プレインズウォーカー (カード・タイプ)

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===2013年7月13日からのルール変更===
 
===2013年7月13日からのルール変更===
[[基本セット2014]]より、ルールが改定され([http://mtg-jp.com/reading/translated/020751/ 参考])。「プレイヤー1人が同じプレインズウォーカー・タイプを持つプレインズウォーカーを複数コントロールしている場合、そのプレイヤーはそれのいずれか1つを選び残りをそのオーナーの墓地に置く」が状況起因処理で行われる。
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[[基本セット2014]]より、ルールが改定される([http://mtg-jp.com/reading/translated/020751/ 参考])。「プレイヤー1人が同じプレインズウォーカー・タイプを持つプレインズウォーカーを複数コントロールしている場合、そのプレイヤーはそれのいずれか1つを選び残りをそのオーナーの墓地に置く」が状況起因処理で行われる。
*複数のプレイヤーが同じタイプのプレインズウォーカーを1つづつコントロールできる。相手のプレインズウォーカーの対消滅を狙う事はできなくなった。
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*複数のプレイヤーが同じタイプのプレインズウォーカーを1つずつコントロールできる。相手のプレインズウォーカーの対消滅を狙う事はできなくなった。
  
 
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
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== その他 ==
 
== その他 ==
*[[基本セット2012]]現在、すべてのプレインズウォーカーは他の[[カード・タイプ]]を持たない。これは他のいかなる特性もプレインズウォーカー性によってかき消される設定から。そのため、[[黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane]]は[[レオニン/Leonin]](猫族)という設定だが[[猫]]の[[クリーチャー・タイプ]]を持たず、また、[[求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker]]は[[エーテリウム/Etherium]]を含んだ[[人間]]だが、他のエーテリウム生物のように[[アーティファクト]]の[[カード・タイプ]]を持たない。(→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/7 An Angel's Eye View of Bant]参照)
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*[[基本セット2013]]現在、すべてのプレインズウォーカーは他の[[カード・タイプ]]を持たない。これは他のいかなる特性もプレインズウォーカー性によってかき消される設定から。そのため、[[黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane]]は[[レオニン/Leonin]](猫族)という設定だが[[猫]]の[[クリーチャー・タイプ]]を持たず、また、[[求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker]]は[[エーテリウム/Etherium]]を含んだ[[人間]]だが、他のエーテリウム生物のように[[アーティファクト]]の[[カード・タイプ]]を持たない。(→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/7 An Angel's Eye View of Bant]参照)
 
**プレインズウォーカーとして目覚めることで、元の世界とその世界を支配する法から解放され、その弱点に捕らわれることなく世界の利を学べる神話的存在になる、という設定付けのほかに、「部族プレインズウォーカー ― 猫・アジャニ」だと語感が悪いことや、他のカード・タイプと複合させることによって、プレインズウォーカーの悪用を回避できなくなるおそれがあることが理由として挙げられている。(→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/7 An Angel's Eye View of Bant]、[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/mm/6 Cards of Alara]参照)
 
**プレインズウォーカーとして目覚めることで、元の世界とその世界を支配する法から解放され、その弱点に捕らわれることなく世界の利を学べる神話的存在になる、という設定付けのほかに、「部族プレインズウォーカー ― 猫・アジャニ」だと語感が悪いことや、他のカード・タイプと複合させることによって、プレインズウォーカーの悪用を回避できなくなるおそれがあることが理由として挙げられている。(→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/7 An Angel's Eye View of Bant]、[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/mm/6 Cards of Alara]参照)
 
*[[神話レア]]が存在しなかったローウィンの5枚([[レア]])を除き、すべてのプレインズウォーカーは神話レアである。この5枚も、後の[[再録]]では神話レアになっている。
 
*[[神話レア]]が存在しなかったローウィンの5枚([[レア]])を除き、すべてのプレインズウォーカーは神話レアである。この5枚も、後の[[再録]]では神話レアになっている。

2013年6月6日 (木) 03:22時点における版

プレインズウォーカー/Planeswalkerは、カード・タイプの1つ。ローウィンで初めて登場した。


Ajani Goldmane / 黄金のたてがみのアジャニ (2)(白)(白)
伝説のプレインズウォーカー — アジャニ(Ajani)

[+1]:あなたは2点のライフを得る。
[-1]:あなたがコントロールする各クリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。それらのクリーチャーは、ターン終了時まで警戒を得る。
[-6]:白のアバター(Avatar)・クリーチャー・トークンを1体生成する。それは「このクリーチャーのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたのライフの総量に等しい。」を持つ。

4

プレインズウォーカーはパーマネントであり、他の(土地でない)パーマネント・カードと同様のルールに則って唱えられる。つまり、ソーサリー・タイミングでのみ唱えることが可能であり、唱えたあとは呪文としてスタックに乗り、解決後は戦場に出る

プレインズウォーカーとしてのサブタイププレインズウォーカー・タイプと呼ばれる。これはクリーチャー・タイプとは異なる。戦場に出ている2人以上のプレインズウォーカーに共通のサブタイプがある場合、そのすべてがオーナー墓地に置かれる。これは状況起因処理であり、「プレインズウォーカーの唯一性ルール」と呼ばれる。

目次

忠誠度

プレインズウォーカーは忠誠度という独自の特性を持ち、カードの右下に記載されている数値がその基準である。プレインズウォーカーは戦場に出るに際し、その数値と同数の忠誠カウンターが置かれた状態で戦場に出る。戦場にある間はその上に乗っている忠誠カウンターの数が忠誠度である。

  • 忠誠度の詳しいルールは該当項目を参照。

忠誠度能力

プレインズウォーカーは忠誠度能力と呼ばれる、忠誠シンボルをコストに含む起動型能力を持っている。忠誠度能力には通常の起動型能力とは異なる特別なルールが存在する。

戦闘やダメージに関するルール

プレインズウォーカーと戦闘ダメージに関するルールは以下の通りである。

  • プレインズウォーカーはクリーチャーではない。それ自身は攻撃にもブロックにも参加できない。
  • プレインズウォーカーにダメージが与えられた場合、その値に等しい数の忠誠カウンターが取り除かれる。その結果、忠誠カウンターが0個になったならば、状況起因処理により墓地に置かれる。
  • プレインズウォーカーをコントロールするプレイヤーに攻撃をする場合、攻撃側はプレインズウォーカーかプレイヤーのどちらを攻撃するかを選ぶ。戦闘に関しては通常通りの処理を行うが、ブロックされなかった場合は「選んだ対象へ戦闘ダメージ割り振る」ことになる。
    • 例:対戦相手がAとBというクリーチャーをコントロールし、あなたはプレインズウォーカーをコントロールしており、またクリーチャーはコントロールしていない。
      Aの攻撃対象をプレインズウォーカーとし、Bはあなたへと攻撃した場合、あなたはブロックするクリーチャーがいないため、Aはプレインズウォーカーに、Bはあなたに戦闘ダメージを与える。
    • またトランプルによるダメージも通常通り扱われ、余剰ダメージ分は攻撃している方へ与えることになる。注意すべきはプレインズウォーカーの忠誠度を越えるダメージがあっても、その余剰分をそのコントローラーに与えることはできない点である。
  • プレインズウォーカーが攻撃されているとき、そのプレインズウォーカーが戦場を離れたり、コントローラーが変わったりした場合、そのプレインズウォーカーは戦闘から取り除かれる。しかし、それを攻撃しているクリーチャーは依然として攻撃クリーチャーのままである。この場合、それら攻撃クリーチャーはブロック・クリーチャーに戦闘ダメージを与えるが、攻撃していたプレインズウォーカーがいないため、それに与えるはずだったダメージは発生しない。
  • プレインズウォーカーをコントロールしているプレイヤーに、対戦相手である他のプレイヤーがコントロールする発生源が戦闘以外でダメージを与える場合、その発生源のコントローラーはプレイヤーではなくプレインズウォーカーにダメージを与えることを選んでもよい。これは置換効果である(⇒移し変え)。
    • あなたがショック/Shockを、プレインズウォーカーをコントロールしているプレイヤーを対象に唱える場合、ショックが与えるダメージをプレインズウォーカーに与えることを選んでもよい。そうした場合、ショックからプレインズウォーカーに2点のダメージを与えることになる。
      • 逆に、あなたが唱えた地震/Earthquake等があなたに与えるダメージは、あなたがコントロールするプレインズウォーカーに移し変えることはできない。
    • 双頭巨人戦でのダメージの割り振りの際、あるプレイヤーに与えるダメージを他のチームメイトがコントロールするプレインズウォーカーに与えることはできない。
  • 物語の円/Story Circleのような軽減系のカードを使うときは注意が必要。

ショック/Shock等の直接的なダメージは、プレインズウォーカーに移し変えられる前に軽減することが可能だが、戦闘ダメージの場合は直接プレインズウォーカーに与えられるため、プレイヤーへのダメージ軽減でそのダメージを防ぐことはできない。

備考

2013年7月13日からのルール変更

基本セット2014より、ルールが改定される(参考)。「プレイヤー1人が同じプレインズウォーカー・タイプを持つプレインズウォーカーを複数コントロールしている場合、そのプレイヤーはそれのいずれか1つを選び残りをそのオーナーの墓地に置く」が状況起因処理で行われる。

  • 複数のプレイヤーが同じタイプのプレインズウォーカーを1つずつコントロールできる。相手のプレインズウォーカーの対消滅を狙う事はできなくなった。

ストーリー

マジックプレイヤープレインズウォーカー/Planeswalkerという設定である。プレインズウォーカーを唱えるということは、そのプレインズウォーカーに協力を要請するということであり、プレインズウォーカーをコントロールしているということは、一緒に戦っているということである。

  • 戦闘やダメージに関するルールも、この設定に準じたものになっている。彼らは基本的にあなたの要求に従い力を貸してくれるが、対戦相手がそのプレインズウォーカーを直接狙ってきた場合でもなければ、わざわざあなたの身代わりになってはくれないのである。
    • 逆に、あなたの意思であなたがプレインズウォーカーの身代わりになることもできないので、そもそもプレインズウォーカー同士が身を護ること自体が難しいのかもしれない。
    • 唯一、戦闘のみでならあなたの身代わりのように戦ってくれる能力を持つ者はギデオン・ジュラ/Gideon Juraがいる。

その他

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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