倍増の季節/Doubling Season

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*[[イクサラン]]での[[総合ルール]]更新より前は、元の[[イベント]]が効果でないなら倍になることは無かった。土地のプレイや[[大変異]]によるカウンターは倍にならないし、[[致死ダメージ]]で[[死亡]]するクリーチャーはカリタスで置換されてもトークンが倍にならなかった。
 
*[[イクサラン]]での[[総合ルール]]更新より前は、元の[[イベント]]が効果でないなら倍になることは無かった。土地のプレイや[[大変異]]によるカウンターは倍にならないし、[[致死ダメージ]]で[[死亡]]するクリーチャーはカリタスで置換されてもトークンが倍にならなかった。
  
==関連カード==
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==主な亜種==
「[[倍にする|2倍にする]]カード愛好家」を自称する[[Mark Rosewater]]お気に入りのカードであり、[[リメイク]]的な後継カードがいくつか存在する。特に説明がない場合は緑のエンチャント。[[ダメージ]]を倍にするカードは[[ラースの灼熱洞/Furnace of Rath]]の項を、[[P/T]]を倍にするカードは[[狂暴化/Berserk]]の項を、[[マナ]]を倍にするカードは[[春の鼓動/Heartbeat of Spring]]の項を、[[誘発型能力]]を倍にするカードは[[パンハモニコン/Panharmonicon]]の項をそれぞれ参照。
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「[[倍にする|2倍にする]]カード愛好家」を自称する[[Mark Rosewater]]お気に入りのカードであり、[[リメイク]]的な後継カードがいくつか存在する。
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特に説明がない場合は緑のエンチャント。トークンの内容を変更したり追加で生成するカードは[[神聖な訪問/Divine Visitation]]の項を、置くカウンターを倍ではなく一定数増やすものは[[硬化した鱗/Hardened Scales]]の項を、トークンやカウンター以外を倍化させるカードは[[倍にする#関連カード]]をそれぞれ参照。
  
 
*[[似通った生命/Parallel Lives]] - 倍増するのがトークンのみになった。(3)(緑)。([[イニストラード]])
 
*[[似通った生命/Parallel Lives]] - 倍増するのがトークンのみになった。(3)(緑)。([[イニストラード]])
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**[[栄光のドミヌス、モンドラク/Mondrak, Glory Dominus]] - 似通った生命を内蔵する(2)(白)(白)伝説のクリーチャー。([[ファイレクシア:完全なる統一]])
 
**[[栄光のドミヌス、モンドラク/Mondrak, Glory Dominus]] - 似通った生命を内蔵する(2)(白)(白)伝説のクリーチャー。([[ファイレクシア:完全なる統一]])
 
**[[最深の基盤、オヘル・タク/Ojer Taq, Deepest Foundation]] - 生成量が3倍になった似通った生命を内蔵する(4)(白)(白)伝説のクリーチャー。([[イクサラン:失われし洞窟]])
 
**[[最深の基盤、オヘル・タク/Ojer Taq, Deepest Foundation]] - 生成量が3倍になった似通った生命を内蔵する(4)(白)(白)伝説のクリーチャー。([[イクサラン:失われし洞窟]])
**その他トークンの生成量や内容を変更するカードは[[神聖な訪問/Divine Visitation]]の項を参照。
 
 
*[[セレズニアの屋根庭/Selesnya Loft Gardens (次元カード)|セレズニアの屋根庭/Selesnya Loft Gardens]] - [[次元]]カード。すべてのプレイヤーに影響する。([[プレインチェイス2012]])
 
*[[セレズニアの屋根庭/Selesnya Loft Gardens (次元カード)|セレズニアの屋根庭/Selesnya Loft Gardens]] - [[次元]]カード。すべてのプレイヤーに影響する。([[プレインチェイス2012]])
 
*[[屍体屋の脅威/Corpsejack Menace]] - 倍増するのが[[+1/+1カウンター]]に限定された。(2)(黒)(緑)クリーチャー。([[ラヴニカへの回帰]])
 
*[[屍体屋の脅威/Corpsejack Menace]] - 倍増するのが[[+1/+1カウンター]]に限定された。(2)(黒)(緑)クリーチャー。([[ラヴニカへの回帰]])
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**[[巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Monstrous Raider]] - あなたが置くあらゆるカウンターを倍増し、[[対戦相手]]の置くあらゆるカウンターを半減する(4)(緑)(緑)伝説のクリーチャー。([[カルドハイム]])
 
**[[巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Monstrous Raider]] - あなたが置くあらゆるカウンターを倍増し、[[対戦相手]]の置くあらゆるカウンターを半減する(4)(緑)(緑)伝説のクリーチャー。([[カルドハイム]])
 
*[[野生の活力/Primal Vigor]] - トークン倍増は同様だが、倍増するカウンターは+1/+1カウンターに限定された。また、すべてのプレイヤーに影響する。(4)(緑)。([[統率者2013]])
 
*[[野生の活力/Primal Vigor]] - トークン倍増は同様だが、倍増するカウンターは+1/+1カウンターに限定された。また、すべてのプレイヤーに影響する。(4)(緑)。([[統率者2013]])
*[[硬化した鱗/Hardened Scales]] - +1/+1カウンターが置かれる場合、1つ増える。(緑)。([[タルキール覇王譚]])
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**[[巻きつき蛇/Winding Constrictor]] - カウンターの種類は問わず、[[あなた]]、クリーチャー、[[アーティファクト]]に置くカウンターが1つ増える。(黒)(緑)クリーチャー。([[霊気紛争]])
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**[[議事会の導師/Conclave Mentor]] - 硬化した鱗を内蔵する(緑)(白)クリーチャー。([[基本セット2021]])
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**[[微光蜂、ザーバス/Zabaz, the Glimmerwasp]] - [[接合]]誘発限定の硬化した鱗を内蔵した(1)[[伝説のアーティファクト・クリーチャー]]。([[モダンホライゾン2]])
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**[[ヴラーキスの勇者、ラエゼル/Lae'zel, Vlaakith's Champion]] - カウンターの種類は問わず、あなたがあなた自身、クリーチャー、[[プレインズウォーカー]]に置くカウンターが1つ増える。(2)(白)伝説のクリーチャー。([[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]])
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**[[心優しきハイドラ/Benevolent Hydra]] - 自身に乗るカウンターは増やせない硬化した鱗を内蔵した(X)(緑)(緑)クリーチャー。([[ジャンプスタート2022]])
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**[[囁かれる希望の神/Kami of Whispered Hopes]] - パーマネント全般に対応する硬化した鱗を内蔵した(2)(緑)クリーチャー。([[機械兵団の進軍]])
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**[[打ち砕かれた尖塔、オゾリス/Ozolith, the Shattered Spire‎]] - アーティファクトにも対応する硬化した鱗を内蔵した(1)(緑)[[伝説のアーティファクト]]。(機械兵団の進軍)
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*[[大群の諜報/Swarm Intelligence]] - [[インスタント]]か[[ソーサリー]]を唱えるたびそれを[[コピー]]する。(6)(青)。([[破滅の刻]])
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**[[リトヤラの反射/Reflections of Littjara]] - これが戦場に出る際に指定した[[クリーチャー・タイプ]]のクリーチャーを唱えるたび、それをコピーする。(4)(青)。(カルドハイム)
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*[[解き放たれた繁栄/Unbound Flourishing]] - あなたの唱える[[X]]マナ呪文のX値を倍増し、あなたの[[起動]]するコストにXを含む[[起動型能力]]をコピーする。(2)(緑)。([[モダンホライゾン]])
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{{サイクル/シャドウムーアの反射}}
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{{サイクル/ファイレクシア:完全なる統一のドミヌス}}
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==参考==
 
==参考==
 
<references />
 
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2024年1月26日 (金) 23:21時点における最新版


Doubling Season / 倍増の季節 (4)(緑)
エンチャント

いずれかの効果があなたのコントロール下で1個以上のトークンを生成する場合、代わりにそれはその2倍の数を生成する。
いずれかの効果があなたがコントロールするパーマネントの上に1個以上のカウンターを置く場合、代わりにそれはその2倍の数をそのパーマネントの上に置く。


に時々登場する、豪快な「倍出し」カードあなたトークンが2倍生成され、カウンターも2倍の数置かれるようになる。

「カウンターが置かれた状態で戦場に出るパーマネントも影響を受けるため、消散接合烈日などのほか、初出のラヴニカ・ブロック内では狂喜移植持ちなどのカードとも相性が良い。特に元から高性能なものが多い消散や、継続してカウンターを移し替えられる接合などとの組み合わせは強力。リミテッドでは上記2つの他に、トークンを多用するセレズニアオルゾフと組んでもよい。

その他、スパイク魔力の導管/Power Conduitなどカウンター自体をやりとりするカード、ファンガス落とし子の穴/Spawning Pitなどカウンターとトークンを併用するカードとのギミックは面白い。例えばはじける子嚢/Saproling Burstの場合、消散カウンターが通常の倍の14個置かれて戦場に出る。1個取り除いて苗木トークンを生成すると13/13の苗木2体が戦場に出る。7個取り除いて7/7の14体のトークンを生成した場合、P/Tの合計値が最大の98/98となる。召喚酔いの都合、最大級の力を発揮できないのが残念(そもそもオーバーキルだが)。

また、後に登場したプレインズウォーカー全般を強くサポートできる。忠誠カウンターも2倍置かれた状態で戦場に出るようになるため、耐久力が大幅に増すほか、忠誠度能力起動しやすくなる。特に本来であれば数ターンかけて地道に忠誠カウンターを増やしてからでなければ使用できない、大マイナス能力(いわゆる「奥義」)を即座に使用できるようになるプレインズウォーカーも少なくない。自身の効果でカウンター類を利用するプレインズウォーカーであれば更にシナジーは強くなり、様々なプレインズウォーカーが新たな可能性を見せてくれるだろう。

一方、仕組まれた爆薬/Engineered Explosivesなどのカウンターの個数の調整が必要なカードとは相性があまり良くなく、-1/-1カウンター経年カウンター暗黒の深部/Dark Depthsなどのデメリットとしてカウンターを使うカードとの相性は最悪である。

[編集] ルール

全体
トークン関連
カウンター関連

[編集] 旧ルール

[編集] 主な亜種

2倍にするカード愛好家」を自称するMark Rosewaterお気に入りのカードであり、リメイク的な後継カードがいくつか存在する。

特に説明がない場合は緑のエンチャント。トークンの内容を変更したり追加で生成するカードは神聖な訪問/Divine Visitationの項を、置くカウンターを倍ではなく一定数増やすものは硬化した鱗/Hardened Scalesの項を、トークンやカウンター以外を倍化させるカードは倍にする#関連カードをそれぞれ参照。

[編集] 参考

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