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マジック:ザ・ギャザリングにおける/Colorとは、「」、「」、「」、「」、「」の5色である(無色は色ではない)。マジックのゲームにはその他の色は存在しない。

この5つの色には、それぞれが持つ雰囲気に応じたメカニズムが配分され(色の役割)、マジックのゲーム性やフレイバーに深みを与えている。色同士には相性があるとされ(友好色対抗色)、その関係は色を円周上に配置したカラーパイと呼ばれる図で表されることが多い。

ルール

オブジェクトの色は、カードに印刷されている背景色やの色、実際に支払われたマナの色に関係なく、マナ・コストに含まれるマナ・シンボルの色によって決まる。混成マナ・シンボルファイレクシア・マナ・シンボルを含む場合は、そのシンボルに含まれる色すべてを含む。マナ・シンボルの項も参照。

色つきのマナ・シンボルを含まないオブジェクトは無色である。また、土地などのマナ・コストを持たないオブジェクトも無色である。「無色」は、「色がない」ということを示す単語であり、色ではない。なお、オブジェクトがちょうど1つの色を持つ場合を単色、複数持つ場合を多色と呼び、それらを参照する効果も存在するが、「単色」「多色」というのは色ではない。

例外として特性定義能力色指標によって色が定義されることがある。この情報は、どの領域であっても機能する。また、効果によってオブジェクトの色が変わったり、無色のオブジェクトが色を得たり、色を持つオブジェクトが無色になったりすることがある。

トークンは、それを生成した効果に定義された通りの特性を持つ。トークンの項も参照。

略号

アルファベット一字で略す場合は以下の通り(CR:202.2a)。

  • 白:W
  • 青:U
  • 黒:B
  • 赤:R
  • 緑:G

青以外は英語の頭文字。青がUなのは、「Blue(青)」のうち「Black(黒)」や「Land(土地)」と被らない3文字目をとったからである[1]

またサイクルなどでは、色マナを表すために「M」「N」(MaNa)が用いられる。例えば、「マナ・コストが(2)(M)のオーラのサイクル」などと表記する[2]

  • 無色マナシンボルの(C)が制定される以前は、「C」や「D」も用いられることがあった。

その他

  • 「(マナ・プールに)好きな色のマナを加える」などの効果における「好きな色」とは「マジックにおける白青黒赤緑の5つの色から任意の色を選ぶ」という意味であり、勝手に新しい色を作るようなことはできない。
  • 」、「」、「」などはカードの背景色に使われているが、これらはルール上、色としては扱われない。「氷雪マナ」はマナ・シンボルとしては存在しているが、これも色としては扱われない。また、時のらせんのタイムシフトを「」と呼ぶことがあるが、これも色としては扱われない。
  • 「色」という通称をもつカード群も存在する。詳しくは色 (サイクル)を参照。

参考

  1. Split (Odds &) Ends(Making Magic 2006年4月17日)
  2. A Few More Words from R&D/開発部語辞典2016(Making Magic 2016年11月8日 Mark Rosewater著)

引用:総合ルール 20231117.0

引用:総合ルール 20231117.0


単色 - - - -
多色
()
2色 友好色白青 - 青黒 - 黒赤 - 赤緑 - 緑白
対抗色白黒 - 青赤 - 黒緑 - 赤白 - 緑青
3色 弧(こ)白青黒 - 青黒赤 - 黒赤緑 - 赤緑白 - 緑白青
楔(くさび)白黒緑 - 青赤白 - 黒緑青 - 赤白黒 - 緑青赤
4色 白青黒赤 - 青黒赤緑 - 黒赤緑白 - 赤緑白青 - 緑白青黒
5色 白青黒赤緑
アン・ゲーム専用 ピンク - - 目の色
色の関係 色の組み合わせ - 友好色 - 対抗色 - カラーパイ - 色の役割
関連項目 無色 - 有色 - 単色カード - 多色カード - 色指標 - 固有色 - デッキカラー
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