召集
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召集/Convoke | |
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種別 | 常在型能力 |
登場セット | ラヴニカ:ギルドの都 未来予知 基本セット2015 ラヴニカのギルド モダンホライゾン |
CR | CR:702.51 |
召集(しょうしゅう)/Convokeは、ラヴニカ・ブロックでセレズニア・ギルド(緑と白)に割り当てられたキーワード能力。これを持つ呪文がスタック上にあるときに機能する常在型能力。
インスタント
召集(あなたのクリーチャーが、この呪文を唱える助けとなる。この呪文を唱えるに際しあなたがタップしたクリーチャー1体で、(1)かそのクリーチャーの色のマナ1点を支払う。)
あなたのライブラリーからマナ総量がX以下であるクリーチャー・カード1枚を探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
クリーチャー — 象(Elephant) クレリック(Cleric)
召集(あなたのクリーチャーが、この呪文を唱える助けとなる。この呪文を唱える段階であなたがタップした各クリーチャーは、(1)かそのクリーチャーの色のマナ1点を支払う。)
敬慕されるロクソドンが戦場に出たとき、これを召集するためにタップした各クリーチャーの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。
定義
召集/Convokeは、「この呪文の総コストにある色マナ1点につき、あなたはそのマナを支払うのではなく、あなたがコントロールするその色のアンタップ状態のクリーチャー1体をタップしてもよい。この呪文の総コストにある不特定マナ1点につき、あなたはそのマナを支払うのではなく、あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャー1体をタップしてもよい。」を意味する。
この方法で呪文の総コストを支払うためにタップされたクリーチャーのことを、その呪文を「召集するためにタップした/convoked」と言う。
解説
多数のクリーチャーで共同して呪文を使うようなイメージ。自分のクリーチャーがすべてマナ・クリーチャーになるようなものだと思えばよいだろう。未来予知、基本セット2015、ラヴニカのギルド、モダンホライゾン、ニューカペナの街角統率者デッキで再登場した。
ラヴニカ:ギルドの都、未来予知、ラヴニカのギルドではセレズニアの色である緑と白に与えられているが、基本セット2015、モダンホライゾンでは他の色やアーティファクトも召集を持つ。
ルール
- この能力は、唱えるためのコストに対して「別の支払い方」を定義するものである。
- タップ自体がコストの支払いとして扱われる。該当する色のマナを生み出したり、該当するコストを減らしたりしているわけではない。
- タップで支払うのは義務ではないし、タップで支払った場合も追加コストや代替コストとはみなされない。
- 召集を持つ呪文が、追加コストや代替コストも持つ場合、それらのコストも召集により支払うことができる(大量の芽吹き/Sprout Swarm参照)。
- 召集は、呪文を唱える際に機能する常在型能力である。
- 多色クリーチャーをタップしても、支払わなくても済むマナは1点分だけである。この場合は、そのクリーチャーの色のうちのいずれか1色か、不特定マナの支払いのどちらかに充てることとなる。
- 無色のクリーチャーをタップして無色マナ・シンボルで指定されたコストを支払うことはできない。召集で支払えるのは色マナと不特定マナのみである。
- コストの支払いはマナ能力を起動するタイミング(CR:601.2f)より後である。そのため、支払う前にマナ能力で生け贄に捧げられたクリーチャーをタップすることはできない。
旧ルール
2013年7月13日の総合ルール更新で変更される前は、追加コストとして望む数のクリーチャーをタップし、タップしたクリーチャー1体につきコストを(1)かそのクリーチャーの色のマナ1点分だけ軽減する、という能力であった。
コストの分を超えてタップできる点が開発部で問題視されたことから、新たな概念(別の支払い方)が考案され、2013年7月13日の総合ルール更新で変更されることとなった[1]。
現在のルールとは以下の点で異なる。
- コストを軽減するため、これによりコストが3マナ未満になった場合、三なる宝球/Trinisphereがあると3マナに変更された。
- 現在はコスト決定に関与しないため、三なる宝球の影響を受けない。
- タップするクリーチャーの数に制約がないため、コストの分を超える数のクリーチャーをタップすることができた。
- 現在はタップできるクリーチャーの数が総コスト分に限定されており、そのようなことは不可能である。
- 追加コストが決まるタイミングでクリーチャーをタップするため、タップしたクリーチャーが戦場を離れるマナ能力を起動してコストに充てることができた。
- 現在はコスト支払い時にタップするため、そのようなクリーチャーをタップすることはできない。
その他
- Richard Garfieldによってデザインされたメカニズム。元々はボロス軍/Boros Legionのメカニズムだったが、より相応しいセレズニア議事会/The Selesnya Conclaveに割り当てられた[2]。
- セレズニアの特色であるトークン展開と相性がよい。
- アンタップ能力や神啓とシナジーを形成する。未来予知と基本セット2015での再登場時はそれらとスタンダードで共存している。
- 基本セット2015では、注釈文に(あなたのクリーチャーが、この呪文を唱える助けとなる。/Your creatures can help cast this spell.)という説明が新たに追加されている。その後2014年7月のオラクル変更により、既存のすべての召集持ちのカードの注釈文が同様の形式に変更された。
- 霊気紛争ではアーティファクト版といえる即席が登場した。
- 日本語名は「招集」ではなく「召集」であるので、誤字に注意。意味合いとしてはほぼ同じだが、招集は「招き集める」、召集は「(立場が下の者を)呼び集める」というニュアンスがある。
脚注
- ↑ Magic 2014 Update Bulletin(Feature 2013年7月12日 Matt Tabak著)
- ↑ Designing for Selesnya/セレズニアのデザイン(Making Magic 2012年10月1日 Mark Rosewater著)
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 702 キーワード能力
- 702.51 召集/Convoke
- 702.51a 召集は、召集を持つ呪文がスタック上にあるときに機能する常在型能力である。「召集/Convoke」は、「この呪文の総コストに含まれる色 マナ1点ごとに、あなたはそのマナを支払うのではなくあなたがコントロールしているアンタップ状態のその色のクリーチャー1体をタップしてもよい。この呪文の総コストに含まれる不特定マナ1点ごとに、あなたはそのマナを支払うのではなくあなたがコントロールしているアンタップ状態のクリーチャー1体をタップしてもよい。」を意味する。
- 702.51b 召集 能力は追加コストや代替コストではなく、召集を持つ呪文の総コストが決定された後にのみ適用される。
- 702.51c この方法で呪文の総コストを支払うためにタップされたクリーチャーのことを、その呪文を「召集するためにタップした/convoked」と言う。
- 702.51d 1つの呪文に複数の召集 能力があっても効果は変わらない。
- 702.51 召集/Convoke
- 702 キーワード能力