血染めの月/Blood Moon

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[[基本土地]]をほとんど採用していないデッキも珍しくない[[モダン]]や[[エターナル]]ではさらに評価が高くなる。[[ドラゴン・ストンピィ]]や[[ブルームーン]]ではキーカードの1つ。
 
[[基本土地]]をほとんど採用していないデッキも珍しくない[[モダン]]や[[エターナル]]ではさらに評価が高くなる。[[ドラゴン・ストンピィ]]や[[ブルームーン]]ではキーカードの1つ。
 
[[Show and Tell]]や[[欠片の双子]]では直接の勝ち手段とはならずとも、[[対戦相手]]の動きが大幅に制限されたり機能不全になっている間に[[コンボパーツ]]を揃えるという目的でよくサイドインされるため、相対した際は留意しておこう。
 
[[Show and Tell]]や[[欠片の双子]]では直接の勝ち手段とはならずとも、[[対戦相手]]の動きが大幅に制限されたり機能不全になっている間に[[コンボパーツ]]を揃えるという目的でよくサイドインされるため、相対した際は留意しておこう。
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逆に、ほとんどのデッキが基本土地ばかり使う[[リミテッド]]においてはまず[[アンプレイアブル]]。サイドボードから引っ張り出す機会もめったにないだろう。
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*[[第8版を選ぼう]]で[[ドワーフ鉱夫/Dwarven Miner]]との争いに勝利。その[[第8版]]において{{Gatherer|id=45386|新規イラスト}}で[[再録]]。
 
*[[第8版を選ぼう]]で[[ドワーフ鉱夫/Dwarven Miner]]との争いに勝利。その[[第8版]]において{{Gatherer|id=45386|新規イラスト}}で[[再録]]。
 
*[[ザ・ダーク]]での初収録以降何度も再録されているカードだが、長い間[[フレイバー・テキスト]]が1種類しか存在しなかった。[[ダブルマスターズ]]の[[ダブルマスターズ#ボックストッパー|ボックストッパー]]版でついに新規フレイバー・テキストが付記された。
 
*[[ザ・ダーク]]での初収録以降何度も再録されているカードだが、長い間[[フレイバー・テキスト]]が1種類しか存在しなかった。[[ダブルマスターズ]]の[[ダブルマスターズ#ボックストッパー|ボックストッパー]]版でついに新規フレイバー・テキストが付記された。
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**[[アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery]]は[[アンタップ]]状態で戦場に出て、土地を手札に戻す能力は[[誘発]]しない。
 
**[[アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery]]は[[アンタップ]]状態で戦場に出て、土地を手札に戻す能力は[[誘発]]しない。
 
**[[魂の洞窟/Cavern of Souls]]が戦場に出る際、[[クリーチャー・タイプ]]を選ぶことはない。血染めの月が戦場を離れても、2番目の[[マナ能力]]のマナは何にも使用することはできない。
 
**[[魂の洞窟/Cavern of Souls]]が戦場に出る際、[[クリーチャー・タイプ]]を選ぶことはない。血染めの月が戦場を離れても、2番目の[[マナ能力]]のマナは何にも使用することはできない。
**これは[[2017年]]9月の[[イクサラン]]発売に伴う[[総合ルール]]更新で変更されたルール({{CR|614.12}})で、変更前は戦場に出る際の置換効果については血染めの月の効果を無視して適用されていた。
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**これは[[2017年]]9月の[[イクサラン]]発売に伴う[[総合ルール]]更新で変更されたルール({{CR|614.12}})で、変更前は戦場に出る際の置換効果については血染めの月の効果の影響を受けなかった。
*土地タイプ([[サブタイプ]])の[[山]]は与えるものの、土地タイプ以外のサブタイプや、[[特殊タイプ]]および[[カード・タイプ]]には影響しない。
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*土地タイプを[[山]]にするが、土地タイプ以外のサブタイプや、[[特殊タイプ]]および[[カード・タイプ]]には影響しない。
 
**[[基本]]は特殊タイプであるため、血染めの月が出ていても'''[[基本でない土地]]は基本でないままである'''。例えば血染めの月が出ていたとしても、それによって山になった基本でない土地は[[灰からの再興/From the Ashes]]や[[破滅/Ruination]]などで破壊される。
 
**[[基本]]は特殊タイプであるため、血染めの月が出ていても'''[[基本でない土地]]は基本でないままである'''。例えば血染めの月が出ていたとしても、それによって山になった基本でない土地は[[灰からの再興/From the Ashes]]や[[破滅/Ruination]]などで破壊される。
 
**同じように、[[伝説の土地]]や[[氷雪土地]]、[[アーティファクト・土地]]であるかどうかも変わらない。
 
**同じように、[[伝説の土地]]や[[氷雪土地]]、[[アーティファクト・土地]]であるかどうかも変わらない。
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==参考==
 
==参考==
 
*[[土地タイプを変更できるカード]]
 
*[[土地タイプを変更できるカード]]
*[[対特殊地形カード]]
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*[[基本でない土地への対策カード]]
 
*[[カード個別評価:ザ・ダーク]] - [[アンコモン]]1
 
*[[カード個別評価:ザ・ダーク]] - [[アンコモン]]1
 
*[[カード個別評価:第9版]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:第9版]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:モダンマスターズ2017]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:モダンマスターズ2017]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:Modern Masters]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:Modern Masters]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:おとぎ話]] - [[神話レア]]
 
*[[Secret Lair Drop Series/2021年#Secret Lair x MSCHF|Secret Lair Drop Series: Secret Lair x MSCHF]]
 
*[[Secret Lair Drop Series/2021年#Secret Lair x MSCHF|Secret Lair Drop Series: Secret Lair x MSCHF]]
 
*[[Amonkhet Invocations]]
 
*[[Amonkhet Invocations]]

2023年9月8日 (金) 22:33時点における最新版


Blood Moon / 血染めの月 (2)(赤)
エンチャント

基本でない土地は山(Mountain)である。


戦場基本でない土地をすべてに変えてしまうエンチャント

多色土地非マナ能力を持つ土地のどちらに対しても強烈な妨害となるカードマナ基盤を多色土地に頼った多色デッキにとっては致命的となる。赤マナは豊富に生み出せるため、呪文を妨害することができないのは欠点ではあるが、赤単色デッキが相手でもない限り、たいていは一定以上の効果を発揮してくれるだろう。赤は基本的にエンチャントを破壊できないであるため、問題になることはかなり少ない。

環境基本でない土地が多いほどに評価を増す。第9版再録時は、ショックランドペインランドウルザランドと充実していたため、グルール・ビートなどの赤を使った2色程度のデッキではサイドボードによく採用された。

基本土地をほとんど採用していないデッキも珍しくないモダンエターナルではさらに評価が高くなる。ドラゴン・ストンピィブルームーンではキーカードの1つ。 Show and Tell欠片の双子では直接の勝ち手段とはならずとも、対戦相手の動きが大幅に制限されたり機能不全になっている間にコンボパーツを揃えるという目的でよくサイドインされるため、相対した際は留意しておこう。

逆に、ほとんどのデッキが基本土地ばかり使うリミテッドにおいてはまずアンプレイアブル。サイドボードから引っ張り出す機会もめったにないだろう。

陰鬱な光が見渡すかぎりにあふれ、すべてを深紅に染め上げた。
(出典:ザ・ダーク版)
深紅に浴したこの土地からは、かつてのような安心と保護は得られず、敵意以外の何も生まれない。
(出典:ダブルマスターズボックストッパー版)
  • 英名の「Blood Moon(ブラッドムーン)」とは我々の現実世界にある実際の月にも見られる自然現象の名称。月と地球の位置関係や大気の状態、および皆既月食などの様々な特殊事象が原因となり、イラストの様な”赤い月・赤色の月”となる。

[編集] ルール

[編集] 関連カード

基本でない土地を妨害する常在型能力を持つカード。特筆しない限りは赤のエンチャント。

[編集] 参考

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