黒死病/Pestilence

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
22行: 22行:
 
==関連カード==
 
==関連カード==
 
===主な亜種===
 
===主な亜種===
黒死病のように何回も[[起動]]可能な各クリーチャーと各プレイヤーへの全体火力を持つ[[黒]]の[[ペスト]][[カード]]。特記しない限りエンチャント。ダメージが1回のみのものは[[乾きの呪文/Dry Spell]]を参照のこと。
+
黒死病のように何回も[[起動]]可能な各クリーチャーと各プレイヤーへの全体火力を持つ[[黒]]の[[ペスト]][[カード]]。特記しない限りエンチャントの起動型能力。ダメージが1回のみのものは[[乾きの呪文/Dry Spell]]を参照のこと。
  
 
*[[Withering Wisps]] - 1[[マナ]]軽くなったが、[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している[[氷雪]][[沼]]の数までしか起動できない。(1)(黒)(黒)。([[アイスエイジ]])
 
*[[Withering Wisps]] - 1[[マナ]]軽くなったが、[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している[[氷雪]][[沼]]の数までしか起動できない。(1)(黒)(黒)。([[アイスエイジ]])
*[[墓所のネズミ/Crypt Rats]] - 1/1の[[ネズミ]]・クリーチャー。黒マナの(X)で起動可能。(2)(黒)。([[ビジョンズ]])
+
*[[墓所のネズミ/Crypt Rats]] - 1/1の[[ネズミ]]・クリーチャー。[[黒マナ]]の(X)で起動可能。(2)(黒)。([[ビジョンズ]])
 
**[[保菌獣/Infected Vermin]] - 1/1のネズミ・クリーチャー。(2)(黒)で起動可能。[[スレッショルド]]で3点ダメージに強化。(2)(黒)。([[オデッセイ]])
 
**[[保菌獣/Infected Vermin]] - 1/1のネズミ・クリーチャー。(2)(黒)で起動可能。[[スレッショルド]]で3点ダメージに強化。(2)(黒)。([[オデッセイ]])
 
*[[悪のただれ/Festering Evil]] - あなたのアップキープごとに誘発する。(黒)(黒)支払ってこれを生け贄に捧げて3点ダメージの起動も出来る。(3)(黒)(黒)。([[ウェザーライト]])
 
*[[悪のただれ/Festering Evil]] - あなたのアップキープごとに誘発する。(黒)(黒)支払ってこれを生け贄に捧げて3点ダメージの起動も出来る。(3)(黒)(黒)。([[ウェザーライト]])
 
**[[疫病吐き/Plague Spitter]] - 2/2の[[ホラー]]・クリーチャーになった悪のただれ。生け贄でなく[[PIG]]能力によって1点ダメージ。(2)(黒)。([[インベイジョン]])
 
**[[疫病吐き/Plague Spitter]] - 2/2の[[ホラー]]・クリーチャーになった悪のただれ。生け贄でなく[[PIG]]能力によって1点ダメージ。(2)(黒)。([[インベイジョン]])
*[[のたうつウンパス/Thrashing Wumpus]] - 3/3の[[ビースト]]・クリーチャー。(3)(黒)(黒)。([[メルカディアン・マスクス]])
+
*[[のたうつウンパス/Thrashing Wumpus]] - 3/3の[[ビースト]]・クリーチャー。(黒)で起動可能。(3)(黒)(黒)。([[メルカディアン・マスクス]])
*[[最後の笑い/Last Laugh]] - 最後の笑い以外のパーマネントが1つ戦場からいずれかの墓地に置かれるたび誘発する。(2)(黒)(黒)。([[トーメント]])
+
*[[有毒の原野/Noxious Field]] - エンチャント([[土地]])の[[オーラ]]版。起動にマナは不要だが[[タップ能力]]。(1)(黒)(黒)。([[プロフェシー]])
*[[黒死病の悪魔/Pestilence Demon]] - 7/6の[[飛行]]持ち[[デーモン]]・クリーチャー。 (5)(黒)(黒)(黒)。([[エルドラージ覚醒]])
+
*[[亡者の悲鳴/Screams of the Damned]] - (1)(黒)と[[墓地]]のカード1枚[[追放]]で起動可能。(3)(黒)(黒)。(オデッセイ)
 +
*[[最後の笑い/Last Laugh]] - 起動型能力でなく、これ以外のパーマネントが1つ戦場からいずれかの墓地に置かれるたび誘発する。(2)(黒)(黒)。([[トーメント]])
 +
*[[膿絡み/Festercreep]] - 0/0の[[エレメンタル]]・クリーチャー。(1)(黒)とこれ自身の[[+1/+1カウンター]]を1つ取り除いて起動可能。(1)(黒)。(モーニングタイド)
 +
**[[執行の悪魔/Carnifex Demon]] - 6/6[[飛行]]持ち[[デーモン]]・クリーチャー。[[-1/-1カウンター]]を他の各クリーチャーに置く。(黒)と自身の-1/-1カウンターを1つ取り除いて起動可能。(4)(黒)(黒)。([[ミラディンの傷跡]])
 +
**[[喧騒の指揮者/Conductor of Cacophony]] - 2/1のデーモン・クリーチャー。(黒)とこれ自身の+1/+1カウンターを1つ取り除いて起動可能。(3)(黒)。([[ジャンプスタート2022]])
 +
*[[黒死病の悪魔/Pestilence Demon]] - 7/6の飛行持ちデーモン・クリーチャー。 (黒)で起動可能。(5)(黒)(黒)(黒)。([[エルドラージ覚醒]])
  
 
また、[[タイムシフト]]カードとして[[赤]]の[[紅蓮炎血/Pyrohemia]]([[次元の混乱]])が存在する。
 
また、[[タイムシフト]]カードとして[[赤]]の[[紅蓮炎血/Pyrohemia]]([[次元の混乱]])が存在する。

2023年2月3日 (金) 06:03時点における版


Pestilence / 黒死病 (2)(黒)(黒)
エンチャント

終了ステップの開始時に、クリーチャーが戦場に存在しない場合、黒死病を生け贄に捧げる。
(黒):黒死病は、各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれ1点のダメージを与える。


「すべてのクリーチャープレイヤーダメージ」という呪文能力の中でも、最古のカードの1つ。第6版までは皆勤賞であった。

タフネスのクリーチャーをまとめて除去できるだけでなく、いざとなれば対戦相手にとどめを刺すエンドカードとしても使用できる。

生け贄に捧げる」のペナルティ能力終了ステップ開始時にクリーチャーがいない場合誘発し、解決時に再度チェックが入る(if節ルール)。そのため、様々な抜け道がある。

  • 例1:プロテクション)持ち、破壊不能持ち、高タフネスのクリーチャーを用意する。
  • 例2:終了ステップのチェック時にクリーチャーが戦場に存在してさえいればよいので、それが例え「ターン終了時までクリーチャー化したパーマネント」であっても構わない。例えばミシュラランド等。
  • 例3:対戦相手の終了ステップ中に起動する。その結果もしクリーチャーがいなくなったとしても、「終了ステップの開始時」は既に過ぎているため、生け贄には捧げられずに自分のターンを迎えられる。その後、自分のターン中で新たなクリーチャーを戦場に出せばよい。
  • 例4:「終了ステップ開始時に戦場に戻る能力」を持ったクリーチャーと組み合わせる。

プレイヤー自身のライフへの被害を抑える方法としては、黒の防御円/Circle of Protection: Blackウルザの鎧/Urza's Armorが使用される場合が多い。

  • なおマジックルールが整理中だった黎明期において、この手のカードは起動コストを「一括払い」する事により、ダメージもまた「一塊」扱いする事ができた。例えばこれの場合「黒マナ3点を一気に支払う事で全体に3点のダメージ。」という事ができた。そのため、防御円での軽減誘発型能力誘発に関わる差が生まれていた。もちろん、現ルールにおいてその様な行為は不可能である。

低タフネスのクリーチャー群を壊滅させる点、相手の増援や厄介なシステムクリーチャーの滞在を許さない点、繰り返し使用可能な点、エンドカードに成り得る点。これら4点はリミテッドにおいて非常に強力過ぎた。登場当初からコモンで登場し続けていたが、リミテッドにおけるゲームバランスが考慮され、第6版ではアンコモンとなった。また、後述する関連カードのレアリティもアンコモン以上である場合が多い。

関連カード

主な亜種

黒死病のように何回も起動可能な各クリーチャーと各プレイヤーへの全体火力を持つペストカード。特記しない限りエンチャントの起動型能力。ダメージが1回のみのものは乾きの呪文/Dry Spellを参照のこと。

また、タイムシフトカードとして紅蓮炎血/Pyrohemia次元の混乱)が存在する。

参考

QR Code.gif