鎮まらぬ大地、ヤシャーン/Yasharn, Implacable Earth

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2020年10月12日 (月) 22:11時点における118.153.77.2 (トーク) - whois による版
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Yasharn, Implacable Earth / 鎮まらぬ大地、ヤシャーン (2)(緑)(白)
伝説のクリーチャー — エレメンタル(Elemental) 猪(Boar)

鎮まらぬ大地、ヤシャーンが戦場に出たとき、あなたのライブラリーから基本森(Forest)カード1枚と基本平地(Plains)カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
プレイヤーは、呪文を唱えたり能力を起動したりするために、ライフを支払うことも土地でないパーマネントを生け贄に捧げることもできない。

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戦場に出たとき基本と基本平地サーチする伝説のエレメンタル

多色ながら、4マナ4/4という安定したサイズに、戦場に出た時点で2枚分のアドバンテージを確保する土地サーチ能力を持っており、コスト・パフォーマンスは良い。サーチしてくる土地は基本森と基本平地をそれぞれ1枚でなければならず、の面ではあまり融通が利かないが、もちろん上陸メカニズムとの相性は抜群であるし、ランプ戦術でも高マナ域へのアクセスを助けてくれる。リミテッドでは、そのサイズと土地サーチ能力だけで、十分に採用し得るだろう。

土地をサーチする能力は強制であるが、探すのルールにより、基本森・基本平地の片方または両方が見つからなかったことにしてよいため、土地を手札に加えないことも可能である。ただし、ライブラリー切り直すことは回避できないので、占術を行った後などは注意。

また、各プレイヤーが、呪文唱えたり能力起動するために、ライフ支払うことや、土地以外のパーマネント生け贄に捧げることを禁止するという、珍しい能力を持っている。基本的に、対戦相手のライフや生け贄コストを要する戦術を妨害するための能力であるが、かなり独特の禁止範囲であるため、意外なカードが引っかかったり引っかからなかったりする。使用の際には、どのような行動ができなくなっているのか、(特にテーブルトップのゲームにおいては)十分に注意を払いたい。

このクリーチャーが戦場にいる場合、以下のような状況になる。

  • 呪文を唱えるか、能力を起動するコストを支払うために、ライフを支払ったり、土地でないパーマネントを生け贄に捧げることができなくなる。誘発型能力常在型能力には影響しない。
  • その呪文や能力が解決された効果として、ライフの支払いが必要になったり、生け贄が必要になったりするとしても、そのような行動が禁止されるわけではない。相互破壊/Mutual Destructionは、クリーチャー1体を生け贄に捧げるという追加コストが支払えないため唱えられないが、無垢の血/Innocent Bloodは、効果として自分のクリーチャーを生け贄に捧げるだけであるから、唱えることが可能である。
  • この能力には、起動型能力を封じるカードによくある「マナ能力でない」の制限がない。従って、ペイン砂漠の色マナを生み出す能力のように、コストとしてライフを支払ってマナを生むマナ能力が起動できなくなる。
    • 本家ペインランドの場合は、マナ能力を起動した効果としてあなたにダメージを与えるのであって、ライフの支払いを要求されるわけではないため、問題なく起動できる。
    • ・トークンや宝物・トークンは、アーティファクトである自身を生け贄に捧げるコストが支払えないため、マナ能力を起動できない置物と化す。
    • サクリファイスランドは、自身は土地であるから、自身を生け贄にするマナ能力は問題なく起動できる。

関連カード

サイクル

ゼンディカーの夜明けの2伝説のクリーチャーサイクル稀少度レア

ストーリー

ヤシャーン/Yasharnは、オンドゥ/Ondu大陸のマキンディ溝/The Makindi Trenchesに棲むの姿をしたエレメンタルイラスト)。

ヤシャーンはコジレック/Kozilekの帰還に対する直接の反応として目覚めた。ヤシャーンはマキンディの意志であり、目覚め以来絶え間なく暴れ回ってきた。スカイクレイブ/Skyclaveの出現により古のコー/Korの遺跡は大きな注目を集めたが、かつて帝都があったマキンディは、ヤシャーンの存在により完全に手つかずのままとなっている。

ヤシャーンが大地を踏みしめると、その足跡からは新たな芽吹きが生まれる。そこにはゼンディカー/Zendikarではこれまで見られなかった奇妙な果物や花が含まれている。それらは短く美しい瞬間に咲き誇る――ヤシャーンが引き返し、巨大な新緑の蹄で圧し潰してしまうまで。

登場作品・登場記事

参考

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