白コントロール

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[[色]]の特性上、[[マス・デストラクション]]型の[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]になることが多い。
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[[ボードコントロール]]に長け、通常[[破壊|壊せ]]ない[[パーマネント]]は[[土地]]ぐらいのもの。場合によってはそれすら[[ハルマゲドン/Armageddon]]などで補う場合もある。[[クリーチャー]][[除去]]は[[単体除去]]に融通が利かない面があるものの、[[全体除去]]による強力なアドバンテージの獲得によりそれを補っている。
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[[ボードコントロール]]に長け、通常[[破壊|壊せ]]ない[[パーマネント]]は[[土地]]ぐらいのもの。場合によってはそれすら[[ハルマゲドン/Armageddon]]などで補う場合もある。[[クリーチャー]][[除去]]は[[単体除去]]に融通が利かない面があるものの、[[全体除去]]による強力な[[アドバンテージ]]の獲得によりそれを補っている。
  
その性質上、パーマネント、特にクリーチャーの展開を中心とした[[ビートダウンデッキ]]には圧倒的に強いが、逆にパーマネントの展開をしないタイプの[[コントロールデッキ]][[コンボデッキ]]には絶望的に弱い。良くも悪くも相性差が激しいため、[[カードプール]]や[[メタゲーム]]をうまく読まないとなかなか[[トーナメント]]までは台頭してこない、扱いの難しいデッキ。多くの場合、他の色を[[多色|混ぜて]]隙を埋めた形となり、[[青白コントロール]]などがその代表格。
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その性質上、パーマネント、特にクリーチャーの[[展開]]を中心とした[[ビートダウンデッキ]]には圧倒的に強いが、逆にパーマネントの展開をしないタイプのコントロールデッキや[[コンボデッキ]]には絶望的に弱い。良くも悪くも相性差が激しいため、[[カードプール]]や[[メタゲーム]]をうまく読まないとなかなか[[トーナメント]]までは台頭してこない、扱いの難しいデッキ。多くの場合、他の色を混ぜて隙を埋めた形となり、[[青白コントロール]]などがその代表格。
  
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また、高貴なる行いの書は[[不詳の安息地/Faceless Haven]]と2枚[[コンボ]]にもなる。そのためこれら両方を[[サーチ]]できる[[栄光の探索/Search for Glory]]も採用される。
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*備考
 
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**[[グランプリ神戸08]] 16位 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Events.aspx?x=mtgevent/gpkob08/welcome-ja 参考])
 
**[[グランプリ神戸08]] 16位 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Events.aspx?x=mtgevent/gpkob08/welcome-ja 参考])
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**製作者:[[八十岡翔太]]
 
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**カナダ[[州別選手権]]2007(Manitoba 4位)([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Events.aspx?x=mtgevent/states07/standardmb 参考])
 
**カナダ[[州別選手権]]2007(Manitoba 4位)([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Events.aspx?x=mtgevent/states07/standardmb 参考])
**使用者:[[Keifer OConnor]]
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**スタンダード([[第10版]]+[[コールドスナップ]]+時のらせんブロック+ローウィン)
 
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*備考
 
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**[[グランプリデトロイト03]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/events/gpdet03 参考])
 
**[[グランプリデトロイト03]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/events/gpdet03 参考])
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**[[The Finals03]] 優勝 ([http://web.archive.org/web/20090215050330/http://mtg.takaratomy.co.jp/tc/finals/2003/index.html 参考])
 
**[[The Finals03]] 優勝 ([http://web.archive.org/web/20090215050330/http://mtg.takaratomy.co.jp/tc/finals/2003/index.html 参考])
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**[[スタンダード]]([[第8版]]+[[オンスロート・ブロック]]+[[ミラディン]])
 
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**[[マスクス・ブロック構築]]([[メルカディアン・マスクス]]+[[ネメシス]]+[[プロフェシー]])
 
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==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/197 Breaking White Control!] ([[WotC]]、文:[[Mike Flores]])
+
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/breaking-white-control-2004-02-23 Breaking White Control](Feature [[2004年]]2月23日 [[Mike Flores]]著)
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
  

2023年12月31日 (日) 23:30時点における最新版

白コントロール(Mono-White Control)は、白単色で組まれたコントロールデッキの総称。

目次

[編集] 概要

の特性上、マス・デストラクション型のコントロールデッキになることが多い。



ボードコントロールに長け、通常壊せないパーマネント土地ぐらいのもの。場合によってはそれすらハルマゲドン/Armageddonなどで補う場合もある。クリーチャー除去単体除去に融通が利かない面があるものの、全体除去による強力なアドバンテージの獲得によりそれを補っている。

その性質上、パーマネント、特にクリーチャーの展開を中心としたビートダウンデッキには圧倒的に強いが、逆にパーマネントの展開をしないタイプのコントロールデッキやコンボデッキには絶望的に弱い。良くも悪くも相性差が激しいため、カードプールメタゲームをうまく読まないとなかなかトーナメントまでは台頭してこない、扱いの難しいデッキ。多くの場合、他の色を混ぜて隙を埋めた形となり、青白コントロールなどがその代表格。

[編集] ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期

イニストラード:真夜中の狩りの参入により、ライフ回復を中心とする白単色デッキスタンダード環境に姿を現した。



高貴なる行いの書/The Book of Exalted Deedsの存在下で、活力回復/Revitalize治癒のポーション/Potion of Healing大界の探検/Explore the Vastlandsといったライフ回復カードを毎ターン使用してトークン生成し、盤面を押しとどめる。さらにシガルダの輝き/Sigarda's Splendorを設置し、それらの回復手段と、運命的不在/Fateful Absenceドゥームスカール/Doomskarなどの除去を用いてライフを維持し、ハンド・アドバンテージを稼ぐ。

また、高貴なる行いの書は不詳の安息地/Faceless Havenと2枚コンボにもなる。そのためこれら両方をサーチできる栄光の探索/Search for Gloryも採用される。

[編集] サンプルリスト

Mono-White Control [1]
土地 (24)
4 不詳の安息地/Faceless Haven
20 冠雪の平地/Snow-Covered Plains
クリーチャー (4)
4 さまようアルカイック/Wandering Archaic
呪文 (32)
4 ドゥームスカール/Doomskar
4 栄光の探索/Search for Glory
4 運命的不在/Fateful Absence
4 活力回復/Revitalize
1 アイ・オヴ・ヴェクナ/Eye of Vecna
4 ポータブル・ホール/Portable Hole
4 治癒のポーション/Potion of Healing
4 高貴なる行いの書/The Book of Exalted Deeds
3 シガルダの輝き/Sigarda's Splendor
サイドボード (15)
1 シガルダの輝き/Sigarda's Splendor
3 聖戦士の奇襲兵/Cathar Commando
3 神聖なる一撃/Divine Smite
3 フェリダーの撤退/Felidar Retreat
3 真髄の針/Pithing Needle
2 大群退治/Vanquish the Horde


[編集] ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築

ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築では、トークン生成とクリーチャー除去に重きを置いたデッキが少数ながら登場した。



トークンを並べる戦略はキスキンと同様であり、ゲームを長期化させることを意識して構成されたキスキンの派生デッキと言える。

神聖なる埋葬/Hallowed Burial損ない/Unmakeなどの豊富なクリーチャー除去、ブロッカーとして使える幽体の行列/Spectral Processionなどのトークンによってビートダウンと有利に渡り合える。特に、メタゲームの最も中心に位置するキスキンを強く意識している。

キスキンと有利に戦える一方、メタゲームの2番手である青黒フェアリーとの相性は非常に悪い。静月の騎兵/Stillmoon Cavalierホブゴブリンの隆盛/Rise of the Hobgoblinsなどである程度は戦えるが、基本的に青黒フェアリーとのマッチは半ば諦め、その分キスキンなどの他のデッキに勝てるように調整されている。

[編集] サンプル・レシピ

メインデッキ (61) サイドボード
クリーチャー (17) 2 太陽と月の輪/Wheel of Sun and Moon
3 運命の大立者/Figure of Destiny 3 外身の交換/Crib Swap
4 メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain 4 ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender
4 静月の騎兵/Stillmoon Cavalier 3 薄れ馬/Wispmare
4 雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger 3 ルーンの光輪/Runed Halo
2 名誉の御身/Divinity of Pride
呪文 (18)
4 幽体の行列/Spectral Procession
3 今わの際/Last Breath
2 損ない/Unmake
2 忘却の輪/Oblivion Ring
2 黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane
4 神聖なる埋葬/Hallowed Burial
1 質素な命令/Austere Command
土地 (26)
20 平地/Plains
4 風立ての高地/Windbrisk Heights
2 変わり谷/Mutavault

[編集] 時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック

ローウィンにて忘却の輪/Oblivion Ringを得たことによりボードコントロール力が相対的に上がり、この時期のスタンダードで少数ながら活躍を見せた。

[編集] サンプル・レシピ

White Control [2]
土地 (25)
4 ロノムの口/Mouth of Ronom
4 占術の岩床/Scrying Sheets
16 冠雪の平地/Snow-Covered Plains
1 ウルザの工廠/Urza's Factory
クリーチャー (8)
4 アダーカーの戦乙女/Adarkar Valkyrie
4 砂の殉教者/Martyr of Sands
呪文 (27)
2 不死の標/Beacon of Immortality
4 冷鉄の心臓/Coldsteel Heart
4 糾弾/Condemn
3 忘却の輪/Oblivion Ring
4 斑岩の節/Porphyry Nodes
2 聖なるメサ/Sacred Mesa
4 物語の円/Story Circle
4 神の怒り/Wrath of God
サイドボード (15)
2 隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero
4 暁の魔除け/Dawn Charm
4 十二足獣/Dodecapod
1 忘却の輪/Oblivion Ring
1 聖なるメサ/Sacred Mesa
3 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt


[編集] オンスロート・ブロック期

オンスロート・ブロック構築およびオンスロート・ブロック期のスタンダードで活躍した。



新たな信仰/Renewed Faithなどのライフ回復で時間をかせぎ、アクローマの復讐/Akroma's Vengeance等のリセット戦場を支配する。

フィニッシャーはオンスロート・ブロックが誇る超強力クリーチャー永遠のドラゴン/Eternal Dragon賛美されし天使/Exalted Angel、そして正義の命令/Decree of Justiceが使われる。

ライフ回復や銀騎士/Silver Knightなどの存在によりゴブリンなどのデッキに強い。

スタンダードでは、ミラディンで追加のリセットの忘却石/Oblivion Stoneと対コントロールの切り札精神隷属器/Mindslaverを得て、浅原晃The Finals03で使用し優勝している(→*1)。これはこの当時のメタゲームの中心がブルード親和ゴブリンなど全体除去に弱いデッキが多かったことも大きい。

ダークスティールの登場以降は、全体除去に強い頭蓋骨絞め/Skullclampを乱用する電結親和などがメタの中心となり、一挙に衰退。柔軟性を増すためを加えた青白コントロールが主流となった。

[編集] オンスロート・ブロック構築版

メインデッキ (60) サイドボード
クリーチャー (20) 1 山麓の案内人/Foothill Guide
2 怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath 3 平和な心/Pacifism
4 曙光の精霊/Dawn Elemental 4 白騎士/White Knight
4 永遠のドラゴン/Eternal Dragon 3 翼の破片/Wing Shards
3 賛美されし天使/Exalted Angel 4 拭い去り/Wipe Clean
3 山麓の案内人/Foothill Guide
4 銀騎士/Silver Knight
呪文 (14)
4 アクローマの復讐/Akroma's Vengeance
3 正義の命令/Decree of Justice
3 ドラゴンの鱗/Dragon Scales
4 新たな信仰/Renewed Faith
土地 (26)
18 平地/Plains
4 隔離されたステップ/Secluded Steppe
4 邪神の寺院/Temple of the False God

[編集] スタンダード版

メインデッキ (60) サイドボード
クリーチャー (8) 1 精神隷属器/Mindslaver
4 賛美されし天使/Exalted Angel 2 虚空の杯/Chalice of the Void
4 永遠のドラゴン/Eternal Dragon 4 赤の防御円/Circle of Protection: Red
呪文 (26) 4 聖なる場/Sacred Ground
4 忘却石/Oblivion Stone 1 金粉の光/Gilded Light
3 精神隷属器/Mindslaver 3 翼の破片/Wing Shards
4 神の怒り/Wrath of God
4 アクローマの復讐/Akroma's Vengeance
4 正義の命令/Decree of Justice
3 金粉の光/Gilded Light
4 新たな信仰/Renewed Faith
土地 (26)
12 平地/Plains
4 隔離されたステップ/Secluded Steppe
2 隠れ石/Stalking Stones
4 雲上の座/Cloudpost
4 邪神の寺院/Temple of the False God

[編集] マスクス・ブロック構築

デッキとしてはコントロール色の強いリベリオンが活躍する中、純粋な白単色コントロールデッキも組まれた。



強力なボードコントロール力を持つパララクスの波/Parallax Waveを筆頭に、物語の円/Story Circle浄化の印章/Seal of Cleansingで相手の動きを封じる。

フィニッシャーにはまばゆい天使/Blinding Angel獅子将マギータ/Mageta the Lionなどが使われた。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60) サイドボード
クリーチャー (7) 4 流動石の鎧/Flowstone Armor
4 まばゆい天使/Blinding Angel 2 ぐらつき/Topple
3 獅子将マギータ/Mageta the Lion 4 今わの際/Last Breath
呪文 (28) 3 オーラの破れ目/Aura Fracture
2 取り引きのテーブル/Bargaining Table 2 物語の円/Story Circle
4 キマイラ像/Chimeric Idol
1 旗艦プレデター/Predator, Flagship
4 レイモスの歯/Tooth of Ramos
4 報いの波/Wave of Reckoning
3 チョー=マノの祝福/Cho-Manno's Blessing
4 パララクスの波/Parallax Wave
4 浄化の印章/Seal of Cleansing
2 物語の円/Story Circle
土地 (25)
23 平地/Plains
1 コーの安息所/Kor Haven
1 ラースの果て/Rath's Edge

[編集] ウルザ・ブロック期

茶単デッキの一種、白茶単が登場する。



他の茶単デッキほどは活躍せず、赤茶単タッチリセットを使うケースなども見られた。

[編集] アイスエイジ・ブロック期

プリズンのうち白単色ホワイトトラッシュが登場。



剣を鍬に/Swords to Plowsharesを使用できたこともあって単色化が可能だった。フィニッシャーにはKjeldoran Outpostが使用される。

[編集] エクステンデッド

ゼンディカー参入後には、空の遺跡、エメリア/Emeria, the Sky Ruinを利用したエメリアコントロールが一部で存在した。


詳細はエメリアコントロールを参照。

[編集] モダン

メジャーなデッキではないが、空の遺跡、エメリア/Emeria, the Sky Ruinを利用したエメリアコントロールが一部で存在する。


詳細はエメリアコントロールを参照。

[編集] レガシー

レガシーにも、以前から少数ながら純粋な白単色コントロールデッキは存在していたが、目立った活躍はできていなかった。

しかし、絵描きの召使い/Painter's Servant丸砥石/Grindstoneコンボの登場によって、このコンボをエンドカードに据えた新たなタイプが登場した。このタイプは「マイティ・クイン」などと呼ばれる。



詳細はマイティ・クインの項を参照のこと。


また次元の混乱参入後は、白単色のスタックスである白スタックスが登場した。



詳細は白スタックスを参照のこと。

[編集] 参考

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