表向き

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表向き(オモテ向き)/Face Upは、

  1. カードが物理的に表側を見せて置いてある状態。
  2. パーマネント位相の1つで、裏向きに対応する。通常、パーマネントは表向きの位相で戦場に出る
  • 両面カード合体カードの「第1面」とは明確に異なる用語である。混同に注意。
  • 総合ルール日本語訳では2016年7月から「オモテ向き」と訳されているが、カードに印刷されているのは「表向き」表記であるため、本Wikiでは引き続き「表向き」表記を用いる。

表向きにする

変異などの能力予示によるルールこじ開け/Break Openなどの効果で、裏向きのパーマネントが表向きになることがある。裏向きのパーマネントが表向きになる事は、オブジェクト位相が変化するだけで継続して同一のオブジェクトである。ただし、タイムスタンプは表向きになった時点で更新される(CR:613.7f)。

  • 裏向きの状態でつけられていたオーラ装備品、置かれていたカウンター、適用されている継続的効果などは引き続き残る。攻撃している状態、対象に取られている状態なども同様に引き継ぐが、特性の変化によりオーラが外れたり対象不適正になる場合もある。
  • 攻撃クリーチャーブロック・クリーチャーの指定が終わってから表向きになったクリーチャーが自身の攻撃やブロックを制限する能力を持っていても、戦闘から取り除かれることはない。また、ブロックされた後に表向きになったクリーチャーが回避能力を持っていたとしても、それにブロックされている状態は変わらない。ただし表向きになることでクリーチャーでなくなった場合は戦闘から取り除かれる。
    • 例:表面が防衛を持つ裏向きのクリーチャーで攻撃した後でそれを表向きにしても、それは攻撃している状態のままである。
    • 例:表面が飛行を持つ裏向きのクリーチャーが地上クリーチャーにブロックされた後でそれを表向きにしても、ブロックされた状態は変わらず、そのクリーチャーと戦闘ダメージを与えあう。
  • 新たに戦場に出るわけではないので「戦場に出たとき」の誘発型能力を誘発させる事はなく、戦場に出る際の置換効果も適用されない。
    • プレインズウォーカーバトルに初期忠誠度/初期守備値分のカウンターが置かれることも後者にあたるので注意。また、包囲戦・バトルを変身させて唱えられるのは最後の守備カウンターが取り除かれたときなので、この方法で唱えられることはなく墓地に置かれる。
    • コントローラーの最新のターン開始時からコントロールされているカードが表向きになったなら、それは召喚酔いしていない。そうでなければ召喚酔い状態である。
  • 表面がインスタントソーサリーであるカードは表向きになれない。この条件にあたるパーマネントが表向きになる場合、その表面を公開した上で、表向きになる事は失敗し裏向きであり続ける。

関連カード

自分以外の裏向きのパーマネントを表向きにするカードや、制限をかけるカード。

参考

引用:総合ルール 20231117.0


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