ラヴニカ/Ravnica

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;[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]
 
;[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]
 
*ラヴニカ出身者
 
*ラヴニカ出身者
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**[[アゾール/Azor]] - [[スフィンクス]]の男性。アゾリウス評議会の[[パルン/Parun]]であり、ギルドパクトを制定した。
 
**[[ドムリ・ラーデ/Domri Rade (ストーリー)|ドムリ・ラーデ/Domri Rade]] - 人間の男性。グルール一族の若者。ラヴニカのギルドからの一連のストーリーではニコル・ボーラスに協力しグルールで台頭する。
 
**[[ドムリ・ラーデ/Domri Rade (ストーリー)|ドムリ・ラーデ/Domri Rade]] - 人間の男性。グルール一族の若者。ラヴニカのギルドからの一連のストーリーではニコル・ボーラスに協力しグルールで台頭する。
**[[ラル・ザレック/Ral Zarek (ストーリー)|ラル・ザレック/Ral Zarek]] - 人間の男性。イゼット団のギルド魔道士。
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**[[ラル・ザレック/Ral Zarek (ストーリー)|ラル・ザレック/Ral Zarek]] - 人間の男性。イゼット団のギルド魔道士。灯争大戦以降はイゼット団のギルドマスターとなる。
 
**[[ヴラスカ/Vraska]] - [[ゴルゴン]]の女性。ゴルガリ団に属する。ラヴニカのギルドからの一連のストーリーではニコル・ボーラスに協力しゴルガリ団のギルドマスターとなる。
 
**[[ヴラスカ/Vraska]] - [[ゴルゴン]]の女性。ゴルガリ団に属する。ラヴニカのギルドからの一連のストーリーではニコル・ボーラスに協力しゴルガリ団のギルドマスターとなる。
 
*[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]] - 一時期ラヴニカを拠点としていた。
 
*[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]] - 一時期ラヴニカを拠点としていた。
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**ニコル・ボーラス/Nicol Bolas - [[ドラゴン]]の男性。ラヴニカにプレインズウォーカー達の組織、[[無限連合/Infinite Consortium]]の拠点を置き利用していた。ラヴニカのギルドからの一連のストーリーでも破滅的な計画を企む。
 
**ニコル・ボーラス/Nicol Bolas - [[ドラゴン]]の男性。ラヴニカにプレインズウォーカー達の組織、[[無限連合/Infinite Consortium]]の拠点を置き利用していた。ラヴニカのギルドからの一連のストーリーでも破滅的な計画を企む。
 
**[[テゼレット/Tezzeret]] - 人間の男性。ラヴニカの無限連合の指揮をしていた。
 
**[[テゼレット/Tezzeret]] - 人間の男性。ラヴニカの無限連合の指揮をしていた。
**[[ドビン・バーン/Dovin Baan (ストーリー)|ドビン・バーン/Dovin Baan]] - [[ヴィダルケン]]の男性。ラヴニカのギルドからの一連のストーリーではアゾリウスの大判事に昇り詰める。
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**[[ドビン・バーン/Dovin Baan (ストーリー)|ドビン・バーン/Dovin Baan]] - [[ヴィダルケン/Vedalken#カラデシュ|ヴィダルケン/Vedalken]]の男性。ラヴニカのギルドからの一連のストーリーではアゾリウスの大判事に昇り詰める。
**[[ケイヤ/Kaya]] - 人間の女性。ラヴニカのギルドからの一連のストーリーではオルゾフ組のギルドマスターとなる。
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**[[ケイヤ/Kaya]] - 人間の女性。ラヴニカのギルドからの一連のストーリーではオルゾフ組のギルドマスターとなるが、後にテイサにギルドマスターの座を追われる。
 
*訪問者たち
 
*訪問者たち
 
**[[ガラク/Garruk]] - 人間の男性。ジェイスを探してラヴニカに立ち寄った。
 
**[[ガラク/Garruk]] - 人間の男性。ジェイスを探してラヴニカに立ち寄った。
 
**[[ダク・フェイデン/Dack Fayden (ストーリー)|ダク・フェイデン/Dack Fayden]] - 人間の男性。ラヴニカでもアーティファクト蒐集を働く。シファ・グレントと戦い仇討ちを果たした。
 
**[[ダク・フェイデン/Dack Fayden (ストーリー)|ダク・フェイデン/Dack Fayden]] - 人間の男性。ラヴニカでもアーティファクト蒐集を働く。シファ・グレントと戦い仇討ちを果たした。
 
**[[シファ・グレント/Sifa Grent]] - 種族不明の女性。ラクドス教団と組みセレズニア議事会を襲撃するが、ダクに討ち果たされる。
 
**[[シファ・グレント/Sifa Grent]] - 種族不明の女性。ラクドス教団と組みセレズニア議事会を襲撃するが、ダクに討ち果たされる。
**[[アゾール/Azor]] - [[スフィンクス]]の男性。アゾリウス評議会の[[パルン/Parun]]であり、ギルドパクトを制定した。
 
  
 
;ラヴニカの住人たち
 
;ラヴニカの住人たち
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*[[ディミーア家/House Dimir]]の主要キャラクター
 
*[[ディミーア家/House Dimir]]の主要キャラクター
**[[ザデック/Szadek]] - ラヴニカ・ブロックのストーリーでのディミーア家のギルドマスター。
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**[[ザデック/Szadek]] - ラヴニカ・ブロックのストーリーでのギルドマスター。
**[[ラザーヴ/Lazav]] - ラヴニカへの回帰以降のディミーア家のギルドマスター。
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**[[ラザーヴ/Lazav]] - ラヴニカへの回帰以降のギルドマスター。
 
**[[精神を飲む者、ミルコ・ヴォスク/Mirko Vosk, Mind Drinker|ミルコ・ヴォスク/Mirko Vosk]]
 
**[[精神を飲む者、ミルコ・ヴォスク/Mirko Vosk, Mind Drinker|ミルコ・ヴォスク/Mirko Vosk]]
**[[エトラータ/Etrata]]
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**[[エトラータ/Etrata]] - [[吸血鬼/Vampire#ラヴニカ|吸血鬼/Vampire]]の暗殺者。カルロフ邸殺人事件の終了後はラヴニカ魔法探偵社に所属している。
  
 
*[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos]]の主要キャラクター
 
*[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos]]の主要キャラクター
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*[[グルール一族/The Gruul Clans]]の主要キャラクター
 
*[[グルール一族/The Gruul Clans]]の主要キャラクター
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**[[アンズラグ/Anzrag]]
 
**[[腹音鳴らし/Borborygmos#ストーリー|腹音鳴らし/Borborygmos]] - [[サイクロプス]]の男性。グルール一族で最も力を持ち、他のギルドからはギルドマスターと扱われる。
 
**[[腹音鳴らし/Borborygmos#ストーリー|腹音鳴らし/Borborygmos]] - [[サイクロプス]]の男性。グルール一族で最も力を持ち、他のギルドからはギルドマスターと扱われる。
 
**[[ルーリク・サー/Ruric Thar]]
 
**[[ルーリク・サー/Ruric Thar]]
 
**[[ニーキャ/Nikya]]
 
**[[ニーキャ/Nikya]]
 
**[[イルハグ/Ilharg]]
 
**[[イルハグ/Ilharg]]
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**[[ヤラス/Yarus]]
  
 
*[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]の主要キャラクター
 
*[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]の主要キャラクター
**[[マット・セレズニア/Mat'Selesnya]]
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**[[マット・セレズニア/Mat'Selesnya]] - ラヴニカという次元の魂、"世界魂"とされる存在。
**[[トロスターニ/Trostani]]
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**[[トロスターニ/Trostani]] - 三人のドライアドが結合した存在。ラヴニカへの回帰~カルロフ邸殺人事件におけるギルドマスター。
 
**[[イマーラ・タンドリス/Emmara Tandris (ストーリー)|イマーラ・タンドリス/Emmara Tandris]] - エルフの女性。ジェイスの友人。
 
**[[イマーラ・タンドリス/Emmara Tandris (ストーリー)|イマーラ・タンドリス/Emmara Tandris]] - エルフの女性。ジェイスの友人。
 
**[[Biracazir|Biracazir(ビラカジール)]]
 
**[[Biracazir|Biracazir(ビラカジール)]]
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*[[イゼット団/The Izzet]]の主要キャラクター
 
*[[イゼット団/The Izzet]]の主要キャラクター
**[[ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet]] - ドラゴンの男性。イゼット団のパルンでありギルドマスター。
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**[[カイロックス/Kylox]]
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**[[ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet]] - ドラゴンの男性。イゼット団のパルンでありギルドマスター。後にギルドパクトの体現者となり、ギルドマスターを引退する。
 
**[[イゼットの模範、メーレク/Melek, Izzet Paragon#ストーリー|メーレク/Melek]]
 
**[[イゼットの模範、メーレク/Melek, Izzet Paragon#ストーリー|メーレク/Melek]]
 
**[[ミジックス/Mizzix]]
 
**[[ミジックス/Mizzix]]
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*[[ボロス軍/Boros Legion]]の主要キャラクター
 
*[[ボロス軍/Boros Legion]]の主要キャラクター
**[[ボロスの大天使、ラジア/Razia, Boros Archangel|ラジア/Razia]] - 天使。ラヴニカ・ブロックのストーリーでのボロス軍のギルドマスター。
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**[[ボロスの大天使、ラジア/Razia, Boros Archangel|ラジア/Razia]] - 天使。ラヴニカ・ブロックのストーリーでのギルドマスター。
 
**[[アグルス・コス/Agrus Kos]] - 人間の男性。ラヴニカ:ギルドの都のストーリーの主人公。
 
**[[アグルス・コス/Agrus Kos]] - 人間の男性。ラヴニカ:ギルドの都のストーリーの主人公。
**[[フェザー/Feather]] - 天使。コスの相棒。
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**[[フェザー/Feather]] - 天使。コスの相棒。ラヴニカ:ギルドの都~ラヴニカの回帰間は一時的にギルドマスターであった。
**[[オレリア/Aurelia]] - 天使。ラヴニカへの回帰以降のボロス軍のギルドマスター。
+
**[[オレリア/Aurelia]] - 天使。ラヴニカへの回帰以降のギルドマスター。
 
**[[タージク/Tajic]] - 人間の男性。
 
**[[タージク/Tajic]] - 人間の男性。
 
**[[ベル・ボルカ/Bell Borca]]
 
**[[ベル・ボルカ/Bell Borca]]
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*[[シミック連合/The Simic Combine]]の主要キャラクター
 
*[[シミック連合/The Simic Combine]]の主要キャラクター
**[[シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary|モミール・ヴィグ/Momir Vig]] - [[エルフ]]の男性。ラヴニカ・ブロックでのシミック連合のギルドマスター。
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**[[シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary|モミール・ヴィグ/Momir Vig]] - [[エルフ/Elf#ラヴニカ|エルフ/Elf]]の男性。ラヴニカ・ブロックでのギルドマスター。
 
**[[クラージ実験体/Experiment Kraj|クラージ/Kraj]]
 
**[[クラージ実験体/Experiment Kraj|クラージ/Kraj]]
**[[ゼガーナ/Zegana]] - [[マーフォーク]]の女性。ラヴニカへの回帰ブロックでのシミック連合のギルドマスター。
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**[[ゼガーナ/Zegana]] - [[マーフォーク/Merfolk#ラヴニカ|マーフォーク/Merfolk]]の女性。ラヴニカへの回帰ブロックでのギルドマスター。
 
**[[ヴォレル/Vorel]]
 
**[[ヴォレル/Vorel]]
**[[ヴァニファール/Vannifar]]
+
**[[ヴァニファール/Vannifar]] - ウーズ化したエルフの女性。ラヴニカの献身以降でのギルドマスター。
 
**[[混種の頂点、ロアレスク/Roalesk, Apex Hybrid|ロアレスク/Roalesk]]
 
**[[混種の頂点、ロアレスク/Roalesk, Apex Hybrid|ロアレスク/Roalesk]]
 
**[[暗号動物学者、ローニス/Lonis, Cryptozoologist#ストーリー|ローニス/Lonis]]
 
**[[暗号動物学者、ローニス/Lonis, Cryptozoologist#ストーリー|ローニス/Lonis]]
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*ラヴニカ魔法探偵社/Ravnican Agency of Magicological Investigationsの主要キャラクター
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**[[アルキスト・プロフト/Alquist Proft]]
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**[[エズリム/Ezrim]] - [[執政官#ストーリー|アルコン]]の男性。探偵社の社長。
  
 
*ギルドに属さない者達
 
*ギルドに属さない者達
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**[[ラット/Rat]]
 
**[[ラット/Rat]]
 
**[[自然の伝令、イェヴァ/Yeva, Nature's Herald|イェヴァ/Yeva]]
 
**[[自然の伝令、イェヴァ/Yeva, Nature's Herald|イェヴァ/Yeva]]
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**[[トロヤン/Troyan]] - ヴィダルケンの男性。元は何らかのギルドに属していたが、[[領界路/Omenpath]]で[[エルドレイン/Eldraine]]へと去った。
  
 
その他
 
その他

2024年1月27日 (土) 01:56時点における版

ラヴニカ/Ravnica多元宇宙/Multiverse次元/Planeの1つ。ラヴニカ・ブロックをはじめ多数のカード・セットで舞台として扱われている(→#登場セット)。

目次

世界観

独立した次元の名前であり、都市の名前でもある。その世界は文明が高度に発展し都市によって埋め尽くされてしまっている。文明は次元の限界まで広がり、世界そのものがひとつの巨大な都市となっている。

都市を支えているのが10のギルド/Guildである。ギルドはそれぞれ一千年の歴史を持つ組織であり、各々の主義と都市での役割を持ち、雑多な種族の構成員を抱えている。すべてが互いに都市の覇権を睨んで互いに策謀と紛争を繰り広げているが、そのギルドの均衡がラヴニカに一定の平穏と繁栄を約束している。

ストーリー

ギルドの都

10のギルドはかつて覇権争いの闘争を繰り広げていたが、(ラヴニカの暦で)一万年前に各ギルド間で総合協定(ギルドパクト/Guildpact)が締結されてからは冷戦状態となっている。また、数千年前から死者が亡霊となって街のあちらこちらに姿を現している(→幽霊街/Ghost Quarter#ストーリー)。各ギルドの調査にもかかわらず、現在でもこの状態が続いている。

ギルドパクトに参加しているギルドについては「ギルド/Guild」の項目を参照。

ギルド崩壊

小説Agents of Artificeに登場したアラーラの断片ブロックの時代のラヴニカでは、ギルドは崩壊し、わずかな名残しか残っていない。包囲ワーム/Siege Wurmに破壊された残骸地区/The Rubblefieldは復興しつつある。ボロス軍/Boros Legionは細々とした傭兵団として生き残って裕福な商人などに雇われる身となる。人々はギルド支配が終わった祭を祝い、ギルドの名はゲームや冗談として人々の口にのぼる。

そこには、次元を股にかけたプレインズウォーカー/Planeswalker組織があると噂されている。

ラヴニカへの回帰

ギルドは衰退していたが滅んではいなかった事が明らかになる。1万年続いたギルドの支配という慣習は徐々に回帰を始めているが、かつての勢力を取り戻そう(そしてあわよくばかつて以上の勢力を作り上げよう)とする各ギルドの活動はラヴニカの治安を悪化させている。今はまだギルド同士の衝突は小規模かつ散発的であるが、いずれは破滅的な全面抗争に繋がるだろう。

ラヴニカへの回帰ブロックの物語を経てギルドパクト/Guildpactが復活し、ギルド同士の全面抗争は回避された。調停者の日々の努力によって平穏が保たれているように見えるラヴニカであるが、しかし10のギルド以外にも暗殺組織ギャング団テロリストなどの活動も確認されており、騒乱の種は尽きない。

生物・文化

人間エルフゴブリンミノタウルス巨人ドライアドオーガヴィーアシーノロクソドンケンタウルス天使デーモンインプヴィダルケンといった多種多様な種族が、他の次元では考えられないほど混在して暮らしている 。彼らは都市での生活に順応しており、いずれも(少なくとも他次元の同種に比べれば)知能が高い。また異種間の混血児もしばしば生まれている。

また他の次元に比べて関わりのあるプレインズウォーカーが多いことも特徴である。ラル・ザレック/Ral Zarekなどのこの次元出身の者だけでなく、ジェイス・ベレレン/Jace Belerenダク・フェイデン/Dack Faydenのように定住して活動拠点としている者、チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaarのように高度な技術で作り出されたアーティファクトを調達に来る者なども。また一方でガラク/Garrukニッサ・レヴェイン/Nissa Revaneなど、人工物だらけのこの次元を嫌っている者もいる。

ラヴニカ独自のクリーチャーとして、ゼッペリド/Zeppelidネフィリムがいる。

マーフォーク
ラヴニカ・ブロック時点ではラヴニカに生息していないとされていた。ディセンションより後のこと、ラヴニカ都市の辺境にゾノットと呼ばれる事になる幾つかの陥没口が開いた。そこにはかつて都市に覆われてしまった古代の海が姿を現し、そこに隠れ住んでいたマーフォーク達はラヴニカの都市へ進出した。

地理

ラヴニカもかつては自然に溢れた次元だったが、拡張を続ける都市によって自然は追いやられ、今では地表はほぼ完全に都市に覆われている。ラヴニカの住民にとって、平地は交差点や広場であり、は街を流れる水路であり、は薄暗い地下都市や下水道であり、は塔や鋳造所の煙突であり、は街路樹や人工物に絡まる蔦である。

ストーリーで主に語られるラヴニカは、時に「Ravnica city proper(ラヴニカ市)」とも呼ばれる第1地区/The Firstから第10地区/The Tenthまでの10の地区/The Districtsに区分けされた中心街である。10の地区と10のギルドには特に相関性は無く、すべてのギルドがすべての地区で活動している。ギルド渡りの遊歩道/Transguild Promenadeと呼ばれる大通りが全10地区を貫いている。

中心街の外には、番号ではない「名前」つきの地区が存在する。これらは元々自立した都市だったが、膨張するラヴニカに吸収されたものと考えられている。これらの地区として精錬地区/Smelting District、大霊廟地区、イルビトフ/Irbitov the Mausoleum District、Jezeru、湖水地区、ジェゼル/Jezeru the Lake District、オーヴィツィア/Ovitzia、Tisya、Avaricなどがある。

ラヴニカの公的な区分けは地区であるが、その中に非公式な街/quarter、管区/precinct、区域/neighborhoodといった非公式な区分けが存在する。それらは地区をまたがって存在することもあり、ラヴニカが10の地区に分けられる前から存在する地名であるとされる。それらとしてSteambath Quarter、the Wright's Quater、瓦礫帯/The Rubblebelt、Mahovna the Haven of Moss、疫病地区/the Plague Quarterシャナーヴ街/the Shanav Quarter、などがある。

第10地区/The Tenth District

第10地区は特別な活動地域であり、すべてのギルドが主要施設を備えている。

ラヴニカへの回帰ブロックでの主な舞台となり、地区中に張り巡らされていた暗黙の迷路/The Implicit Mazeを巡り、10のギルドが互いに競い合った。

ラヴニカの献身からのラヴニカ三部作に合わせて発売されたダンジョンズ&ドラゴンズでラヴニカを舞台とするシナリオをプレイするマニュアルであるGuildmaster's Guide to Ravnicaでは、第10地区の全体図が設定されている[1]。これらはThe Art of Magic: the Gathering Ravnicaには反映されていないため、準公式と見るべきだろうが、これによれば第10地区は約70平方マイル(約112平方キロメートル)の面積を持ち、6つの管区に分かれている。

Dragon's Maze: The Secretist, Part Threeでは、アゾール公会広場/Forum of Azorリックス・マーディ/Rix Maadiが第10地区に存在することが判明している。

その他

ウトヴァラ/Utvara
ギルドパクトのストーリーの舞台となったラヴニカの再開発地域。ラヴニカへの回帰の時代でも開発は進んでいないようだ。

キャラクター

プレインズウォーカー/Planeswalker
ラヴニカの住人たち

その他

登場セット

登場カード

ラヴニカの次元タイプを持つカードを参照。

関連ページ

ラヴニカへの回帰ブロックの背景設定関連ページは背景世界/読み物/ラヴニカへの回帰ブロックを参照。

ラヴニカのギルドの背景設定関連ページはそれぞれラヴニカのギルド#背景設定を参照。

機械兵団の進軍

脚注

  1. Welcome to Ravnica(ダンジョンズ&ドラゴンズコミュニティサイト「D&D Beyond」 2018年11月14日)

参考

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