ナルコブリッジ

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本来は[[発掘 (デッキ)|発掘デッキ]]と[[ナルコメーバ/Narcomoeba]]などの相性のよさを活かして組まれたデッキだが、[[ラヴニカ・ブロック]]退場後も[[心の傷跡/Traumatize]]を使用したバージョンが登場した。
 
本来は[[発掘 (デッキ)|発掘デッキ]]と[[ナルコメーバ/Narcomoeba]]などの相性のよさを活かして組まれたデッキだが、[[ラヴニカ・ブロック]]退場後も[[心の傷跡/Traumatize]]を使用したバージョンが登場した。
  
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*[[デッキ集]]
 
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2008年3月22日 (土) 16:51時点における版

ナルコブリッジ(Narco-Bridge)とは、未来予知以降に登場したリアニメイトコンボビートダウンデッキ


目次



Narcomoeba / ナルコメーバ (1)(青)
クリーチャー — イリュージョン(Illusion)

飛行
ナルコメーバがあなたのライブラリーからあなたの墓地に置かれたとき、あなたはそれを戦場に出してもよい。

1/1


Bridge from Below / 黄泉からの橋 (黒)(黒)(黒)
エンチャント

トークンでないクリーチャーが1体戦場からあなたの墓地に置かれるたび、黄泉からの橋があなたの墓地にある場合、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
クリーチャーが戦場から対戦相手1人の墓地に置かれたとき、黄泉からの橋があなたの墓地にある場合、黄泉からの橋を追放する。



何らかの手段でナルコメーバ/Narcomoeba黄泉からの橋/Bridge from Below墓地に落とし、最後は戦慄の復活/Dread Returnフラッシュバックフィニッシャー釣り上げて勝利する。

フリゴリッドと非常に動きが似ている為、エクステンデッドエターナルでは、フリゴリッドにこれらのギミックが組み込まれている。

本来は発掘デッキナルコメーバ/Narcomoebaなどの相性のよさを活かして組まれたデッキだが、ラヴニカ・ブロック退場後も心の傷跡/Traumatizeを使用したバージョンが登場した。


スタンダードコールドスナップ+時のらせんブロック+ローウィン・ブロック期

ラヴニカ・ブロックが落ちたことでキーとなる発掘カードを失い消滅するかに見えたが、高橋純也氏の手により見事復活を果たす。 The Finals07でベスト8進出者を輩出し、話題になった。


Traumatize / 心の傷跡 (3)(青)(青)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの端数を切り捨てた半分を切削する。



Bogardan Hellkite / ボガーダンのヘルカイト (6)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

瞬速
飛行
ボガーダンのヘルカイトが戦場に出たとき、好きな数のクリーチャーとプレイヤーとプレインズウォーカーの組み合わせを対象とする。ボガーダンのヘルカイトはそれらに、5点のダメージを望むように割り振って与える。

5/5


失った発掘カードの代用は心の傷跡/Traumatizeが務める。 ライブラリーの半数を墓地に叩き込むことで、十二分な数のカードを墓地に送ることが出来る。

これにより戦慄の復活/Dread Returnフラッシュバックを複数回使用することが出来、1ターン中に数回フィニッシュとなるアクションを起こせるようになるという利点がある。

The Finals07の段階ではメタ外だったこともあり墓地対策が殆どなされていなかったため、好成績を残すことが出来た。

サンプルレシピ


メインデッキ (60)
クリーチャー (22)
4 ウーナのうろつく者/Oona's Prowler
4 ナルコメーバ/Narcomoeba
4 マーフォークの物あさり/Merfolk Looter
4 結ばれた奪い取り/Bonded Fetch
2 怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath
3 ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite
1 ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge
インスタントソーサリー (9)
1 名も無き転置/Nameless Inversion
4 戦慄の復活/Dread Return
4 心の傷跡/Traumatize
エンチャントアーティファクト (6)
3 精神石/Mind Stone
3 黄泉からの橋/Bridge from Below
土地 (23)
3 島/Island
4 沼/Swamp
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
1 ダクムーアの回収場/Dakmor Salvage
4 地底の大河/Underground River
4 涙の川/River of Tears
3 殻船着の島/Shelldock Isle
3 フェアリーの集会場/Faerie Conclave
サイドボード
1 雲打ち/Cloudthresher
4 思考囲い/Thoughtseize
1 ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge
3 墓忍び/Tombstalker
2 リリアナ・ヴェス/Liliana Vess
3 名も無き転置/Nameless Inversion
1 石塚の放浪者/Cairn Wanderer


スタンダードラヴニカ・ブロック+コールドスナップ+時のらせんブロック期

発掘デッキの発展版。 デッキの構造や動き方はフリゴリッドに酷似している。


Golgari Grave-Troll / ゴルガリの墓トロール (4)(緑)
クリーチャー — トロール(Troll) スケルトン(Skeleton)

ゴルガリの墓トロールは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき、その上に+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
(1),ゴルガリの墓トロールから+1/+1カウンターを1個取り除く:ゴルガリの墓トロールを再生する。
発掘6(あなたがカードを1枚引くなら、代わりにあなたはカードを6枚切削してもよい。そうしたなら、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。)

0/0


Flame-Kin Zealot / 炎の血族の盲信者 (1)(赤)(赤)(白)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) 狂戦士(Berserker)

炎の血族の盲信者が戦場に出たとき、あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともに速攻を得る。

2/2


まず、バザールの大魔術師/Magus of the Bazaarなどにより発掘カードを墓地に落とす。 その後、発掘によってナルコメーバ/Narcomoeba黄泉からの橋/Bridge from Belowを墓地に落とし、数を増やしていく。 頃合を見てナルコメーバなどをコストに戦慄の復活/Dread Returnをプレイ。 黄泉からの橋が2枚ある場合には、ゾンビが6体出現する為、炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealotをリアニメイトすればゲームが終わってしまう。

他の共鳴者には、緑探し/Greenseekerラノワールの助言者/Llanowar Mentor等のスペルシェイパーが投入されている。 スピードに特化したデッキで、共鳴者を高速でセットするため宝石の洞窟/Gemstone Caverns猿人の指導霊/Simian Spirit Guideなどのマナ加速も併用される。 後手ならば最速2ターンキルも可能。 黄泉からの橋が墓地に落ちていれば、ある程度全体除去への耐性もある。

しかし、メタの中心にあったためかトーナメントでの結果に乏しいのもまた事実である。 環境虚空の力線/Leyline of the Voidトーモッドの墓所/Tormod's Crypt根絶/Extirpateなど強烈な墓地対策カードが多数存在したのも逆風となった。

サンプルレシピ


メインデッキ (60)
クリーチャー (31)
2 結ばれた奪い取り/Bonded Fetch
4 溺れたルサルカ/Drowned Rusalka
2 炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot
4 ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll
3 ラノワールの助言者/Llanowar Mentor
4 臭い草のインプ/Stinkweed Imp
4 マーフォークの物あさり/Merfolk Looter
4 バザールの大魔術師/Magus of the Bazaar
4 ナルコメーバ/Narcomoeba
呪文 (9)
4 黄泉からの橋/Bridge from Below
3 戦慄の復活/Dread Return
2 壌土からの生命/Life from the Loam
土地 (20)
4 繁殖池/Breeding Pool
3 宝石の洞窟/Gemstone Caverns
3 宝石鉱山/Gemstone Mine
2 地平線の梢/Horizon Canopy
1 安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb
3 ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
4 湿った墓/Watery Grave
サイドボード
3 暗黒破/Darkblast
2 ゴルガリの茶鱗/Golgari Brownscale
3 クローサの掌握/Krosan Grip
3 真髄の針/Pithing Needle
4 根の壁/Wall of Roots


参考

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