では劣る。
 
**最も大きな違いはクリーチャーが[[戦場を離れる|戦場を離れ]]ても装備品は[[戦場]]に残るという点であり、[[カード・アドバンテージ]]を失いにくいという大きな長所になっている。反面、装備[[コスト]]が別途必要な分、[[テンポ・アドバンテージ]]の観点では劣る。
**装備品の中には[[ETB]]でつける能力を持つことでテンポの改善が図られたものも存在する。[[ゼンディカーの夜明け]]ではすべての装備品がこの能力を持っており、これらは[[即用装備品]]と呼ばれる。
+
**装備品の中には[[ETB]]でつける能力を持つことでテンポの改善が図られたものも存在し、それらは[[即用装備品]]と呼ばれる。[[ゼンディカーの夜明け]]ではすべての装備品が即用装備品であり、それを皮切りにして登場頻度が増えている。
 
*装備品の登場以前にも、[[アシュノッドの戦具/Ashnod's Battle Gear]]や[[流動石の鎧/Flowstone Armor]]など「クリーチャーに持たせる武具」というコンセプトのアーティファクトはいくつか存在しており、それらをメカニズム的に完成させたものと言える。
 
*装備品の登場以前にも、[[アシュノッドの戦具/Ashnod's Battle Gear]]や[[流動石の鎧/Flowstone Armor]]など「クリーチャーに持たせる武具」というコンセプトのアーティファクトはいくつか存在しており、それらをメカニズム的に完成させたものと言える。
 
*[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]や[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]が、そのあまりの凶悪さゆえ「[[壊れ]]」カードとして有名。ここまで極端でなくても強力な装備品は多く、[[浅原晃]]氏は「装備品というシステム自体が強すぎ」と述べている<ref>[http://web.archive.org/web/20090612212447/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/asahara/20050729/index.html タカラトミーマジック公式サイト(WebArchive)]</ref>。実際、[[スタンダード]]において[[石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic]]が[[禁止カード|禁止]]された原因は[[ミラディンの傷跡ブロック]]で多数登場した強力な装備品群にある。[[R&D]]も強力な装備品はすべてのクリーチャーを対処必須な[[フィニッシャー]]としてしまうことに問題を感じ、「強い装備品は作らない」とまで述べている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/smugglers-copter-2016-09-09 Smuggler's Copter]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0017556/ 密輸人の回転翼機]([[Latest Developments]] [[2016年]]9月9日 [[Sam Stoddard]]著)</ref>。
 
*[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]や[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]が、そのあまりの凶悪さゆえ「[[壊れ]]」カードとして有名。ここまで極端でなくても強力な装備品は多く、[[浅原晃]]氏は「装備品というシステム自体が強すぎ」と述べている<ref>[http://web.archive.org/web/20090612212447/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/asahara/20050729/index.html タカラトミーマジック公式サイト(WebArchive)]</ref>。実際、[[スタンダード]]において[[石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic]]が[[禁止カード|禁止]]された原因は[[ミラディンの傷跡ブロック]]で多数登場した強力な装備品群にある。[[R&D]]も強力な装備品はすべてのクリーチャーを対処必須な[[フィニッシャー]]としてしまうことに問題を感じ、「強い装備品は作らない」とまで述べている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/smugglers-copter-2016-09-09 Smuggler's Copter]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0017556/ 密輸人の回転翼機]([[Latest Developments]] [[2016年]]9月9日 [[Sam Stoddard]]著)</ref>。

2023年11月28日 (火) 15:20時点における版

装備品(Equipment)はアーティファクト・タイプの1つである。その名の通り装備品で、武器(弓矢など)・防具(など)・装飾品(指輪など)を表す。


Leonin Scimitar / レオニンの円月刀 (1)
アーティファクト — 装備品(Equipment)

装備しているクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
装備(1)((1):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)



Leech Gauntlet / ヒルの篭手 (1)(黒)
アーティファクト クリーチャー — 装備品(Equipment) ヒル(Leech)

絆魂
装備しているクリーチャーは絆魂を持つ。
換装(4)((4):これを、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象としてつけるか、クリーチャーからはずす。換装はソーサリーとしてのみ行う。ついている間、これはクリーチャーではない。)

2/2


Steelshaper's Gift / 鋼打ちの贈り物 (白)
ソーサリー

あなたのライブラリーから装備品(Equipment)カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。


原則として、装備品はキーワード能力の「装備」を持っており、装備能力起動することにより、クリーチャーつけることができる。一部の装備品は同時にクリーチャーでもあり、装備の代わりに「換装」能力を持つ。

装備換装に関するルール上の詳細はそれぞれの項を参照のこと。

脚注

  1. タカラトミーマジック公式サイト(WebArchive)
  2. Smuggler's Copter/密輸人の回転翼機Latest Developments 2016年9月9日 Sam Stoddard著)

参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif