災いの歌姫、ジュディス/Judith, the Scourge Diva

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[[自分]]の[[クリーチャー]]に関する2種の[[能力]]を内蔵した[[伝説の]][[人間]]・[[シャーマン]]。
 
[[自分]]の[[クリーチャー]]に関する2種の[[能力]]を内蔵した[[伝説の]][[人間]]・[[シャーマン]]。
  
能動的な[[全体強化]]と[[死亡]]をトリガーとする受動的な[[誘発型能力]]が噛み合っており、この[[強化]]を受けたクリーチャーが[[攻撃]]してきた場合、[[対戦相手]]からすればそのまま通して大[[ダメージ]]を受けるか、[[ブロック]]して後半の能力を[[誘発]]させるか、といった2択を迫られることとなる。ダメージを与える[[対象]]は限定されていないため、[[戦闘]]によってダメージを受けたクリーチャーへのとどめ、対戦相手に対する最後の一押しなど活用の幅は広い。
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能動的な[[全体強化]]と[[死亡]]を[[誘発条件]]とする受動的な[[誘発型能力]]が噛み合っており、この[[強化]]を受けたクリーチャーが[[攻撃]]してきた場合、[[対戦相手]]からすればそのまま通して大[[ダメージ]]を受けるか、[[ブロック]]して後半の能力を[[誘発]]させるか、といった二択を迫られることとなる。ダメージは[[任意の対象]]に与えられるため、[[戦闘]]でダメージを受けたクリーチャーへのとどめ、[[プレインズウォーカー]]の[[除去]]、対戦相手への最後の一押しなど活用の幅は広い。
  
この[[カード]]が登場した[[ラヴニカの献身]]では[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos]]を中心として自分のクリーチャーに[[生け贄]]を要求するカード、及び対戦相手が[[ライフ]]を失うことに反応して[[アドバンテージ]]を得られるカードが多く存在するため、それらのカード群とは[[シナジー]]を形成する。
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この[[カード]]が登場した[[ラヴニカの献身]]では[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos]]を中心として自分のクリーチャーに[[生け贄に捧げる|生け贄]]を要求するカード、及び対戦相手が[[ライフ]]を[[失う]]ことにより[[アドバンテージ]]を得られるカードが多く存在するため、それらのカード群とは[[シナジー]]を形成する。
  
他のクリーチャーが存在しなければ能力を活かせず、低い[[タフネス]]のため[[除去]]されやすいのは気になるところ。一方で状況が互角以上の際には勝負を決める一手になりうる非常に前のめりなカードなため、[[アグロ]]戦略で採用したい一枚。登場時点でのスタンダードでは[[白黒赤ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|マルドゥ・アグロ]]や[[黒赤ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|ラクドス・アグロ]]など色が合うデッキで採用されるほか、[[吸血鬼 (デッキ)#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|白黒吸血鬼]]においても部族シナジーを無視して[[タッチ]]赤により投入される。
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他のクリーチャーが存在しなければ能力を活かせず、低い[[タフネス]]のため[[除去]]されやすいのは気になるところ。一方で状況が互角以上の際には勝負を決める一手になりうる非常に前のめりなカードなため、[[アグロ]]戦略で採用したい一枚。登場時点での[[スタンダード]]では[[白黒赤ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|マルドゥ・アグロ]]や[[黒赤ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|ラクドス・アグロ]]など色が合うデッキで採用されるほか、[[吸血鬼 (デッキ)#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|白黒吸血鬼]]においても[[部族 (俗称)|部族]]シナジーを無視して[[赤]]を[[タッチ]]して投入される。
  
 
[[モダン]]では[[ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat]]を用いた[[アリストクラッツ]]型の[[人間 (デッキ)#モダン|人間デッキ]]に採用されるほか、[[憤怒の鍛冶工/Rage Forger]]を中核とする[[シャーマン (デッキ)#モダン|ジャンドシャーマン]]を大きく強化した。
 
[[モダン]]では[[ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat]]を用いた[[アリストクラッツ]]型の[[人間 (デッキ)#モダン|人間デッキ]]に採用されるほか、[[憤怒の鍛冶工/Rage Forger]]を中核とする[[シャーマン (デッキ)#モダン|ジャンドシャーマン]]を大きく強化した。
  
*伝説の[[ロード]]であるため重ね張りができないが、高速アグロ系デッキの多く存在するラヴニカの献身期ではまず全体強化を引き込むすることが重要であり、前述の[[除去耐性]]の低さから使い捨ての全体強化のような働きをすることもある。そのため3~4枚程度多めに採用されることが多い。
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*[[伝説のクリーチャー]]であるため複数同時[[コントロール]]できないが、高速アグロ系デッキの多く存在するラヴニカの献身期ではまず全体強化を引き込むことが重要であり、前述の[[除去耐性]]の低さから使い捨ての全体強化のような働きをすることもある。そのため3~4枚程度採用されることも多い。
 
*2体目のこれを[[戦場に出す]]と[[レジェンド・ルール]]により1体は[[墓地]]送りになるが、その際には元々いた方と新しく出した方とで後半の能力が都合2回誘発する。3[[マナ]]で[[二股の稲妻/Forked Bolt]]相当のダメージと決してマナ効率は良くないが、最後の一押しなどに覚えておきたいテクニック。
 
*2体目のこれを[[戦場に出す]]と[[レジェンド・ルール]]により1体は[[墓地]]送りになるが、その際には元々いた方と新しく出した方とで後半の能力が都合2回誘発する。3[[マナ]]で[[二股の稲妻/Forked Bolt]]相当のダメージと決してマナ効率は良くないが、最後の一押しなどに覚えておきたいテクニック。
 
**[[フォーマット]]は限定されるものの、[[集合した中隊/Collected Company]]などを使って2体以上を追加で戦場に出せるならば打点は一気に跳ね上がる。
 
**[[フォーマット]]は限定されるものの、[[集合した中隊/Collected Company]]などを使って2体以上を追加で戦場に出せるならば打点は一気に跳ね上がる。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
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{{同一の存在を表すカード/ジュディス}}
 
===サイクル===
 
===サイクル===
 
{{サイクル/ラヴニカのギルドとラヴニカの献身のレアの伝説のクリーチャー}}
 
{{サイクル/ラヴニカのギルドとラヴニカの献身のレアの伝説のクリーチャー}}
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==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ラヴニカの献身]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ラヴニカの献身]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:統率者マスターズ]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:ダブルマスターズ2022]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:多元宇宙の伝説]] - [[レア]]
 
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2024年1月27日 (土) 02:38時点における最新版


Judith, the Scourge Diva / 災いの歌姫、ジュディス (1)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)

あなたがコントロールしている他のクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。
あなたがコントロールしていてトークンでないクリーチャーが1体死亡するたび、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。災いの歌姫、ジュディスはそれに1点のダメージを与える。

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WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。

自分クリーチャーに関する2種の能力を内蔵した伝説の人間シャーマン

能動的な全体強化死亡誘発条件とする受動的な誘発型能力が噛み合っており、この強化を受けたクリーチャーが攻撃してきた場合、対戦相手からすればそのまま通して大ダメージを受けるか、ブロックして後半の能力を誘発させるか、といった二択を迫られることとなる。ダメージは任意の対象に与えられるため、戦闘でダメージを受けたクリーチャーへのとどめ、プレインズウォーカー除去、対戦相手への最後の一押しなど活用の幅は広い。

このカードが登場したラヴニカの献身ではラクドス教団/The Cult of Rakdosを中心として自分のクリーチャーに生け贄を要求するカード、及び対戦相手がライフ失うことによりアドバンテージを得られるカードが多く存在するため、それらのカード群とはシナジーを形成する。

他のクリーチャーが存在しなければ能力を活かせず、低いタフネスのため除去されやすいのは気になるところ。一方で状況が互角以上の際には勝負を決める一手になりうる非常に前のめりなカードなため、アグロ戦略で採用したい一枚。登場時点でのスタンダードではマルドゥ・アグロラクドス・アグロなど色が合うデッキで採用されるほか、白黒吸血鬼においても部族シナジーを無視してタッチして投入される。

モダンではファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocratを用いたアリストクラッツ型の人間デッキに採用されるほか、憤怒の鍛冶工/Rage Forgerを中核とするジャンドシャーマンを大きく強化した。

  • 伝説のクリーチャーであるため複数同時コントロールできないが、高速アグロ系デッキの多く存在するラヴニカの献身期ではまず全体強化を引き込むことが重要であり、前述の除去耐性の低さから使い捨ての全体強化のような働きをすることもある。そのため3~4枚程度採用されることも多い。
  • 2体目のこれを戦場に出すレジェンド・ルールにより1体は墓地送りになるが、その際には元々いた方と新しく出した方とで後半の能力が都合2回誘発する。3マナ二股の稲妻/Forked Bolt相当のダメージと決してマナ効率は良くないが、最後の一押しなどに覚えておきたいテクニック。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ラヴニカのギルドおよびラヴニカの献身レア伝説のクリーチャーサイクル。いずれかのギルド/Guildに所属する2色のクリーチャー

ラヴニカのギルド
ラヴニカの献身

[編集] ストーリー

ジュディス/Judithはラクドス教団の歌手兼パフォーマンス・アーティスト。教団員の敬愛を一身に受けるラクドス/Rakdosを妬み、取り巻きを集め始めた。

詳細はジュディス/Judithを参照。

[編集] 参考

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