リアニメイト

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(分割を見据えてエクステンデッドを追記。ノート参照)
(エクステンデッドを分割。カテゴリ修正。ノート参照を解除)
1行: 1行:
{{ノート参照}}
 
 
'''リアニメイト'''(''Reanimater'' / ''Reanimation'')は、[[墓地]]から[[クリーチャー]](まれに、他の[[パーマネント]])を直接[[戦場に出す]]こと。または、そのような[[呪文]]や[[能力]]、[[デッキ]]の総称。'''アニメイト'''、'''リアニ'''、'''リアニメイター'''とも呼ばれる。語源は英語の「Re(再び)」「Animate(魂を吹き込む)」から。[[再活性/Reanimate]]というそのまんまなカードもある。
 
'''リアニメイト'''(''Reanimater'' / ''Reanimation'')は、[[墓地]]から[[クリーチャー]](まれに、他の[[パーマネント]])を直接[[戦場に出す]]こと。または、そのような[[呪文]]や[[能力]]、[[デッキ]]の総称。'''アニメイト'''、'''リアニ'''、'''リアニメイター'''とも呼ばれる。語源は英語の「Re(再び)」「Animate(魂を吹き込む)」から。[[再活性/Reanimate]]というそのまんまなカードもある。
  
69行: 68行:
 
*[[リアニメイト/ブロック構築/テンペスト|テンペスト・ブロック構築]]
 
*[[リアニメイト/ブロック構築/テンペスト|テンペスト・ブロック構築]]
  
==エクステンデッド(時のらせん期)==
+
==エクステンデッド==
[[ローテーション]]後も、[[#エクステンデッド(ミラディン期)|ミラディン期]]に引き続き、'''[[ナルコブリッジ#エクステンデッド|ナルコブリッジ]]'''と'''[[死せる生]]'''が存在している。
+
下記の時期の[[エクステンデッド]]においても、活躍を見せる。
 
+
*[[リアニメイト/エクステンデッド/時のらせん期|時のらせん期]]
==エクステンデッド(ミラディン期)==
+
*[[リアニメイト/エクステンデッド/ミラディン期|ミラディン期]]
この時期のリアニメイト[[デッキ]]は、主に二つ存在する。
+
*[[リアニメイト/エクステンデッド/オンスロート期|オンスロート期]]
 
+
*[[リアニメイト/エクステンデッド/インベイジョン期|インベイジョン期]]
一つ目は、[[面晶体のカニ/Hedron Crab]]などの[[墓地]][[肥やす|肥やし]]手段を獲得した新型の'''[[ナルコブリッジ#エクステンデッド|ナルコブリッジ]]'''。
+
*[[リアニメイト/エクステンデッド/テンペスト期|テンペスト期]]
 
+
*[[リアニメイト/エクステンデッド/アイスエイジ期|アイスエイジ期]]
{{#card:Bridge from Below}}
+
*[[リアニメイト/エクステンデッド/黎明期|黎明期]]
{{#card:Dread Return}}
+
{{#card:Hedron Crab}}
+
 
+
二つ目は、[[死せる生/Living End]]を[[キーカード]]とする[[コンボデッキ]]、'''[[死せる生]]'''。
+
 
+
{{#card:Living End}}
+
{{#card:Demonic Dread}}
+
 
+
==エクステンデッド(オンスロート期)==
+
[[墓地]]活用手段を豊富に擁する[[オデッセイ・ブロック]]が退場したため、この時期はリアニメイト系の[[デッキ]]が非常に少ない。リアニメイトシステムを組み込んだデッキの数少ない例としては、'''[[Bubble Hulk]]'''が挙げられる。
+
 
+
{{#card:Footsteps of the Goryo}}
+
{{#card:Protean Hulk}}
+
 
+
[[御霊の足跡/Footsteps of the Goryo]]から[[変幻の大男/Protean Hulk]]を[[戦場に出す]]ことで[[コンボパーツ]]を揃える瞬殺[[コンボデッキ]]である。詳細は[[Bubble Hulk]]を参照。
+
 
+
==エクステンデッド(インベイジョン期)==
+
[[テンペスト・ブロック]]と[[ウルザ・ブロック]]の退場によって[[再活性/Reanimate]]や[[死体発掘/Exhume]]などの主力リアニメイト手段を失ったため、古典的なリアニメイトデッキは急激に衰退することになる。[[生+死/Life+Death]]を用いるタイプも一部では使用されたが、主流となるほどの勢いはなかった。
+
 
+
{{#card:Life+Death}}
+
 
+
 
+
しかし、[[ラヴニカ:ギルドの都]]の新メカニズム・[[発掘]]と、自力でリアニメイトできる[[イチョリッド/Ichorid]]を組み合わせた'''[[フリゴリッド#エクステンデッド|フリゴリッド]]'''が登場、[[メタゲーム|メタ]]の中心を担うことになる。
+
 
+
{{#card:Ichorid}}
+
{{#card:Golgari Grave-Troll}}
+
 
+
[[未来予知]]以降、フリゴリッドは'''[[ナルコブリッジ#エクステンデッド|ナルコブリッジ]]'''システムを獲得し、さらなる発展を遂げる。
+
 
+
{{#card:Bridge from Below}}
+
 
+
==エクステンデッド(テンペスト期)==
+
[[環境]]初期より、[[納墓/Entomb]]を活用した古典的なリアニメイトデッキが活躍した(→[[#サンプルレシピ(納墓禁止前)|*1]])。
+
 
+
{{#card:Entomb}}
+
{{#card:Reanimate}}
+
 
+
同時期には、[[隠遁ドルイド/Hermit Druid]]を利用した'''[[アングリーハーミット2]]'''、[[オース#エクステンデッド|オースデッキ]]にリアニメイト要素を組み込んだ'''[[リアニメイトオース]]'''などが存在した。
+
 
+
納墓が[[禁止カード]]に指定されて以降は、[[入念な研究/Careful Study]]や[[実物提示教育/Show and Tell]]のために[[青]]を足した高速型(→[[#サンプルレシピ(納墓禁止後)|*2]])に発展。また隠遁ドルイドが禁止されたことで消滅したアングリーハーミット2は、'''[[アングリーグール]]'''や'''[[セファリッド・ブレックファースト]]'''('''[[セファリッド・ライフ]]''')へと形を変える。
+
 
+
 
+
[[ミラディン]]参入後は、[[ゴブリンの溶接工/Goblin Welder]]を利用した[[アーティファクト]]型リアニメイトが登場した(→'''[[ティンカースタックス]]'''、'''[[ウェルダー・リアニメイト]]''')。
+
 
+
{{#card:Goblin Welder}}
+
 
+
 
+
その他にも、[[総帥の召集/Patriarch's Bidding]]を利用した[[部族 (俗称)|部族]]型リアニメイト、'''[[ゴブリン召集]]'''も存在した。
+
 
+
{{#card:Patriarch's Bidding}}
+
 
+
===サンプルレシピ(納墓禁止後)===
+
*備考
+
**[[プロツアーコロンバス04]] ベスト4 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/ptcol05ja/welcome 参考])
+
**使用者:[[Gadiel Szleifer]]
+
*[[フォーマット]]
+
**[[エクステンデッド]]([[第6版]]~[[第8版]]、[[テンペスト]]~[[神河物語]])
+
 
+
{{#MagicFactory:df300296}}
+
 
+
*[[納墓/Entomb]][[禁止カード|禁止]]後の後期型。
+
 
+
===サンプルレシピ(納墓禁止前)===
+
*備考
+
**[[プロツアーヒューストン02]] 準優勝 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/pthou02/welcomeja 参考])
+
**使用者:[[Rob Dougherty]]
+
*[[フォーマット]]
+
**[[エクステンデッド]]([[第6版]]~[[第7版]]、[[テンペスト]]~[[オンスロート]])
+
 
+
{{#MagicFactory:df300297}}
+
 
+
*チーム[[Your Move Games]]の製作したバージョン。
+
*[[#エクステンデッド(アイスエイジ期)|前の環境]]の[[ベンツォ]]と異なり、[[黒単色デッキ|黒単色]]の純粋な速攻デッキに仕上がっている。
+
 
+
==エクステンデッド(アイスエイジ期)==
+
[[メルカディアン・マスクス]]で[[ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob]]を獲得したことで、リアニメイト型[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]の'''[[ナイトメア・サバイバル]]'''が躍進を果たす。
+
 
+
{{#card:Recurring Nightmare}}
+
{{#card:Survival of the Fittest}}
+
 
+
また、[[ネメシス]]以降には[[補充]]型[[コンボデッキ]]の'''[[パンデバースト]]'''が活躍した。
+
 
+
{{#card:Replenish}}
+
 
+
しかし、2001年4月1日より[[適者生存/Survival of the Fittest]]と[[補充/Replenish]]が[[禁止カード]]に指定されたことで、上記二つのデッキは姿を消した。
+
 
+
 
+
その後、[[アポカリプス]]参入後に[[リビングデス]]の流れを汲むコントロールデッキである'''[[マルカ・デス]]'''が登場する。
+
 
+
{{#card:Living Death}}
+
{{#card:Pernicious Deed}}
+
 
+
さらに[[オデッセイ]]が参入して[[納墓/Entomb]]を獲得して以降は、より積極的にリアニメイトを組み込んだ'''[[ベンツォ]]'''、およびその派生の'''[[ワイルドゾンビ]]'''や'''[[ゾンビプリズン]]'''が登場した。
+
 
+
{{#card:Entomb}}
+
 
+
==エクステンデッド(黎明期)==
+
[[テンペスト・ブロック]]で、[[再活性/Reanimate]]や[[繰り返す悪夢/Recurring Nightmare]]などを獲得して以降に姿を出し始める。
+
 
+
{{#card:Reanimate}}
+
{{#card:Recurring Nightmare}}
+
 
+
[[ナイトメア・サバイバル]]もこの頃から存在しており、繰り返す悪夢を利用した[[コンボデッキ]]として'''[[フリー・ホエリイ]]'''も登場している。
+
 
+
 
+
いわゆるリアニメイトデッキとは異なるが、サポートとして再活性を採用するようなデッキは存在した。[[パンデモノート]]はその代表例。
+
  
 
==モダン==
 
==モダン==
262行: 155行:
 
[[Category:コンボデッキ|*]]
 
[[Category:コンボデッキ|*]]
 
[[Category:リアニメイトデッキ|*]]
 
[[Category:リアニメイトデッキ|*]]
[[Category:イニストラード・ブロック構築デッキ|りあにめいと]]
+
[[Category:ブロック構築デッキ|りあにめいと]]
 
[[Category:スタンダードデッキ|りあにめいと]]
 
[[Category:スタンダードデッキ|りあにめいと]]
 
[[Category:エクステンデッドデッキ|りあにめいと]]
 
[[Category:エクステンデッドデッキ|りあにめいと]]
 
[[Category:レガシーデッキ|りあにめいと]]
 
[[Category:レガシーデッキ|りあにめいと]]
 
[[Category:ヴィンテージデッキ|りあにめいと]]
 
[[Category:ヴィンテージデッキ|りあにめいと]]

2013年6月21日 (金) 00:36時点における版

リアニメイト(Reanimater / Reanimation)は、墓地からクリーチャー(まれに、他のパーマネント)を直接戦場に出すこと。または、そのような呪文能力デッキの総称。アニメイトリアニリアニメイターとも呼ばれる。語源は英語の「Re(再び)」「Animate(魂を吹き込む)」から。再活性/Reanimateというそのまんまなカードもある。


Reanimate / 再活性 (黒)
ソーサリー

墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。あなたは、そのマナ総量に等しい点数のライフを失う。


目次

概要

リアニメイトの魅力は、クリーチャーマナ・コストを完全に無視しながら比較的早い段階で戦場に出せることにある。普通「出れば強いけど重くて使えない」と見向きもされないクリーチャーを使えるというわけである。

古えの動く死体/Animate Deadしか無かった頃から存在するデッキタイプだが、実戦的なデッキへと仕上がっていったのは、ウェザーライトにて生き埋め/Buried Aliveが出てきてから。弱点の多いデッキだが、早いターンから大型クリーチャーで殴れる快感に取り憑かれた者は多い。

(色が合わないなどで)手札から唱えることが不可能なクリーチャーが使われることも多いので、バウンスに非常に弱い。逆に墓地に落ちてもリアニメイト手段が残っていれば何度でも戦場に出すことができるので、カウンター除去には若干耐性がある。

リアニメイト防止

一部の強力なカードは、リアニメイトによって容易に戦場に出すことを防ぐために、墓地にカードを残さないようにする能力を備えている場合がある。そのような能力を、俗にリアニメイト防止策(anti-reanimation clause)と呼ぶ。

リアニメイト防止策は、主に以下の2パターンがある。

誘発型能力によるリアニメイト防止
元いた領域を問わず墓地に置かれることで誘発し、その解決時に効果としてライブラリーに戻すパターン。真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truthなど、自身だけでなく墓地のカードすべてを戻すものもある。
このパターンの場合、もみ消し/Stifleなどで能力を打ち消したり、イクスリッドの看守/Yixlid Jailerで能力を失わせたりすることによって墓地に残せるほか、その能力がスタックに置かれている間は墓地にあるため、インスタント・タイミングのリアニメイト呪文・能力があればリアニメイトが可能である。
これを持つカード
セラのアバター/Serra Avatar清純/Purity狡知/Guile戦慄/Dread敵愾/Hostility活力/Vigor真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre世界棘のワーム/Worldspine Wurm
常在型能力によるリアニメイト防止
「墓地に置かれる」ことを「そのカードを公開し、ライブラリーに加えて切り直す」に置き換える置換効果を生成するパターン。
誘発型能力ではなく、また墓地に存在する期間が存在しないので、もみ消しなどで打ち消すことはできず、インスタント・タイミングでのリアニメイトも不可能である。墓地に置かれる前に能力を失わせることで墓地に残すことはできるが、エルドラージ覚醒現在、戦場・墓地以外の領域にあるカードの能力を失わせるカードは存在せず、墓地に置くには一度戦場を経由する必要があるため、リアニメイトに利用するのは非常に難しい。
  • イクスリッドの看守/Yixlid Jailerではこの能力を妨害することはできない。置換効果は、それが置換するべきイベントが起こる直前の段階で有効かどうかを見るからである。つまり、墓地に置かれるというイベントの直前=まだ以前の領域にある段階で能力を失わせないと意味が無い。
  • 虚空の力線/Leyline of the Voidなどの「墓地に置かれる場合、代わりに追放する」の置換効果の影響下でこの能力を持つカードが戦場やスタックから墓地に置かれる場合、そのカードのコントローラーがライブラリーに戻すか追放するかを選択することができる。戦場・スタック以外から墓地に置かれる場合はオーナーが選ぶ。置換効果の項目を参照。
これを持つカード
レガシーの兵器/Legacy Weaponダークスティールの巨像/Darksteel Colossus大祖始/Progenitus荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus

どの領域からもライブラリーに戻る性質から、リアニメイト防止策を持つカードはライブラリーアウト防止として用いられる場合もある(キメラ、対ライブラリー破壊など)。また、ライブラリーから直接出すタイプのデッキ(Pro Bantなど)にとってはメリットにもなり得る。

主なデッキ

このジャンルの主なデッキには以下のタイプが存在する。

詳細は各項目を参照のこと。

スタンダード

下記の時期のスタンダードにおいても、活躍を見せる。

ブロック構築

下記の時期のブロック構築においても、活躍を見せる。

エクステンデッド

下記の時期のエクステンデッドにおいても、活躍を見せる。

モダン

当初は、エクステンデッドに続いて死せる生/Living Endサイクリングを軸にした死せる生が代表。


Living End / 死せる生
〔黒〕 ソーサリー

待機3 ― (2)(黒)(黒)
各プレイヤーは自分の墓地にあるすべてのクリーチャー・カードを追放する。その後自分がコントロールするすべてのクリーチャーを生け贄に捧げる。その後自分がこれにより追放したすべてのカードを戦場に出す。


各種コンボパーツ野生のナカティル/Wild Nacatl禁止指定により環境が低速化してからは、堀葬の儀式/Unburial Ritesによるリアニメイト戦略も姿を見せるようになった。


Gifts Ungiven / けちな贈り物 (3)(青)
インスタント

対戦相手1人を対象とする。あなたのライブラリーから異なる名前のカードを最大4枚まで探し、それらを公開する。そのプレイヤーはそれらのカードから2枚を選ぶ。選ばれたカードをあなたの墓地に置き、残りをあなたの手札に加える。その後ライブラリーを切り直す。



Unburial Rites / 掘葬の儀式 (4)(黒)
ソーサリー

あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
フラッシュバック(3)(白)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)


主なフィニッシャーエメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobiteなど。けちな贈り物/Gifts Ungivenで堀葬の儀式とフィニッシャーの2枚だけを選ぶことにより、確実に両方を墓地に落とすことができる。青白トロンなどのけちコントロールにおいて勝ち手段を務めるだけでなく、手軽な瞬殺ギミックであることから、白青を含むデッキアグレッシブ・サイドボーディングとして採用されることもしばしば。

またグリセルブランド/Griselbrandの登場後は、フィニッシャーの居座りではなく高速召喚を目的とした御霊の復讐/Goryo's Vengeance型のデッキも現れた。追加の踏み倒し手段として裂け目の突破/Through the Breachが併用されることが多い。

レガシー

発掘を使用したフリゴリッドが長期に渡って活躍を続けている。


Golgari Grave-Troll / ゴルガリの墓トロール (4)(緑)
クリーチャー — トロール(Troll) スケルトン(Skeleton)

ゴルガリの墓トロールは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき、その上に+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
(1),ゴルガリの墓トロールから+1/+1カウンターを1個取り除く:ゴルガリの墓トロールを再生する。
発掘6(あなたがカードを1枚引くなら、代わりにあなたはカードを6枚切削してもよい。そうしたなら、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。)

0/0


Dread Return / 戦慄の復活 (2)(黒)(黒)
ソーサリー

あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
フラッシュバック ― クリーチャーを3体生け贄に捧げる。(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)


また、2009年10月に納墓/Entomb禁止解除されたため、オーソドックスなファッティ高速召喚型も活躍するようになった。


Entomb / 納墓 (黒)
インスタント

あなたのライブラリーからカードを1枚探し、それをあなたの墓地に置き、その後ライブラリーを切り直す。



Reanimate / 再活性 (黒)
ソーサリー

墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。あなたは、そのマナ総量に等しい点数のライフを失う。


基本的な動きは旧エクステンデッドのものとほぼ同じ。納墓や入念な研究/Careful Studyフィニッシャー墓地に落とし、再活性/Reanimate死体発掘/Exhume動く死体/Animate Deadでリアニメイトする。

初期は神秘の教示者/Mystical Tutorにより高い安定性と柔軟性を得ていたが、これが禁止されたことで一時勢いを落としていた。その後大量ドロー能力を持つ核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augurが登場、リアニメイトの二の矢とピッチカウンターを常に構え続ける戦略によって復権を果たす。さらにより速効性の高いグリセルブランド/Griselbrandが登場し、この戦略を継承する形で再びメタゲームの上位に食い込むようになっている。

その他のフィニッシャー候補は様々で、除去コンボを封じるエメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria展開済みの盤面を止める鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite魅力的な執政官/Blazing Archon、万能パーマネント対策となる絶望の天使/Angel of Despair潮吹きの暴君/Tidespout Tyrantなどから数枚を採用し、状況に応じてシルバーバレットする。

初期型

Reanimater [1]
土地 (16)
2 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
2 島/Island
4 汚染された三角州/Polluted Delta
2 沼/Swamp
4 Underground Sea
2 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
クリーチャー (7)
1 魅力的な執政官/Blazing Archon
1 浄火の大天使/Empyrial Archangel
2 墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan
2 エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria
1 鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind
呪文 (37)
4 渦まく知識/Brainstorm
4 入念な研究/Careful Study
1 暗黒の儀式/Dark Ritual
4 目くらまし/Daze
1 残響する真実/Echoing Truth
4 納墓/Entomb
4 死体発掘/Exhume
4 意志の力/Force of Will
4 神秘の教示者/Mystical Tutor
4 再活性/Reanimate
1 実物提示教育/Show and Tell
2 思考囲い/Thoughtseize
サイドボード (15)
1 動く死体/Animate Dead
1 蒸気の連鎖/Chain of Vapor
1 残響する真実/Echoing Truth
1 ハーキルの召還術/Hurkyl's Recall
1 エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria
1 誤った指図/Misdirection
2 非業の死/Perish
1 実物提示教育/Show and Tell
3 呪文貫き/Spell Pierce
1 鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind
1 拭い捨て/Wipe Away
1 森滅ぼしの最長老/Woodfall Primus


  • 神秘の教示者禁止前のタイプ。

アヴァシンの帰還後

Reanimator [2]
土地 (18)
2 島/Island
2 霧深い雨林/Misty Rainforest
4 汚染された三角州/Polluted Delta
2 沸騰する小湖/Scalding Tarn
2 沼/Swamp
4 Underground Sea
2 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
クリーチャー (7)
1 絶望の天使/Angel of Despair
1 魅力的な執政官/Blazing Archon
4 グリセルブランド/Griselbrand
1 エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria
呪文 (35)
4 動く死体/Animate Dead
4 渦まく知識/Brainstorm
4 入念な研究/Careful Study
4 目くらまし/Daze
4 納墓/Entomb
1 死体発掘/Exhume
4 意志の力/Force of Will
3 思案/Ponder
4 再活性/Reanimate
3 思考囲い/Thoughtseize
サイドボード (15)
2 古えの墳墓/Ancient Tomb
2 棺の追放/Coffin Purge
1 呪われたトーテム像/Cursed Totem
2 残響する真実/Echoing Truth
1 金粉のドレイク/Gilded Drake
4 実物提示教育/Show and Tell
3 水没/Submerge


ヴィンテージ

ヴィンテージにおいても、リアニメイトは有力なデッキの一角である。ドローディスカードを両立させるBazaar of Baghdadの存在が大きい。

1つは、世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragonナイトメア能力を逆手に取った無限コンボデッキ、ワールドゴージャー


Worldgorger Dragon / 世界喰らいのドラゴン (3)(赤)(赤)(赤)
クリーチャー — ナイトメア(Nightmare) ドラゴン(Dragon)

飛行、トランプル
世界喰らいのドラゴンが戦場に出たとき、あなたがコントロールする他のパーマネントをすべて追放する。
世界喰らいのドラゴンが戦場を離れたとき、世界喰らいのドラゴンが追放したカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。

7/7

もう1つは、ゴブリンの溶接工/Goblin Welderで強力なコントロール力を持つアーティファクトを使い回すコントロールデッキスタックスである。


Goblin Welder / ゴブリンの溶接工 (赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 工匠(Artificer)

(T):プレイヤー1人がコントロールするアーティファクト1つと、そのプレイヤーの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とする。両方の対象がこの能力の解決時に適正である場合、そのプレイヤーはそのアーティファクトを生け贄に捧げると同時にそのアーティファクト・カードを戦場に戻す。

1/1

これ以外にも様々なデッキが存在しており、ヴィンテージでは墓地対策は必須とされる。

参考

QR Code.gif