機械の母、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Mother of Machines

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Elesh Norn, Mother of Machines / 機械の母、エリシュ・ノーン (4)(白)
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 法務官(Praetor)

警戒
パーマネント1つが戦場に出たことによりあなたがコントロールしているパーマネントの誘発型能力1つが誘発するなら、その能力は追加でもう1回誘発する。
パーマネントが戦場に出ることによっては、対戦相手がコントロールしているパーマネントの能力は誘発しない。

4/7

機械の父ならぬ機械の母を名乗る伝説のファイレクシアン法務官パーマネント戦場に出ることによる誘発型能力を、あなたのものについては追加で誘発させ、対戦相手のものについては誘発させなくする。

ETBを持つカードを一切採用しないデッキというものは少なく、戦場にいるだけで多かれ少なかれ相手の戦略を妨害することができる。払拭の光/Banishing Light孤独/SolitudeのようなETBで除去を行うカードも防げ、タフネス7かつマナ総量5であることも相まって除去耐性は高い。ただし、想起などのデメリットになるETBも消してしまう点は注意したい。

もう一つの能力である自分のETBの追加誘発を活かすため、戦場に出ることで誘発する能力を持ったカードを多数入れたデッキに投入することが推奨される。ただし、その性質上コントロールを奪われたりコピーされると苦しい戦いを強いられることになる。ETBに頼らずにノーンを処理できる手段もある程度採用しておくと良いだろう。

機械兵団の進軍以降のスタンダードでは5色ランプに採用される場合がある。多くのカードがETB能力に依存しているデッキであるため、定着すればアドバンテージを大量に稼げるフィニッシャーとなるが、逆に相手に出されると動けなくなってしまうため、ミラーマッチにおける対策カードとして利用される。エルドレインの森以降成立した5色アラーラでも同様の目的で採用される。

パイオニアではエニグマ・ファイアーズで採用される。エンチャントクリーチャー共にETB能力持ちが多く、5マナゆえ奇怪な具現/Enigmatic Incarnation創案の火/Fires of Inventionや重ね引いた奇怪の具現を元手にサーチ可能なため相性が良い。

モダンではオムナス・ランプなどで採用される。孤独/Solitudeら想起ピッチスペルの採用率が高い同環境においては、スタンダードやパイオニアよりも高い影響力を発揮する。ボロスオボシュに奇数カードシナジーで投入される場合も。

ファイレクシア:完全なる統一リミテッドでもやはり強力である。ミラディンのために!持ちの装備品のサポートにも妨害にもなるうえ、環境上位に存在する赤緑系デッキでは除去困難であることも見逃せない。

  • ファイレクシア:完全なる統一の各種製品から手に入れられるバージョン違いとして、通常版、ファイレクシア語版、ボーダーレス胆液ショーケース版、ボーダーレス漫画アート版、オイルスリック・フォイル・カード版、ボーダーレスコンセプトアート法務官カード版の6種類が存在する。オイルスリック以外のカードのそれぞれの通常フォイル版、ステップ・アンド・コンプリート・フォイル版を加味すれば15種類のバージョン違いが存在することになる。

[編集] ルール

[編集] 影響を受けない能力の例

次のような能力はエリシュ・ノーンの影響を受けない。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

新ファイレクシア/New Phyrexia法務官/Praetorの2枚目のカードのメガサイクル。いずれも神話レア伝説のファイレクシアン法務官で、コントローラーに利益を与える能力と、対戦相手に不利益を与える能力を併せ持つ。2つの能力は対称的な効果となっている。

いずれもファイレクシア:完全なる統一の各種ブースター・パックからボーダーレスコンセプトアート法務官カードとして出現しうるが、構築で使用可能か否かは元のカード・セットが使用可能かに依る。

[編集] ストーリー

新ファイレクシア/New Phyrexiaを主導するエリシュ・ノーン/Elesh Norn。その目的は世界樹/The World Treeの精髄を用いて各次元/Planeを繋げ、機械兵団を送り込むことによる多元宇宙/Multiverseの完全なる統一である。

詳細はエリシュ・ノーン/Elesh Norn (ストーリー)を参照。

[編集] 参考

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