エルドラージ

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(表現変更。公式サイトはクリーチャー・タイプである事が解った上での冗談半分の記事だと思われる。浅原晃氏のコラムであれば尚更。)
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*[[タイプ行]]にエルドラージと印刷されたカードが初めて登場したのはエルドラージ覚醒だが、「エルドラージ」というクリーチャー・タイプ自体は、その直前の[[ワールドウェイク]]で[[ウギンの目/Eye of Ugin]]が登場した時点から存在していた。しばらくは謎のクリーチャー・タイプであった。
 
*[[タイプ行]]にエルドラージと印刷されたカードが初めて登場したのはエルドラージ覚醒だが、「エルドラージ」というクリーチャー・タイプ自体は、その直前の[[ワールドウェイク]]で[[ウギンの目/Eye of Ugin]]が登場した時点から存在していた。しばらくは謎のクリーチャー・タイプであった。
**エルドラージがクリーチャー・タイプであることは、その時点で既に[[総合ルール]]に書かれていたのだが、それに気付かぬ人々は「エルドラージ呪文とは一体!?」と様々な想像をしていた。日本の公式サイト記事(→[http://mtg-jp.com/reading/002942/ ワールドウェイクカードピックアップ:《ウギンの目》])ですら「エルドラージ[[ドロー]]」だの「エルドラージ[[プレインズウォーカー]]」だの、あらぬ期待をして仮想[[デッキ]]を組み立てている。
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**エルドラージがクリーチャー・タイプであることはその時点で既に[[総合ルール]]に明記されていたが、実際にエルドラージ・クリーチャーが披露されるまではエルドラージ呪文についての様々な憶測が飛び交っていた。
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***[http://mtg-jp.com/reading/002942/ 日本の公式サイト記事]でさえも、冗談半分に「エルドラージ[[ドロー]]」だの「エルドラージ[[プレインズウォーカー]]」だのといったカードを想像して仮想[[デッキ]]を組み立てている。
 
***しかし実際にちゃんとエルドラージである[[部族]][[呪文]]も登場し、上記記事の予想のうち、[[この世界にあらず/Not of This World|エルドラージカウンター]]と[[全ては塵/All Is Dust|エルドラージ全体除去]]は実現した。
 
***しかし実際にちゃんとエルドラージである[[部族]][[呪文]]も登場し、上記記事の予想のうち、[[この世界にあらず/Not of This World|エルドラージカウンター]]と[[全ては塵/All Is Dust|エルドラージ全体除去]]は実現した。
  

2010年5月16日 (日) 08:36時点における版

エルドラージ/Eldraziとは、クリーチャー・タイプの1つ。エルドラージ覚醒で登場した。無色に存在する。

無色のもの9体はどれもマナ・コスト7以上の巨大クリーチャーであり、すべて滅殺を持つ。一方、彼らの血族たる有色の「エルドラージ・ドローン」6体は、いずれもマナ・コストが6以下で、後述のエルドラージ・落とし子クリーチャートークンに関連した能力を持つ。

また無色のみ、このタイプを持つ部族ソーサリーが2枚と、部族インスタント、部族エンチャント(オーラ)が1枚ずつ存在し、やはりマナ・コストが7以上である。


Emrakul, the Aeons Torn / 引き裂かれし永劫、エムラクール (15)
伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)

この呪文は打ち消されない。
あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンに続いて追加の1ターンを行う。
飛行、プロテクション(1色以上の呪文)、滅殺6
引き裂かれし永劫、エムラクールがいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、オーナーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。

15/15


Kozilek's Predator / コジレックの捕食者 (3)(緑)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi) ドローン(Drone)

コジレックの捕食者が戦場に出たとき、無色の0/1のエルドラージ(Eldrazi)・落とし子(Spawn)クリーチャー・トークンを2体生成する。それらは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:(◇)を加える。」を持つ。

3/3

無色のものはマジックの17年の歴史において初となる、土地でもアーティファクトでない無色カードであり、多くのプレイヤーを驚愕させた(画像)。カードの枠も色がなく、イラストがはみ出している。文章欄にもイラストが透けている。

エルドラージ覚醒には、「無色の0/1のエルドラージ・落とし子・クリーチャー・トークン」を生み出すカードが多数収録されている。これらのトークンは、「このクリーチャーを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに(1)を加える。」という能力を持っている。

部族専用の土地として、ウギンの目/Eye of Uginエルドラージの寺院/Eldrazi Templeが存在する。また、直接の関わりはないがエルドラージの碑/Eldrazi Monumentというアーティファクトも先行してゼンディカーに収録されていた。

  • 侵略者というイメージではあるが、有色のもの(エルドラージ・ドローン)の内訳は緑が3体、赤が2体、黒が1体である。トークンを生み出すという能力ゆえだろう。


ストーリー

エルドラージは久遠の闇/Blind Eternitiesで生まれ、姿を現した次元/Planeのありとあらゆる生命とマナを食い尽くす、恐るべき捕食者である。さまざまな概念を超越した存在であり、一部のエルドラージがを持たないという特殊な性質もその設定に由来する。

かつて、数え切れないほどの次元の危機を目の当たりにしてきた三人の古きプレインズウォーカー/Planeswalkerにより、マナに満ちた世界ゼンディカー/Zendikarへと引き寄せられ、強力な魔法により幽閉された。

しかし彼らは、たった数世紀のあいだに自由になる寸前にまで至り、ゼンディカーのマナと生命を吸い上げてほとんど荒野にしてしまった。彼らの醜悪な小型の手下(血族)が現実世界に登場しだしたが、エルドラージとその血族は再び封印される。

3体の伝説のエルドラージの遠い昔の記憶は、三神として信仰の対象となり、ゼンディカーのマーフォークコーの種族に崇められてきた。風の女神エム(エメリア)ペテン師の神コーシ海の女神ウーラである。

そして、かつて次元を食らっていた時代から数千年が経った今。ニコル・ボーラス/Nicol Bolasの命令を受けた狂乱のプレインズウォーカーサルカン・ヴォル/Sarkhan Volは、ウギンの目/Eye of Uginの部屋で封印を見張っていたが、敵対するプレインズウォーカーの行動がきっかけとなり、エルドラージが解き放たれてしまった。再びエルドラージは目覚め、虐殺が始まるのだった。

参考

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