ドルイド

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'''ドルイド'''/''Druid''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。人里離れた森や草原などに身をおき、自然と調和して暮らす人物で、大抵は[[人間]]か[[エルフ]]。ほとんどが[[緑]][[単色]]だが[[白]]と[[黒]]にも存在し、[[マルチカラー]]や[[混成カード]]も含めれば全[[色]]にいる。
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'''ドルイド'''/''Druid''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。人里離れた森や草原などに身をおき、自然と調和して暮らす人物。
  
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初出は[[アンティキティー]]の[[Citanul Druid]]。[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]では[[Ichneumon Druid]]が登場するが、その後は[[アライアンス]]の[[Fyndhorn Druid]]までドルイドは登場しなかった。その間にリリースされた、名前に「Druid」とついている[[カード]]([[アイスエイジ]]の[[上座ドルイド/Elder Druid]]など)は[[クレリック]]となっていたが、[[2007年9月サブタイプ変更]]でドルイドの[[サブタイプ]]を獲得した。
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初出は[[アンティキティー]]の[[Citanul Druid]]。[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]では[[Ichneumon Druid]]が登場するが、その後は[[アライアンス]]の[[Fyndhorn Druid]]までドルイドは登場しなかった。その間にリリースされた、[[カード名|名前]]に「Druid」とついている[[カード]]([[アイスエイジ]]の[[上座ドルイド/Elder Druid]]など)は[[クレリック]]となっていた。[[オデッセイ・ブロック]]でエルフに替わり[[ケンタウルス]]や[[ナントゥーコ/Nantuko]]の[[職業]]タイプとして隆盛した。[[第9版]]での[[再録]]では[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]や[[草原のドルイド僧/Ley Druid]]がドルイドのタイプを獲得し、[[クリーチャー・タイプ#ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]では[[マナ能力]]を持つクリーチャーの多くがドルイドとなり、クレリックだったクリーチャーもドルイドとなった。
  
その間にも[[オラクル]]変更で、[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]][[草原のドルイド僧/Ley Druid]]などもドルイドのタイプを獲得した。また、[[2007年9月サブタイプ変更]]では[[マナ能力]]を持つクリーチャーの多くがドルイドとなった。
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ほとんどが[[]][[単色]]だが[[]]と[[黒]]にも存在し、[[多色]]や[[混成カード]]も含めればすべての[[]]にいる。
  
基本的に非力なイメージで、[[ツリーフォーク]]である[[種導きのトネリコ/Seedguide Ash]]や[[伝説のクリーチャー]]などの一部の例外を除き全て3/3以下。[[能力]]は様々で、[[アーティファクト]]や[[エンチャント]]を[[破壊]]するもの、[[土地]]や[[マナ]]を何らかの形で操るもの、[[クリーチャー]]を生産したり[[強化]]するものなどが代表的。エンチャントを参照する[[新緑の女魔術師/Verduran Enchantress]]や[[脱走ドルイド/Fugitive Druid]]などもいる。
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[[種族]]としてのクリーチャー・タイプはほとんどが[[人間]]か[[エルフ]]である。多くが[[システムクリーチャー]]であるため、基本的には非力。3/3を上回る[[サイズ]]を持つものは[[ツリーフォーク]]である[[種導きのトネリコ/Seedguide Ash]]や[[伝説のクリーチャー]]などの極小数に留まる。[[能力]]は様々で、[[アーティファクト]]や[[エンチャント]]を[[破壊]]するもの、[[土地]]や[[マナ]]を何らかの形で操るもの、[[クリーチャー]]・[[トークン]]を[[生成]]したり[[強化]]するものなどが代表的。エンチャントを参照する[[新緑の女魔術師/Verduran Enchantress]]や[[脱走ドルイド/Fugitive Druid]]などもいる。
  
[[オデッセイ・ブロック]]においてエルフに代わり緑の主要[[部族 (俗称)|部族]]となるが、部族的な恩恵はほとんど無く、ドルイドであることを参照するカードは[[クローサの庇護者シートン/Seton, Krosan Protector]]1枚しか無かった。しかし後の[[職業]]をテーマにした[[モーニングタイド]]で主要職業以外を参照するカードの1つとして[[光り葉の大ドルイド/Gilt-Leaf Archdruid]]が登場。
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[[部族カード]][[クローサの庇護者シートン/Seton, Krosan Protector]][[光り葉の大ドルイド/Gilt-Leaf Archdruid]]。他部族との共用のものも含めれば[[導師の導き/Mentor's Guidance]]が加わる。
  
伝説のクリーチャーは8体存在する([[ゼンディカー]]現在)。また、エルフ・ドルイド・クリーチャー・[[トークン]]を出すカードに[[ラノワールの助言者/Llanowar Mentor]]がある。
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エルフ・ドルイド・クリーチャー・トークンを生成するカードに[[ラノワールの助言者/Llanowar Mentor]][[ラノワールの憤激、フレイアリーズ/Freyalise, Llanowar's Fury]]がある。
  
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[[伝説の]]ドルイドは[[両面カード]]の[[第2面]]も含め、[[サンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキ]]現在52体存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Druid 「伝説の(Legendary)・ドルイド(Druid)」でWHISPER検索])<ref group="注釈">Whisperデータベース未登録により、検索結果には[[Doric, Nature's Warden]]が表示されません。</ref>。
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*[[ゼンディカーの夜明け]]では[[パーティー]]の5つ目の[[職業]]として考慮されたが、バランス調整や差別化が難しいことや職業を持たないクリーチャーの枠を圧迫することから不採用とされた<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/zendikar-rising-challenge-part-1-2020-09-01 Zendikar Rising to the Challenge, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034298/ 『ゼンディカーの夜明け』の挑戦]([[Making Magic]] 2020年9月1日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。この影響により、[[ジョラーガの幻想家/Joraga Visionary]]など既存のセットならドルイドとされていただろうクリーチャーが[[ウィザード]]や[[クレリック]]として登場している。
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==脚注==
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===出典===
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<references />
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===注釈===
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<references group="注釈"/>
 
==参考==
 
==参考==
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Druid|ドルイド (Druid)}}
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*{{WHISPER検索/サブタイプ|Druid|ドルイド(Druid)}}
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*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Druid}|ドルイド(Druid)}}
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
  
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|とるいと]]
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|とるいと]]
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__NOTOC__

2024年4月25日 (木) 20:30時点における最新版

ドルイド/Druidは、クリーチャー・タイプの1つ。人里離れた森や草原などに身をおき、自然と調和して暮らす人物。


Llanowar Elves / ラノワールのエルフ (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

(T):(緑)を加える。

1/1


Noble Hierarch / 貴族の教主 (緑)
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)

賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
(T):(緑)か(白)か(青)を加える。

0/1


Kamahl, Heart of Krosa / クローサの心胆、カマール (6)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)

あなたのターンの戦闘の開始時に、ターン終了時まで、あなたがコントロールしているクリーチャーは+3/+3の修整を受けトランプルを得る。
(1)(緑):あなたがコントロールしている土地1つを対象とする。ターン終了時まで、それは警戒と破壊不能と速攻を持つ1/1のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。それは土地でもある。
共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

5/5

初出はアンティキティーCitanul DruidレジェンドではIchneumon Druidが登場するが、その後はアライアンスFyndhorn Druidまでドルイドは登場しなかった。その間にリリースされた、名前に「Druid」とついているカードアイスエイジ上座ドルイド/Elder Druidなど)はクレリックとなっていた。オデッセイ・ブロックでエルフに替わりケンタウルスナントゥーコ/Nantuko職業タイプとして隆盛した。第9版での再録ではラノワールのエルフ/Llanowar Elves草原のドルイド僧/Ley Druidがドルイドのタイプを獲得し、クリーチャー・タイプ大再編ではマナ能力を持つクリーチャーの多くがドルイドとなり、クレリックだったクリーチャーもドルイドとなった。

ほとんどが単色だがにも存在し、多色混成カードも含めればすべてのにいる。

種族としてのクリーチャー・タイプはほとんどが人間エルフである。多くがシステムクリーチャーであるため、基本的には非力。3/3を上回るサイズを持つものはツリーフォークである種導きのトネリコ/Seedguide Ash伝説のクリーチャーなどの極小数に留まる。能力は様々で、アーティファクトエンチャント破壊するもの、土地マナを何らかの形で操るもの、クリーチャートークン生成したり強化するものなどが代表的。エンチャントを参照する新緑の女魔術師/Verduran Enchantress脱走ドルイド/Fugitive Druidなどもいる。

部族カードクローサの庇護者シートン/Seton, Krosan Protector光り葉の大ドルイド/Gilt-Leaf Archdruid。他部族との共用のものも含めれば導師の導き/Mentor's Guidanceが加わる。

エルフ・ドルイド・クリーチャー・トークンを生成するカードにラノワールの助言者/Llanowar Mentorラノワールの憤激、フレイアリーズ/Freyalise, Llanowar's Furyがある。

伝説のドルイドは両面カード第2面も含め、サンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキ現在52体存在する(「伝説の(Legendary)・ドルイド(Druid)」でWHISPER検索[注釈 1]

[編集] 脚注

[編集] 出典

  1. Zendikar Rising to the Challenge, Part 1/『ゼンディカーの夜明け』の挑戦Making Magic 2020年9月1日 Mark Rosewater著)

[編集] 注釈

  1. Whisperデータベース未登録により、検索結果にはDoric, Nature's Wardenが表示されません。

[編集] 参考

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