能力語
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− | [[キーワード能力]]とは異なりそれ自体にルール上の意味はなく、新メカニズムが導入されたことを明示する、同じメカニズムを持つカードの動きを分かりやすくする、といった役割のために作られたものである<ref>[ | + | [[キーワード能力]]とは異なりそれ自体にルール上の意味はなく、新メカニズムが導入されたことを明示する、同じメカニズムを持つカードの動きを分かりやすくする、といった役割のために作られたものである<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/twinkle-twinkle-little-star-2014-04-28 Twinkle, Twinkle Little Star]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0008841/ きらきら星]([[Making Magic]] 2014年4月28日)</ref>。[[開門]]や[[懲罰者カード|懲罰者]]などのような「公式の通称」を、カードに直接書いたものと思えばよい。 |
− | いずれの能力語も[[ | + | いずれの能力語も[[ルール・テキスト]]から削っても問題なく意味が通るように書いてある。またキーワード能力と違い、(例えば[[地震/Earthquake]]がキーワード能力の[[飛行]]の有無を参照するように)他のカードから能力語の有無が参照されることもない。 |
− | 概念として登場したのは比較的遅めで、初めてカードに印刷されて登場したのは[[神河救済]]の[[魂力]]と[[掃引]]である。その後、[[スレッショルド]]と[[刻印]](と[[ | + | 概念として登場したのは比較的遅めで、初めてカードに印刷されて登場したのは[[神河救済]]の[[魂力]]と[[掃引]]である。その後、[[スレッショルド]]と[[刻印]](と[[アン・ゲーム]]の[[ゴチ]])がキーワード能力から能力語に変更されている。 |
− | *英語版では[[注釈文]]や[[フレイバー・テキスト]] | + | *英語版では[[注釈文]]や[[フレイバー・テキスト]]などと同じく{{Gatherer|id=489948|斜体(イタリック体)で書かれている}}。日本語版では長い間{{Gatherer|id=231721|通常のルール文章と同じフォントが使用されていた}}が、[[エターナルマスターズ]]以降は{{Gatherer|id=490944|教科書体で書かれるようになった}}。 |
*[[マーカー]]としての役割ももっている。例えば[[Magic Online]]などの検索エンジンでカードを検索する場合には能力語を入力するだけでよく、いちいち能力そのものを打つ必要がないためとても便利である。 | *[[マーカー]]としての役割ももっている。例えば[[Magic Online]]などの検索エンジンでカードを検索する場合には能力語を入力するだけでよく、いちいち能力そのものを打つ必要がないためとても便利である。 | ||
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*[[コンフラックス]]で[[版図]]が登場したのを受け、[[インベイジョン・ブロック]]や[[時のらせんブロック]]で同様の能力を持つ過去のカード群(俗に[[所有地カード]]と呼ばれていたものの一部)も、オラクル変更によって版図を使った記述に改められた。 | *[[コンフラックス]]で[[版図]]が登場したのを受け、[[インベイジョン・ブロック]]や[[時のらせんブロック]]で同様の能力を持つ過去のカード群(俗に[[所有地カード]]と呼ばれていたものの一部)も、オラクル変更によって版図を使った記述に改められた。 | ||
− | **一方で、例えば[[愚か者の秘本/Fool's Tome]]はこれより後にでた[[暴勇]]と同様のシステムであるが暴勇を使った記述には改められておらず、[[深海の恐怖/Deep-Sea Terror]]はこれより前に存在したスレッショルドと似たシステムであるが、スレッショルドは使われていない。これらの他にも同様の例はいくつもあるが、[[Mark Rosewater]]によれば、能力語は同じシステムをもつグループであることを把握し易くするためにあるので、セットの中に1枚しかない場合には使われないとのこと<ref>[ | + | **一方で、例えば[[愚か者の秘本/Fool's Tome]]はこれより後にでた[[暴勇]]と同様のシステムであるが暴勇を使った記述には改められておらず、[[深海の恐怖/Deep-Sea Terror]]はこれより前に存在したスレッショルドと似たシステムであるが、スレッショルドは使われていない。これらの他にも同様の例はいくつもあるが、[[Mark Rosewater]]によれば、能力語は同じシステムをもつグループであることを把握し易くするためにあるので、セットの中に1枚しかない場合には使われないとのこと<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/52888178262/ability-words-are-treated-like-reminder-text-given-the Blogatog](Mark Rosewaterのblog 2013年6月13日)</ref>。 |
+ | **[[2022年]]の[[Unfinity]]発売時のオラクル変更で、[[上陸]]に相当するテキストを持つ過去のカード群は上陸を使った記述に改められた<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/unfinity-update-bulletin-2022-10-18 UNFINITY UPDATE BULLETIN]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036416/ 『Unfinity』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)](Announcements [[2022年]]10月18日 [[Jess Dunks]]著)</ref> | ||
*能力語と勘違いしやすい書式の能力も存在するため、混同しないように注意。例えば[[予見]]は[[ルール文章]]だけを見るとなんとなく能力語にも見えるが、[[総合ルール]]で意味が定義されている[[キーワード能力]]である。 | *能力語と勘違いしやすい書式の能力も存在するため、混同しないように注意。例えば[[予見]]は[[ルール文章]]だけを見るとなんとなく能力語にも見えるが、[[総合ルール]]で意味が定義されている[[キーワード能力]]である。 | ||
*キーワード能力における[[キッカー]]ほど顕著ではないが、[[魂力]]と[[湧血]]のように、極めて似通ったものが別の能力語として登場する場合もある。 | *キーワード能力における[[キッカー]]ほど顕著ではないが、[[魂力]]と[[湧血]]のように、極めて似通ったものが別の能力語として登場する場合もある。 | ||
− | *後に、同様の表記でさらにフレイバー面を推し進めた[[フレイバー語]] | + | *後に、同様の表記でさらにフレイバー面を推し進めた[[フレイバー語]]が登場した。主に[[ユニバースビヨンド]]などの[[コラボ]]で原作のフレイバーを表すために使用される。 |
+ | *[[アン・ゲーム]]などのごく特別な場合には、能力語であるか否かがゲームに影響を与えることもある。 | ||
+ | **[[R&D Playtest cards]]の[[Pithing Spyglass (playtest)]]および[[Inspirational Antelope (playtest)]]は能力語を参照する能力を持つ。 | ||
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− | :[[スレッショルド]]、[[暴勇]]、[[ | + | :[[スレッショルド]]、[[暴勇]]、[[金属術]]、[[窮地]]、[[獰猛]]、[[副官]]、[[圧倒]]、[[魔巧]]、[[昂揚]]、[[威光]]、[[集会]]、[[堕落]]、[[落魄]]、[[生存]] |
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:[[魂力]]、[[壮大]]、[[湧血]]、[[盟友]] | :[[魂力]]、[[壮大]]、[[湧血]]、[[盟友]] | ||
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;その他 | ;その他 | ||
− | :[[刻印]]、[[掃引]]、[[光輝]]、[[族系]]、[[同調]]、[[誘引]]、[[奮励]]、[[議決]]、[[協議]]、[[動議]]、[[ゴチ]]、[[英雄の報酬]] | + | :[[刻印]]、[[掃引]]、[[光輝]]、[[族系]]、[[同調]]、[[誘引]]、[[奮励]]、[[議決]]、[[協議]]、[[動議]]、[[ゴチ]]、[[英雄の報酬]]、([[プレインズウォーカーの議決]])、[[秘密会議]] |
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− | <!-- | + | <!--登場順。「分類」3種以上ならば(各種)と記載。アン・ゲームなどは最後に記載。--> |
− | セルの背景色が濃いカードは[[ | + | セルの背景色が濃いカードは[[アン・ゲーム]]などの公式[[フォーマット]]では用いないもの。 |
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|[[刻印]](Imprint)||[[起動型能力]]または[[誘発型能力]]||[[ミラディン・ブロック]]、[[ミラディンの傷跡ブロック]] | |[[刻印]](Imprint)||[[起動型能力]]または[[誘発型能力]]||[[ミラディン・ブロック]]、[[ミラディンの傷跡ブロック]] | ||
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|[[掃引]](Sweep)||[[呪文]]||[[神河救済]] | |[[掃引]](Sweep)||[[呪文]]||[[神河救済]] | ||
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|[[彩色]](Chroma)||(各種)||[[未来予知]]、[[イーブンタイド]] | |[[彩色]](Chroma)||(各種)||[[未来予知]]、[[イーブンタイド]] | ||
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− | |[[版図]](Domain)||(各種)||[[インベイジョン・ブロック]]、[[コンフラックス]]、[[統率者2016]] | + | |[[版図]](Domain)||(各種)||[[インベイジョン・ブロック]]、[[コンフラックス]]、[[統率者2016]]、[[団結のドミナリア]] |
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− | |[[上陸]](Landfall)||[[誘発型能力]]または[[呪文]]||[[ゼンディカー]]、[[ワールドウェイク]]、[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]、[[統率者2018]]、[[ゼンディカーの夜明け]]、[[ゼンディカーの夜明け統率者デッキ]] | + | |[[上陸]](Landfall)||[[誘発型能力]]または[[呪文]]||[[ゼンディカー]]、[[ワールドウェイク]]、[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]、[[統率者2018]]、[[ゼンディカーの夜明け]]、[[ゼンディカーの夜明け統率者デッキ]](現[[落葉樹]]) |
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|[[金属術]](Metalcraft)||(各種)||[[ミラディンの傷跡ブロック]]、[[統率者2018]] | |[[金属術]](Metalcraft)||(各種)||[[ミラディンの傷跡ブロック]]、[[統率者2018]] | ||
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|[[魔巧]](Spell Mastery)||[[呪文]]||[[マジック・オリジン]] | |[[魔巧]](Spell Mastery)||[[呪文]]||[[マジック・オリジン]] | ||
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|[[結集]](Rally)||[[誘発型能力]]||[[戦乱のゼンディカー]] | |[[結集]](Rally)||[[誘発型能力]]||[[戦乱のゼンディカー]] | ||
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|[[集団戦術]](Pack tactics)||[[誘発型能力]]||[[フォーゴトン・レルム探訪]]、[[フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]] | |[[集団戦術]](Pack tactics)||[[誘発型能力]]||[[フォーゴトン・レルム探訪]]、[[フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]] | ||
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+ | |[[集会]](Coven)||(各種)||[[イニストラード:真夜中の狩り]]、[[イニストラード:真夜中の狩り統率者デッキ]] | ||
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+ | |[[団結]](Alliance)||[[誘発型能力]]||[[ニューカペナの街角]]、[[ニューカペナの街角統率者デッキ]] | ||
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+ | |[[堕落]](Corrupted)||(各種)||[[ファイレクシア:完全なる統一]]、[[ファイレクシア:完全なる統一統率者デッキ]] | ||
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+ | |[[プレインズウォーカーの議決]](Will of the Planeswalker)||[[呪文能力]]||[[機械兵団の進軍統率者デッキ]](リリース・ノートでは能力語として紹介されたが総合ルールには記載されていない) | ||
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+ | |[[秘密会議]](Secret council)||(各種)||[[指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ]] | ||
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+ | |[[祝祭]](Celebration)||[[常在型能力]]または[[誘発型能力]]||[[エルドレインの森]] | ||
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+ | |[[パラドックス]](Paradox)||[[誘発型能力]]または[[呪文能力]]||[[ドクター・フー統率者デッキ]] | ||
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+ | |[[落魄]](Descend)||(各種)||[[イクサラン:失われし洞窟]]、[[イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ]] | ||
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+ | |底なしの[[落魄]](Fathomless descent)||(各種)||[[イクサラン:失われし洞窟]] | ||
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+ | |[[雄姿]](Valiant)||誘発型能力||[[ブルームバロウ]] | ||
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+ | |[[違和感]](Eerie)||誘発型能力||[[ダスクモーン:戦慄の館]] | ||
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+ | |[[生存]](Survival)||誘発型能力||ダスクモーン:戦慄の館 | ||
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|Teamwork||[[誘発型能力]]||[[Heroes of the Realm]]([[Sol, Advocate Eternal]]) | |Teamwork||[[誘発型能力]]||[[Heroes of the Realm]]([[Sol, Advocate Eternal]]) | ||
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+ | |Underdog||[[常在型能力]]||[[R&D Playtest cards]]([[Ruff, Underdog Champ (playtest)]]) | ||
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2024年9月22日 (日) 17:10時点における最新版
能力語/Ability Word は、似た機能のカードを1つにまとめて表現するために使われる機構。
Tribal Flames / 部族の炎 (1)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
版図 ― クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。部族の炎は、それにX点のダメージを与える。Xは、あなたがコントロールする土地の中の基本土地タイプの数に等しい。
Metamorphic Wurm / 変態するワーム (3)(緑)(緑)
クリーチャー — 象(Elephant) ワーム(Wurm)
クリーチャー — 象(Elephant) ワーム(Wurm)
スレッショルド ― あなたの墓地にカードが7枚以上あるかぎり、変態するワームは+4/+4の修整を受ける。
3/3[編集] 解説
キーワード能力とは異なりそれ自体にルール上の意味はなく、新メカニズムが導入されたことを明示する、同じメカニズムを持つカードの動きを分かりやすくする、といった役割のために作られたものである[1]。開門や懲罰者などのような「公式の通称」を、カードに直接書いたものと思えばよい。
いずれの能力語もルール・テキストから削っても問題なく意味が通るように書いてある。またキーワード能力と違い、(例えば地震/Earthquakeがキーワード能力の飛行の有無を参照するように)他のカードから能力語の有無が参照されることもない。
概念として登場したのは比較的遅めで、初めてカードに印刷されて登場したのは神河救済の魂力と掃引である。その後、スレッショルドと刻印(とアン・ゲームのゴチ)がキーワード能力から能力語に変更されている。
- 英語版では注釈文やフレイバー・テキストなどと同じく斜体(イタリック体)で書かれている。日本語版では長い間通常のルール文章と同じフォントが使用されていたが、エターナルマスターズ以降は教科書体で書かれるようになった。
- マーカーとしての役割ももっている。例えばMagic Onlineなどの検索エンジンでカードを検索する場合には能力語を入力するだけでよく、いちいち能力そのものを打つ必要がないためとても便利である。
- コンフラックスで版図が登場したのを受け、インベイジョン・ブロックや時のらせんブロックで同様の能力を持つ過去のカード群(俗に所有地カードと呼ばれていたものの一部)も、オラクル変更によって版図を使った記述に改められた。
- 一方で、例えば愚か者の秘本/Fool's Tomeはこれより後にでた暴勇と同様のシステムであるが暴勇を使った記述には改められておらず、深海の恐怖/Deep-Sea Terrorはこれより前に存在したスレッショルドと似たシステムであるが、スレッショルドは使われていない。これらの他にも同様の例はいくつもあるが、Mark Rosewaterによれば、能力語は同じシステムをもつグループであることを把握し易くするためにあるので、セットの中に1枚しかない場合には使われないとのこと[2]。
- 2022年のUnfinity発売時のオラクル変更で、上陸に相当するテキストを持つ過去のカード群は上陸を使った記述に改められた[3]
- 能力語と勘違いしやすい書式の能力も存在するため、混同しないように注意。例えば予見はルール文章だけを見るとなんとなく能力語にも見えるが、総合ルールで意味が定義されているキーワード能力である。
- キーワード能力におけるキッカーほど顕著ではないが、魂力と湧血のように、極めて似通ったものが別の能力語として登場する場合もある。
- 後に、同様の表記でさらにフレイバー面を推し進めたフレイバー語が登場した。主にユニバースビヨンドなどのコラボで原作のフレイバーを表すために使用される。
- アン・ゲームなどのごく特別な場合には、能力語であるか否かがゲームに影響を与えることもある。
[編集] 大まかな分類
- 同じ現在の状態を参照する
- スレッショルド、暴勇、金属術、窮地、獰猛、副官、圧倒、魔巧、昂揚、威光、集会、堕落、落魄、生存
- 同じイベントを参照する
- 上陸、陰鬱、大隊、英雄的、神啓、星座、強襲、結集、紛争、激昂、附則、一徹、魔技、集団戦術、団結、祝祭、パラドックス、雄姿、違和感
- 同じコストを持つ
- 魂力、壮大、湧血、盟友
- 同じ数値を参照する
- 彩色、版図、収斂、宿根、底なしの落魄
- その他
- 刻印、掃引、光輝、族系、同調、誘引、奮励、議決、協議、動議、ゴチ、英雄の報酬、(プレインズウォーカーの議決)、秘密会議
[編集] 能力語一覧
セルの背景色が濃いカードはアン・ゲームなどの公式フォーマットでは用いないもの。
[編集] 脚注
- ↑ Twinkle, Twinkle Little Star/きらきら星(Making Magic 2014年4月28日)
- ↑ Blogatog(Mark Rosewaterのblog 2013年6月13日)
- ↑ UNFINITY UPDATE BULLETIN/『Unfinity』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)(Announcements 2022年10月18日 Jess Dunks著)
[編集] 参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 2 カードの部分
- 207 文章欄
- 207.2 文章欄には、ゲーム上意味を持たないイタリック体の(日本語版では文字サイズが小さいまたは教科書体である)文章が書かれていることがある。
- 207.2c 能力語は、能力の最初にイタリック体で書かれている(以前の日本語版ではフォントが区別されておらず、―で区切られていることで区別する必要があった)。能力語は、同様の機能を持ったカードを区別できるようにするために定められたキーワードのようなものであるが、ルール上の意味を持たず、総合ルールに独立した項目を持たない。能力語には、「一徹(いってつ)/Adamant」「附則(ふそく)/Addendum」「団結(だんけつ)/Alliance」「大隊(だいたい)/Battalion」「湧血(ゆうけつ)/Bloodrush」「祝祭(しゅくさい)/Celebration」「魂力(こんりき)/Channel」「彩色(さいしょく)/Chroma」「盟友(めいゆう)/Cohort」「星座(せいざ)/Constellation」「収斂(しゅうれん)/Converge」「動議(どうぎ)/Council's Dilemma」「集会(しゅうかい)/Coven」「昂揚(こうよう)/Delirium」「落魄4(らくはくよん)/Descend 4」「落魄8(らくはくはち)/Descend 8」「版図(はんと)/Domain」「威光(いこう)/Eminence」「激昂(げきこう)/Enrage」「窮地(きゅうち)/Fateful hour」「底なしの落魄(そこなしのらくはく)/Fathomless descent」「獰猛(どうもう)/Ferocious」「圧倒(あっとう)/Formidable」「壮大(そうだい)/Grandeur」「暴勇(ぼうゆう)/Hellbent」「英雄的(えいゆうてき)/Heroic」「刻印(こくいん)/Imprint」「神啓(しんけい)/Inspired」「同調(どうちょう)/Join Forces」「族系(ぞくけい)/Kinship」「上陸(じょうりく)/Landfall」「副官(ふくかん)/Lieutenant」「魔技(まぎ)/Magecraft」「金属術(きんぞくじゅつ)/Metalcraft」「陰鬱(いんうつ)/Morbid」「集団戦術(しゅうだんせんじゅつ)/Pack Tactics」「パラドックス(ぱらどっくす)/Paradox」「協議(きょうぎ)/Parley」「光輝(こうき)/Radiance」「強襲(きょうしゅう)/Raid」「結集(けっしゅう)/Rally」「紛争(ふんそう)/Revolt」「秘密会議(ひみつかいぎ)/secret council」「魔巧(まこう)/Spell Mastery」「奮励(ふんれい)/Strive」「掃引(そういん)/Sweep」「誘引(ゆういん)/Tempting Offer」「スレッショルド(すれっしょるど)/Threshold」「宿根(しゅっこん)/Undergrowth」「議決(ぎけつ)/Will of the council」がある。
- 207.2 文章欄には、ゲーム上意味を持たないイタリック体の(日本語版では文字サイズが小さいまたは教科書体である)文章が書かれていることがある。
- 207 文章欄