黒緑コントロール

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'''黒緑コントロール'''(''BG Control'')は、[[黒緑]]で組まれる[[コントロールデッキ]]の総称。
  
黒の[[クリーチャー]][[除去]]・[[手札破壊]]をメインに、緑の[[マナ加速]]や優秀な[[フィニッシャー]]を入れた[[デッキ]]。
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==概要==
[[単色]]では対処できない[[エンチャント]]・[[アーティファクト]]も緑が補えるため汎用性が高い。
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[[黒]]の[[クリーチャー]][[除去]]・[[手札破壊]]をメインに、[[]][[マナ加速]]や優秀なクリーチャーを入れた[[デッキ]]。[[黒単色デッキ]]では対処できない[[エンチャント]]・[[アーティファクト]]も緑が補えるため汎用性が高い。[[マナ基盤]]の不安も緑の[[マナ]]・サポートにより解消されている。そのため、総合的な安定性は非常に高い。
[[対抗色]]ゆえの[[マナ基盤]]の不安も緑の[[マナ]]・サポートにより解消されている。
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そのため、総合的な安定性は非常に高い。
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しかし、汎用性が高いということは尖った所がないという弱点の裏返しでもあり、決定力の不足から「器用貧乏」と揶揄されることもある。
 
しかし、汎用性が高いということは尖った所がないという弱点の裏返しでもあり、決定力の不足から「器用貧乏」と揶揄されることもある。
  
*緑のマナ加速から黒の強力[[カード]]を撃つ、という構成になることも多い。
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*緑のマナ加速から黒または無色の強力[[カード]]を撃つ、という構成になることも多い。
*時に[[The Rock]]と総称されることもある[[デッキカラー]]である。[[エクステンデッド]]においては長きに渡り勢力を保持し続けている。
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*時に[[The Rock]]と総称されることもある[[デッキカラー]]である。[[エクステンデッド]]においては長きに渡り勢力を保持し続けた。
  
==[[時のらせんブロック構築]]==
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==時のらせんブロック構築==
 
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強力な[[滅び/Damnation]]をメインにした[[コントロールデッキ]]の1つ。
強力な[[滅び/Damnation]]をメインにした[[コントロールデッキ]]の一つ。
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{{#card:Damnation}}
 
{{#card:Damnation}}
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序盤は[[単体除去]]や[[根の壁/Wall of Roots]]で支える。
 
序盤は[[単体除去]]や[[根の壁/Wall of Roots]]で支える。
  
==[[ミラディン・ブロック]][[神河ブロック]]期==
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==スタンダード==
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===ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期===
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[[神河:輝ける世界]]の参入後、[[サクリファイス|ラクドス・サクリファイス]]や[[白ウィニー/スタンダード/ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|白ウィニー]]を強く意識した構築の'''ゴルガリ・コントロール'''(''Golgari Control'')が登場、[[地雷デッキ]]として話題を集めた。
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*コントロール要素の強いデッキであり、製作者もコントロールと認識しているが([https://twitter.com/mtgreew/status/1505894857906089990 @mtgreew])、初めて姿を見せた大会で[[ミッドレンジ]]として紹介されたため([https://twitter.com/Sekacolo_info/status/1505893745228599309 @Sekacolo_info])'''ゴルガリ・ミッドレンジ'''(''Golgari Midrange'')と呼ばれることもある。
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{{#card:Sarulf, Realm Eater}}
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{{#card:Shigeki, Jukai Visionary}}
  
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大量の[[除去]]で相手の攻勢をいなしつつ[[ラトスタイン翁/Old Rutstein]]や[[古き神々への拘束/Binding the Old Gods]]で[[マナ]]を伸ばし、[[樹海の幻想家、しげ樹/Shigeki, Jukai Visionary]]や[[無限性の支配/Harness Infinity]]で一気に[[アドバンテージ]]差をつけて勝負を決める。[[魂転移/Soul Transfer]]としげ樹が揃えば無限[[リソース]]も可能。[[領界喰らい、サルーフ/Sarulf, Realm Eater]]や[[選別の儀式/Culling Ritual]]により非クリーチャーへの[[全体除去]]が可能な点もラクドス・サクリファイスや[[白黒ビートダウン#ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|オルゾフ・ミッドレンジ]]等の流行する[[環境]]にマッチしている。
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====サンプルレシピ====
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*備考
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**第5回Sekappy COLOSSEUM 決勝大会  優勝 ([https://sekanavi.jp/#/deck/AA5I0uG2ry0IxZsY67S3A8HOALGhjUXz/detail?team_user_id=63953 参考])
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**使用者:[[松崎照央]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[ゼンディカーの夜明け]]+[[カルドハイム]]+[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]+[[フォーゴトン・レルム探訪]]+[[イニストラード:真夜中の狩り]]+[[イニストラード:真紅の契り]]+[[神河:輝ける世界]])
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{{#MagicFactory:df321152}}
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===ラヴニカのギルド~基本セット2021期===
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[[グランプリポートランド19]]で、[[黒緑]]の[[ミッドレンジ]][[デッキ]]がベスト4の結果を残した。
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{{#card:Murderous Rider}}
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{{#card:Nissa, Who Shakes the World}}
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[[楽園のドルイド/Paradise Druid]]や[[力線をうろつくもの/Leyline Prowler]]から[[マナ加速]]し、[[残忍な騎士/Murderous Rider|迅速な終わり/Swift End]]や[[戦争の犠牲/Casualties of War]]などの[[除去]]で[[対戦相手]]の脅威を対処。最後は[[探索する獣/Questing Beast]]や[[世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World]]で勝負を決める。
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====サンプルレシピ====
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*備考
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**[[グランプリポートランド19]] ベスト4([https://coverage.channelfireball.com/event/46 参考])
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**使用者:[[Felix Sloo]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[ラヴニカのギルド]]+[[ラヴニカの献身]]+[[灯争大戦]]+[[基本セット2020]]+[[エルドレインの王権]])
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{{#MagicFactory:df319566}}
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===カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期===
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[[イクサランの相克]]で[[首謀者の収得/Mastermind's Acquisition]]が登場したことにより、これを[[キーカード]]とする[[ランプ]]系[[コントロールデッキ]]が[[環境]]に姿を見せるようになった。[[黒緑]]を含む[[多色]]で組まれる。
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{{#card:Hour of Promise}}
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{{#card:Mastermind's Acquisition}}
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[[致命的な一押し/Fatal Push]]や[[渇望の時/Moment of Craving]]などの[[除去]][[呪文]]で序盤を凌ぎ、[[約束の刻/Hour of Promise]]で[[マナ加速]]しつつ[[ブロッカー]]を並べ、首謀者の収得で[[フィニッシャー]]や[[メタる|メタ]][[カード]]を[[シルバーバレット]]するのが基本戦略。特に[[アゾールの門口/Azor's Gateway]]を採用したタイプでは、[[アゾールの門口/Azor's Gateway|太陽の聖域/Sanctum of the Sun]]が生み出す膨大な[[マナ]]から[[霰炎の責め苦/Torment of Hailfire]]などの[[X]]呪文に繋げることを狙う。
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====黒緑====
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*備考
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**Competitive Standard Constructed League 5勝0敗 ([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/competitive-standard-constructed-league-2018-02-19 参考])
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**使用者:Dr_Smiiles
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[カラデシュ・ブロック]]+[[アモンケット・ブロック]]+[[イクサラン・ブロック]])
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{{#MagicFactory:df318407}}
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*黒緑2[[色]]のタイプ。
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====黒緑白====
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*備考
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**Competitive Standard Constructed League 5勝0敗 ([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/competitive-standard-constructed-league-2018-02-19 参考])
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**使用者:Thijz
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[カラデシュ・ブロック]]+[[アモンケット・ブロック]]+[[イクサラン・ブロック]])
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{{#MagicFactory:df318408}}
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*[[黒緑白]]のアゾールの門口採用型。
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===タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック期===
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[[イニストラードを覆う影]]の参入により、[[闇の誓願/Dark Petition]]と[[過ぎ去った季節/Seasons Past]]の[[コンボ]]を搭載した[[コントロールデッキ]]、'''季節コントロール'''(''Seasons Past Control'')が登場した。
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{{#card:Dark Petition}}
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{{#card:Seasons Past}}
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詳細は[[季節コントロール]]を参照。
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===イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期===
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[[黒]][[タッチ]][[緑]]で構成される、[[コントロール]]寄りの[[ミッドレンジ]][[デッキ]]が存在する。'''黒緑ミッドレンジ'''(''BG Midrange'')、'''黒緑コントロール'''(''BG Control'')の他、'''[[The Rock]]'''の名前で呼ばれることも多い。
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{{#card:Desecration Demon}}
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{{#card:Mutilate}}
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基本構成は[[もぎとり/Mutilate]]を中心とする[[黒コントロール]]だが、[[ブロッカー]]兼[[軽い|軽め]]の[[フィニッシャー]]として、中[[マナ]]域の[[クリーチャー]]が多数採用されているのが特徴。
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特に重要なのは[[冒涜の悪魔/Desecration Demon]]。大量のクリーチャー[[除去]]を搭載したこのデッキでは、[[ペナルティ能力]]に邪魔されずその高い[[マナレシオ]]を存分に振るうことができる。[[トークン]]を並べられるなどして除去が追いつかない場合は、[[ボーラスの信奉者/Disciple of Bolas]]によって[[ライフ]]と[[手札]]に変換することも可能。
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登場当初は比較的マイナーな[[デッキタイプ]]であったが、徐々に台頭。[[基本セット2014]]参入後は[[漁る軟泥/Scavenging Ooze]]や[[生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie]]の獲得に加え、クリーチャー除去が効きづらい[[リアニメイト/スタンダード/イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|ジャンクリアニメイト]]や[[青]]系コントロールの減少といった[[環境]]的要因もあり、[[メタゲーム|メタ]]の一角にまで上り詰めた。
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====サンプルレシピ====
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*備考
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**[[グランプリカルガリー13]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpcal13/welcome 参考])
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**使用者:[[Trent Douglas]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[基本セット2013]]+[[基本セット2014]]+[[イニストラード・ブロック]]+[[ラヴニカへの回帰ブロック]])
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{{#MagicFactory:df310647}}
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===ミラディン・ブロック+神河ブロック期===
 
[[死の雲/Death Cloud]]をメインとした[[デスクラウド#ミラディン・ブロック+神河ブロック期|デスクラウド]]が活躍する。
 
[[死の雲/Death Cloud]]をメインとした[[デスクラウド#ミラディン・ブロック+神河ブロック期|デスクラウド]]が活躍する。
  
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詳細は[[デスクラウド#ミラディン・ブロック+神河ブロック期|デスクラウド]]を参照のこと。
 
詳細は[[デスクラウド#ミラディン・ブロック+神河ブロック期|デスクラウド]]を参照のこと。
  
==[[インベイジョン・ブロック]]+[[オデッセイ・ブロック]]期==
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===インベイジョン・ブロック+オデッセイ・ブロック期===
 
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[[オデッセイ・ブロック]]時代の[[黒コントロール#オデッセイ・ブロック期|黒コントロール]]に、[[アポカリプス]]の強力な[[黒緑]]の[[カード]]を投入した[[デッキ]]が登場。
[[オデッセイ・ブロック]]時代の[[黒コントロール#オデッセイ・ブロック期|黒コントロール]]
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に、[[アポカリプス]]の強力な[[ゴルガリカラー|黒緑]]の[[カード]]を投入したデッキが登場。
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{{#card:Pernicious Deed}}
 
{{#card:Pernicious Deed}}
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また、[[ノワール]]に[[獣群の呼び声/Call of the Herd]]などの強力な[[緑]][[クリーチャー]]を追加したデッキも現れた。
 
また、[[ノワール]]に[[獣群の呼び声/Call of the Herd]]などの強力な[[緑]][[クリーチャー]]を追加したデッキも現れた。
  
==[[エクステンデッド]]==
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==エクステンデッド==
 
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[[アポカリプス]]での強力な[[対抗色]][[多色カード]]が登場以来、[[The Rock]]が[[メタゲーム|メタ]]の一角に居座り続けている。
[[アポカリプス]]での強力な[[対抗色]][[マルチカラー]][[カード]]が登場以来、[[The Rock]]が[[メタ]]の一角に居座り続けている。
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{{#card:Pernicious Deed}}
 
{{#card:Pernicious Deed}}
 
{{#card:Living Wish}}
 
{{#card:Living Wish}}
  
[[生ける屍/Living Death]]を採用した[[マルカ・デス]]、[[ビートダウン]]にシフトした[[京都迷宮案内]]、[[赤]]を加え[[クリーチャー]][[除去]]力を強化したもの、[[青]]を追加し[[けちな贈り物/Gifts Ungiven]]の[[サーチ]]を取り入れた[[けちマルカ]]、[[死の雲/Death Cloud]]を入れた[[デスクラウド#エクステンデッド|デスクラウド]]など、バリエーションも豊富に存在する。
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[[生ける屍/Living Death]]を採用した[[マルカ・デス]]、[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]にシフトした[[京都迷宮案内]]、[[赤]]を加え[[クリーチャー]][[除去]]力を強化したもの、[[青]]を追加し[[けちな贈り物/Gifts Ungiven]]の[[サーチ]]を取り入れた[[けちマルカ]]、[[死の雲/Death Cloud]]を入れた[[デスクラウド#エクステンデッド|デスクラウド]]など、バリエーションも豊富に存在する。
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==モダン==
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同[[環境]]の[[ジャンドコントロール#モダン|ジャンド]]によく似た、'''[[黒緑系]]'''(''BGx'')と呼ばれる[[デッキタイプ]]の一つ。単に'''黒緑'''(''BG'')と呼ばれる事か多い。
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{{#card:Tarmogoyf}}
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{{#card:Abrupt Decay}}
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{{#card:Liliana of the Veil}}
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デッキ構成はジャンドから[[赤]]を抜いたものに近い。基本的な動きもジャンドとほぼ同じで、[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]や[[闇の腹心/Dark Confidant]]などの優秀な[[クリーチャー]]を、[[単体除去]]と[[手札破壊]]でバックアップして戦う。ジャンドと比較すると、[[デッキカラー]]を2色に減らしたことで、[[地盤の際/Tectonic Edge]]を[[積む]]余裕が生まれたことや、[[漁る軟泥/Scavenging Ooze]]を最大限に活用できるようになったことが主なメリット。反面、[[稲妻/Lightning Bolt]]や赤を含む[[サイドボード|サイド]][[カード]]を使えなくなったことは大きなデメリットと言える。
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長らくマイナーな[[デッキタイプ]]であったが、[[基本セット2014]]で上記の漁る軟泥が[[モダン]]でも使用可能になったこと、さらに[[世界選手権13]]に[[Channel Fireball]]の面々が持ち込んだことにより急激に台頭し、[[メタゲーム|メタ]]の一角を占めるまでになった。その後[[グランプリブリスベン13]]では、[[白]]を[[タッチ]]して[[未練ある魂/Lingering Souls]]を投入した'''BG Souls'''と呼ばれるタイプも登場した。
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2014年2月7日より、[[死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman]]が禁止され、ジャンドとともに大きく数を減らすこととなったが、[[ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator]]を採用したタイプが[[Reid Duke]]らによって開発され、一定の勢力を保っている。([http://www.channelfireball.com/articles/teamcfbp-deck-techs-bg-rock-and-naya-zoo/ 参考1])([http://www.channelfireball.com/articles/obliterator-rock-at-pro-tour-born-of-the-gods/ 参考2])死儀礼のシャーマンが禁止された事で、デッキカラーを2色にまとめたメリットがより大きくなった。
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{{#card:Fatal Push}}
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これまで黒緑は他の同系統のデッキと比べ、ジャンドの[[稲妻/Lightning Bolt]]や[[黒緑白ビートダウン#モダン|アブザン]]の[[流刑への道/Path to Exile]]の様な優秀な[[軽い|軽量]][[除去]]に恵まれていなかったが、[[霊気紛争]]で[[致命的な一押し/Fatal Push]]を獲得した事によって強化された。
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===死儀礼のシャーマン禁止前===
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*備考
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**[[グランプリデトロイト13]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpdet13/welcome 参考])
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**使用者:[[Marcelino Freeman]]
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*[[フォーマット]]
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**[[モダン]](~[[基本セット2014]])
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{{#MagicFactory:df311035}}
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===死儀礼のシャーマン禁止後===
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*備考
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**[[プロツアー「神々の軍勢」]] モダン部門 8-2 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptbng14/welcome 参考])
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**使用者:[[Matthew Costa]]
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*[[フォーマット]]
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**[[モダン]](~[[神々の軍勢]])
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{{#MagicFactory:df311647}}
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*[[Zoo#モダン|Zoo]]への耐性を保ちつつ、[[チャンプブロック]]を防ぎ速やかに[[ゲーム]]を終わらせる[[フィニッシャー]]として、[[ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator]]を採用している。
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===破滅の刻後===
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*備考
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**[[グランプリバーミンガム17]] 準優勝 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpbir17 参考])
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**使用者:[[Steve Hatto]]
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*[[フォーマット]]
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**[[モダン]](~[[破滅の刻]])
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{{#MagicFactory:df318042}}
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===ラヴニカのギルド後===
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*備考
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**[[グランプリポートランド18]] 準優勝 ([https://magic.wizards.com/en/events/coverage/gppor18/top-8-decklists-2018-12-09 参考])
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**使用者:[[Daniel Geiter]]
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*[[フォーマット]]
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**[[モダン]](~[[ラヴニカのギルド]])
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{{#MagicFactory:df318941}}
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*[[イクサラン]]から[[廃墟の地/Field of Ruin]]を、[[ラヴニカのギルド]]から[[暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy]]を獲得し、[[ウルザトロン#モダン|ウルザトロン]]との相性が改善された。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[ゴルガリカラー]]
 
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
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{{DEFAULTSORT:くろみとりこんとろおる}}
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[[Category:黒緑デッキ|*]]
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[[Category:コントロールデッキ|*]]
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[[Category:黒緑コントロールデッキ|*]]
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[[Category:時のらせんブロック構築デッキ]]
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[[Category:スタンダードデッキ]]
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[[Category:エクステンデッドデッキ]]
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[[Category:モダンデッキ]]

2022年4月22日 (金) 02:14時点における最新版

黒緑コントロール(BG Control)は、黒緑で組まれるコントロールデッキの総称。

目次

[編集] 概要

クリーチャー除去手札破壊をメインに、マナ加速や優秀なクリーチャーを入れたデッキ黒単色デッキでは対処できないエンチャントアーティファクトも緑が補えるため汎用性が高い。マナ基盤の不安も緑のマナ・サポートにより解消されている。そのため、総合的な安定性は非常に高い。

しかし、汎用性が高いということは尖った所がないという弱点の裏返しでもあり、決定力の不足から「器用貧乏」と揶揄されることもある。

[編集] 時のらせんブロック構築

強力な滅び/Damnationをメインにしたコントロールデッキの1つ。


Damnation / 滅び (2)(黒)(黒)
ソーサリー

すべてのクリーチャーを破壊する。それらは再生できない。



Harmonize / 調和 (2)(緑)(緑)
ソーサリー

カードを3枚引く。


滅び/Damnation調和/Harmonizeといった強力なカードを使用できるのが大きな利点。

序盤は単体除去根の壁/Wall of Rootsで支える。

[編集] スタンダード

[編集] ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期

神河:輝ける世界の参入後、ラクドス・サクリファイス白ウィニーを強く意識した構築のゴルガリ・コントロールGolgari Control)が登場、地雷デッキとして話題を集めた。

  • コントロール要素の強いデッキであり、製作者もコントロールと認識しているが(@mtgreew)、初めて姿を見せた大会でミッドレンジとして紹介されたため(@Sekacolo_infoゴルガリ・ミッドレンジGolgari Midrange)と呼ばれることもある。

Sarulf, Realm Eater / 領界喰らい、サルーフ (1)(黒)(緑)
伝説のクリーチャー — 狼(Wolf)

対戦相手がコントロールしているパーマネント1つが戦場から墓地に置かれるたび、領界喰らい、サルーフの上に+1/+1カウンター1個を置く。
あなたのアップキープの開始時に、領界喰らい、サルーフの上に+1/+1カウンタ1個以上が置かれている場合、あなたはそれらすべてを取り除いてもよい。そうしたなら、マナ総量がこれにより取り除かれたカウンターの個数以下であり土地でない他のすべてのパーマネントを追放する。

3/3


Shigeki, Jukai Visionary / 樹海の幻想家、しげ樹 (1)(緑)
伝説のクリーチャー エンチャント — 蛇(Snake) ドルイド(Druid)

(1)(緑),(T),樹海の幻想家、しげ樹をオーナーの手札に戻す:あなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を公開する。あなたはその中から土地カード1枚をタップ状態で戦場に出してもよい。残りをあなたの墓地に置く。
魂力 ― (X)(X)(緑)(緑),樹海の幻想家、しげ樹を捨てる:あなたの墓地にあり伝説でないカードX枚を対象とする。それらをあなたの手札に戻す。

1/3

大量の除去で相手の攻勢をいなしつつラトスタイン翁/Old Rutstein古き神々への拘束/Binding the Old Godsマナを伸ばし、樹海の幻想家、しげ樹/Shigeki, Jukai Visionary無限性の支配/Harness Infinityで一気にアドバンテージ差をつけて勝負を決める。魂転移/Soul Transferとしげ樹が揃えば無限リソースも可能。領界喰らい、サルーフ/Sarulf, Realm Eater選別の儀式/Culling Ritualにより非クリーチャーへの全体除去が可能な点もラクドス・サクリファイスやオルゾフ・ミッドレンジ等の流行する環境にマッチしている。

[編集] サンプルレシピ

Golgari Control(NEO) [1]
土地 (24)
4 森/Forest
4 闇孔の小道/Darkbore Pathway
4 死天狗茸の林間地/Deathcap Glade
2 沼/Swamp
2 森林の地割れ/Woodland Chasm
2 屍花の交錯/Necroblossom Snarl
2 耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures
1 廃墟の地/Field of Ruin
1 目玉の暴君の住処/Hive of the Eye Tyrant
1 ハイドラの巣/Lair of the Hydra
1 見捨てられたぬかるみ、竹沼/Takenuma, Abandoned Mire
クリーチャー (7)
3 樹海の幻想家、しげ樹/Shigeki, Jukai Visionary
2 領界喰らい、サルーフ/Sarulf, Realm Eater
2 ラトスタイン翁/Old Rutstein
呪文 (29)
3 食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacre
3 古き神々への拘束/Binding the Old Gods
4 掘り起こし/Dig Up
3 ウィザーブルームの命令/Witherbloom Command
2 魂転移/Soul Transfer
2 選別の儀式/Culling Ritual
1 血の長の渇き/Bloodchief's Thirst
1 罠を探す/Check for Traps
1 遺跡の碑文/Inscription of Ruin
3 レイ・オヴ・エンフィーブルメント/Ray of Enfeeblement
3 不憫な悲哀の行進/March of Wretched Sorrow
2 パワー・ワード・キル/Power Word Kill
1 無限性の支配/Harness Infinity
サイドボード (15)
3 茨橋の追跡者/Briarbridge Tracker
1 強迫/Duress
1 レイ・オヴ・エンフィーブルメント/Ray of Enfeeblement
1 罠を探す/Check for Traps
1 魂の粉砕/Soul Shatter
1 領界喰らい、サルーフ/Sarulf, Realm Eater
1 真っ白/Go Blank
1 古き神々への拘束/Binding the Old Gods
2 選別の儀式/Culling Ritual
1 影の評決/Shadows' Verdict
1 壮麗な日の出/Glorious Sunrise
1 岩山鎧のベイロス/Cragplate Baloth


[編集] ラヴニカのギルド~基本セット2021期

グランプリポートランド19で、黒緑ミッドレンジデッキがベスト4の結果を残した。


Murderous Rider / 残忍な騎士 (1)(黒)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 騎士(Knight)

絆魂
残忍な騎士が死亡したとき、これをオーナーのライブラリーの一番下に置く。

2/3
Swift End / 迅速な終わり (1)(黒)(黒)
インスタント — 出来事(Adventure)

クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。あなたは2点のライフを失う。(その後、このカードを追放する。あなたは後で追放領域からこのクリーチャーを唱えてもよい。)



Nissa, Who Shakes the World / 世界を揺るがす者、ニッサ (3)(緑)(緑)
伝説のプレインズウォーカー — ニッサ(Nissa)

あなたがマナを引き出す目的で森(Forest)をタップするたび、追加で(緑)を加える。
[+1]:あなたがコントロールしていてクリーチャーでない土地最大1つを対象とし、それの上に+1/+1カウンターを3個置く。それをアンタップする。それは警戒と速攻を持つ0/0のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。それは土地でもある。
[-8]:あなたは「あなたがコントロールしている土地は破壊不能を持つ。」を持つ紋章を得る。あなたのライブラリーから森カードを望む枚数探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。

5

楽園のドルイド/Paradise Druid力線をうろつくもの/Leyline Prowlerからマナ加速し、迅速な終わり/Swift End戦争の犠牲/Casualties of Warなどの除去対戦相手の脅威を対処。最後は探索する獣/Questing Beast世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the Worldで勝負を決める。

[編集] サンプルレシピ

Golgari Midrange [2]
土地 (26)
1 ロークスワイン城/Castle Locthwain
1 寓話の小道/Fabled Passage
4 草むした墓/Overgrown Tomb
9 森/Forest
7 沼/Swamp
4 疾病の神殿/Temple of Malady
クリーチャー (17)
4 力線をうろつくもの/Leyline Prowler
2 虐殺少女/Massacre Girl
4 残忍な騎士/Murderous Rider
4 楽園のドルイド/Paradise Druid
3 探索する獣/Questing Beast
呪文 (17)
3 世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World
3 アーク弓のレインジャー、ビビアン/Vivien, Arkbow Ranger
1 ゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queen
3 戦争の犠牲/Casualties of War
2 壮大な破滅/Epic Downfall
2 永遠の終焉/Finale of Eternity
1 採取+最終/Find+Finality
2 害悪な掌握/Noxious Grasp
サイドボード (15)
3 強迫/Duress
2 軍団の最期/Legion's End
3 恋煩いの野獣/Lovestruck Beast
2 害悪な掌握/Noxious Grasp
2 自然への回帰/Return to Nature
2 変容するケラトプス/Shifting Ceratops
1 魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass


[編集] カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期

イクサランの相克首謀者の収得/Mastermind's Acquisitionが登場したことにより、これをキーカードとするランプコントロールデッキ環境に姿を見せるようになった。黒緑を含む多色で組まれる。


Hour of Promise / 約束の刻 (4)(緑)
ソーサリー

あなたのライブラリーから土地カードを最大2枚探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。その後、あなたが砂漠(Desert)を3つ以上コントロールしているなら、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを2体生成する。



Mastermind's Acquisition / 首謀者の収得 (2)(黒)(黒)
ソーサリー

以下から1つを選ぶ。
・あなたのライブラリーからカード1枚を探し、それをあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
・ゲームの外部からあなたがオーナーであるカード1枚をあなたの手札に加える。


致命的な一押し/Fatal Push渇望の時/Moment of Cravingなどの除去呪文で序盤を凌ぎ、約束の刻/Hour of Promiseマナ加速しつつブロッカーを並べ、首謀者の収得でフィニッシャーメタカードシルバーバレットするのが基本戦略。特にアゾールの門口/Azor's Gatewayを採用したタイプでは、太陽の聖域/Sanctum of the Sunが生み出す膨大なマナから霰炎の責め苦/Torment of HailfireなどのX呪文に繋げることを狙う。

[編集] 黒緑

GB Control [3]
土地 (26)
1 オラーズカの拱門/Arch of Orazca
4 花盛りの湿地/Blooming Marsh
4 栄光の砂漠/Desert of the Glorified
1 不屈の砂漠/Desert of the Indomitable
1 廃墟の地/Field of Ruin
2 森/Forest
1 ハシェプのオアシス/Hashep Oasis
1 敵意ある砂漠/Hostile Desert
4 イフニルの死界/Ifnir Deadlands
2 屍肉あさりの地/Scavenger Grounds
5 沼/Swamp
クリーチャー (4)
1 豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury
1 原初の死、テジマク/Tetzimoc, Primal Death
2 歩行バリスタ/Walking Ballista
呪文 (30)
2 橋上の戦い/Battle at the Bridge
4 大災厄/Doomfall
3 強迫/Duress
4 約束の刻/Hour of Promise
2 首謀者の収得/Mastermind's Acquisition
4 致命的な一押し/Fatal Push
3 渇望の時/Moment of Craving
4 ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt
1 魔学コンパス/Thaumatic Compass
1 アルゲールの断血/Arguel's Blood Fast
2 秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker
サイドボード (15)
1 アルゲールの断血/Arguel's Blood Fast
1 橋上の戦い/Battle at the Bridge
1 魔学コンパス/Thaumatic Compass
1 高木背の踏みつけ/Arborback Stomper
1 バントゥ最後の算段/Bontu's Last Reckoning
1 殺戮の暴君/Carnage Tyrant
1 没収の曲杖/Crook of Condemnation
1 没収/Dispossess
1 失われた遺産/Lost Legacy
3 帰化/Naturalize
1 生命の力、ニッサ/Nissa, Vital Force
1 サンドワームの収斂/Sandwurm Convergence
1 ヤヘンニの巧技/Yahenni's Expertise


  • 黒緑2のタイプ。

[編集] 黒緑白

Abzan Control [4]
土地 (26)
1 オラーズカの拱門/Arch of Orazca
4 花盛りの湿地/Blooming Marsh
4 秘密の中庭/Concealed Courtyard
1 栄光の砂漠/Desert of the Glorified
1 不屈の砂漠/Desert of the Indomitable
1 信義の砂漠/Desert of the True
2 廃墟の地/Field of Ruin
2 森/Forest
3 イフニルの死界/Ifnir Deadlands
1 平地/Plains
2 まばらな木立ち/Scattered Groves
1 屍肉あさりの地/Scavenger Grounds
3 沼/Swamp
クリーチャー (0)
呪文 (34)
2 橋上の戦い/Battle at the Bridge
3 大災厄/Doomfall
2 黄金の死/Golden Demise
1 翦草+除根/Grind+Dust
4 約束の刻/Hour of Promise
2 首謀者の収得/Mastermind's Acquisition
1 不帰+回帰/Never+Return
4 致命的な一押し/Fatal Push
2 渇望の時/Moment of Craving
3 ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt
2 アゾールの門口/Azor's Gateway
2 魔学コンパス/Thaumatic Compass
2 イクサランの束縛/Ixalan's Binding
2 不敬の行進/Profane Procession
2 秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker
サイドボード (15)
2 アルゲールの断血/Arguel's Blood Fast
3 貪る死肉あさり/Deathgorge Scavenger
3 強迫/Duress
3 才気ある霊基体/Gifted Aetherborn
1 豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury
1 失われた遺産/Lost Legacy
1 帰化/Naturalize
1 霰炎の責め苦/Torment of Hailfire


  • 黒緑白のアゾールの門口採用型。

[編集] タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック期

イニストラードを覆う影の参入により、闇の誓願/Dark Petition過ぎ去った季節/Seasons Pastコンボを搭載したコントロールデッキ季節コントロール(Seasons Past Control)が登場した。


Dark Petition / 闇の誓願 (3)(黒)(黒)
ソーサリー

あなたのライブラリーからカードを1枚探し、そのカードをあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
魔巧 ― あなたの墓地にインスタント・カードやソーサリー・カードが合わせて2枚以上あるなら、(黒)(黒)(黒)を加える。



Seasons Past / 過ぎ去った季節 (4)(緑)(緑)
ソーサリー

あなたの墓地からマナ総量が互いに異なるカードを望む枚数あなたの手札に戻す。過ぎ去った季節をオーナーのライブラリーの一番下に置く。


詳細は季節コントロールを参照。

[編集] イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期

タッチで構成される、コントロール寄りのミッドレンジデッキが存在する。黒緑ミッドレンジ(BG Midrange)、黒緑コントロール(BG Control)の他、The Rockの名前で呼ばれることも多い。


Desecration Demon / 冒涜の悪魔 (2)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon)

飛行
各戦闘の開始時に、いずれの対戦相手もクリーチャーを1体生け贄に捧げてもよい。プレイヤー1人がそうした場合、冒涜の悪魔をタップし、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。

6/6


Mutilate / もぎとり (2)(黒)(黒)
ソーサリー

すべてのクリーチャーは、ターン終了時まであなたがコントロールする沼(Swamp)1つにつき-1/-1の修整を受ける。


基本構成はもぎとり/Mutilateを中心とする黒コントロールだが、ブロッカー軽めフィニッシャーとして、中マナ域のクリーチャーが多数採用されているのが特徴。

特に重要なのは冒涜の悪魔/Desecration Demon。大量のクリーチャー除去を搭載したこのデッキでは、ペナルティ能力に邪魔されずその高いマナレシオを存分に振るうことができる。トークンを並べられるなどして除去が追いつかない場合は、ボーラスの信奉者/Disciple of Bolasによってライフ手札に変換することも可能。

登場当初は比較的マイナーなデッキタイプであったが、徐々に台頭。基本セット2014参入後は漁る軟泥/Scavenging Ooze生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombieの獲得に加え、クリーチャー除去が効きづらいジャンクリアニメイト系コントロールの減少といった環境的要因もあり、メタの一角にまで上り詰めた。

[編集] サンプルレシピ

BG Midrange [5]
土地 (25)
4 草むした墓/Overgrown Tomb
1 ならず者の道/Rogue's Passage
16 沼/Swamp
4 森林の墓地/Woodland Cemetery
クリーチャー (16)
4 冒涜の悪魔/Desecration Demon
2 ボーラスの信奉者/Disciple of Bolas
3 生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie
3 漁る軟泥/Scavenging Ooze
4 スラーグ牙/Thragtusk
呪文 (19)
2 突然の衰微/Abrupt Decay
2 肉貪り/Devour Flesh
1 破滅の刃/Doom Blade
4 もぎとり/Mutilate
3 血の署名/Sign in Blood
2 悲劇的な過ち/Tragic Slip
1 地下世界の人脈/Underworld Connections
3 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
1 見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseen
サイドボード (15)
2 死の支配の呪い/Curse of Death's Hold
3 強迫/Duress
1 ゴルガリの魔除け/Golgari Charm
1 生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie
1 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
2 真髄の針/Pithing Needle
2 原始の報奨/Primeval Bounty
1 漸増爆弾/Ratchet Bomb
1 地下世界の人脈/Underworld Connections
1 見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseen


[編集] ミラディン・ブロック+神河ブロック期

死の雲/Death Cloudをメインとしたデスクラウドが活躍する。


Sakura-Tribe Elder / 桜族の長老 (1)(緑)
クリーチャー — 蛇(Snake) シャーマン(Shaman)

桜族の長老を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それをタップ状態で戦場に出す。その後ライブラリーを切り直す。

1/1


Death Cloud / 死の雲 (X)(黒)(黒)(黒)
ソーサリー

各プレイヤーはそれぞれX点のライフを失い、各プレイヤーはそれぞれカードをX枚捨て、各プレイヤーはそれぞれクリーチャーをX体生け贄に捧げ、その後、各プレイヤーはそれぞれ土地をX個生け贄に捧げる。


桜族の長老/Sakura-Tribe Elder木霊の手の内/Kodama's Reach土地を並べ死の雲/Death Cloudを撃つ。

詳細はデスクラウドを参照のこと。

[編集] インベイジョン・ブロック+オデッセイ・ブロック期

オデッセイ・ブロック時代の黒コントロールに、アポカリプスの強力な黒緑カードを投入したデッキが登場。


Pernicious Deed / 破滅的な行為 (1)(黒)(緑)
エンチャント

(X),破滅的な行為を生け贄に捧げる:マナ総量がX以下の、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。



Spiritmonger / 魂売り (3)(黒)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)

魂売りがクリーチャーにダメージを与えるたび、魂売りの上に+1/+1カウンターを1個置く。
(黒):魂売りを再生する。
(緑):魂売りは、ターン終了時まであなたが選んだ1色の色になる。

6/6

また、ノワール獣群の呼び声/Call of the Herdなどの強力なクリーチャーを追加したデッキも現れた。

[編集] エクステンデッド

アポカリプスでの強力な対抗色多色カードが登場以来、The Rockメタの一角に居座り続けている。


Pernicious Deed / 破滅的な行為 (1)(黒)(緑)
エンチャント

(X),破滅的な行為を生け贄に捧げる:マナ総量がX以下の、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。



Living Wish / 生ける願い (1)(緑)
ソーサリー

あなたは、ゲームの外部からあなたがオーナーであるクリーチャー・カード1枚か土地カード1枚を公開し、それをあなたの手札に加えてもよい。生ける願いを追放する。


生ける屍/Living Deathを採用したマルカ・デスビートダウンにシフトした京都迷宮案内を加えクリーチャー除去力を強化したもの、を追加しけちな贈り物/Gifts Ungivenサーチを取り入れたけちマルカ死の雲/Death Cloudを入れたデスクラウドなど、バリエーションも豊富に存在する。

[編集] モダン

環境ジャンドによく似た、黒緑系(BGx)と呼ばれるデッキタイプの一つ。単に黒緑(BG)と呼ばれる事か多い。


Tarmogoyf / タルモゴイフ (1)(緑)
クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)

タルモゴイフのパワーは、すべての墓地にあるカードのカード・タイプの数に等しく、タフネスはその点数に1を加えた点数に等しい。

*/1+*


Abrupt Decay / 突然の衰微 (黒)(緑)
インスタント

この呪文は打ち消されない。
マナ総量が3以下の土地でないパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。



Liliana of the Veil / ヴェールのリリアナ (1)(黒)(黒)
伝説のプレインズウォーカー — リリアナ(Liliana)

[+1]:各プレイヤーはそれぞれカード1枚を捨てる。
[-2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャー1体を生け贄に捧げる。
[-6]:プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーがコントロールしているすべてのパーマネントを2つの束に分ける。そのプレイヤーは一方の束を選び、その束にあるすべてのパーマネントを生け贄に捧げる。

3

デッキ構成はジャンドからを抜いたものに近い。基本的な動きもジャンドとほぼ同じで、タルモゴイフ/Tarmogoyf闇の腹心/Dark Confidantなどの優秀なクリーチャーを、単体除去手札破壊でバックアップして戦う。ジャンドと比較すると、デッキカラーを2色に減らしたことで、地盤の際/Tectonic Edge積む余裕が生まれたことや、漁る軟泥/Scavenging Oozeを最大限に活用できるようになったことが主なメリット。反面、稲妻/Lightning Boltや赤を含むサイドカードを使えなくなったことは大きなデメリットと言える。

長らくマイナーなデッキタイプであったが、基本セット2014で上記の漁る軟泥がモダンでも使用可能になったこと、さらに世界選手権13Channel Fireballの面々が持ち込んだことにより急激に台頭し、メタの一角を占めるまでになった。その後グランプリブリスベン13では、タッチして未練ある魂/Lingering Soulsを投入したBG Soulsと呼ばれるタイプも登場した。

2014年2月7日より、死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanが禁止され、ジャンドとともに大きく数を減らすこととなったが、ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliteratorを採用したタイプがReid Dukeらによって開発され、一定の勢力を保っている。(参考1)(参考2)死儀礼のシャーマンが禁止された事で、デッキカラーを2色にまとめたメリットがより大きくなった。


Fatal Push / 致命的な一押し (黒)
インスタント

クリーチャー1体を対象とし、それのマナ総量が2以下であるなら、それを破壊する。
紛争 ― このターンにあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れていたなら、代わりに、そのクリーチャーのマナ総量が4以下であるなら、それを破壊する。


これまで黒緑は他の同系統のデッキと比べ、ジャンドの稲妻/Lightning Boltアブザン流刑への道/Path to Exileの様な優秀な軽量除去に恵まれていなかったが、霊気紛争致命的な一押し/Fatal Pushを獲得した事によって強化された。

[編集] 死儀礼のシャーマン禁止前

The Rock [6]
土地 (23)
1 森/Forest
4 湿地の干潟/Marsh Flats
1 霧深い雨林/Misty Rainforest
3 草むした墓/Overgrown Tomb
3 沼/Swamp
3 地盤の際/Tectonic Edge
4 樹上の村/Treetop Village
4 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
クリーチャー (18)
4 闇の腹心/Dark Confidant
4 死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman
3 大爆発の魔道士/Fulminator Mage
3 漁る軟泥/Scavenging Ooze
4 タルモゴイフ/Tarmogoyf
呪文 (19)
3 突然の衰微/Abrupt Decay
2 見栄え損ない/Disfigure
2 四肢切断/Dismember
3 コジレックの審問/Inquisition of Kozilek
2 大渦の脈動/Maelstrom Pulse
3 思考囲い/Thoughtseize
4 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
サイドボード (15)
1 突然の衰微/Abrupt Decay
2 忍び寄る腐食/Creeping Corrosion
1 見栄え損ない/Disfigure
1 大爆発の魔道士/Fulminator Mage
1 ゴルガリの魔除け/Golgari Charm
3 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
1 ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena
1 真髄の針/Pithing Needle
1 血統の切断/Sever the Bloodline
2 疑念の影/Shadow of Doubt
1 思考囲い/Thoughtseize


[編集] 死儀礼のシャーマン禁止後

BG Obliterator Rock [7]
土地 (24)
4 樹上の村/Treetop Village
4 黄昏のぬかるみ/Twilight Mire
4 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
2 湿地の干潟/Marsh Flats
2 草むした墓/Overgrown Tomb
2 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
1 森林の墓地/Woodland Cemetery
4 沼/Swamp
1 森/Forest
クリーチャー (18)
4 闇の腹心/Dark Confidant
4 ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator
4 漁る軟泥/Scavenging Ooze
4 タルモゴイフ/Tarmogoyf
2 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
呪文 (18)
4 コジレックの審問/Inquisition of Kozilek
4 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
3 突然の衰微/Abrupt Decay
2 大渦の脈動/Maelstrom Pulse
2 殺戮の契約/Slaughter Pact
2 思考囲い/Thoughtseize
1 夜の犠牲/Victim of Night
サイドボード (15)
3 忍び寄る腐食/Creeping Corrosion
3 大爆発の魔道士/Fulminator Mage
2 墓掘りの檻/Grafdigger's Cage
2 思考囲い/Thoughtseize
2 死の印/Deathmark
1 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
1 光と影の剣/Sword of Light and Shadow
1 最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll


[編集] 破滅の刻後

BG Rock(Modern) [8]
土地 (23)
4 花盛りの湿地/Blooming Marsh
2 森/Forest
3 幽霊街/Ghost Quarter
3 風切る泥沼/Hissing Quagmire
1 湿地の干潟/Marsh Flats
2 草むした墓/Overgrown Tomb
1 屍肉あさりの地/Scavenger Grounds
3 沼/Swamp
4 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
クリーチャー (16)
4 闇の腹心/Dark Confidant
2 永遠の証人/Eternal Witness
2 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
2 漁る軟泥/Scavenging Ooze
4 タルモゴイフ/Tarmogoyf
2 不屈の追跡者/Tireless Tracker
呪文 (21)
3 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
1 最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope
1 集団的蛮行/Collective Brutality
4 コジレックの審問/Inquisition of Kozilek
2 大渦の脈動/Maelstrom Pulse
3 思考囲い/Thoughtseize
3 突然の衰微/Abrupt Decay
3 致命的な一押し/Fatal Push
1 喉首狙い/Go for the Throat
サイドボード (15)
1 最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope
1 滅び/Damnation
2 鞭打つ触手/Flaying Tendrils
4 大爆発の魔道士/Fulminator Mage
2 墓掘りの檻/Grafdigger's Cage
1 リリアナの敗北/Liliana's Defeat
2 虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb
1 ラムナプの採掘者/Ramunap Excavator
1 外科的摘出/Surgical Extraction


[編集] ラヴニカのギルド後

Black Green Midrange [9]
土地 (25)
4 花盛りの湿地/Blooming Marsh
3 廃墟の地/Field of Ruin
2 森/Forest
2 風切る泥沼/Hissing Quagmire
1 湿地の干潟/Marsh Flats
2 草むした墓/Overgrown Tomb
5 沼/Swamp
2 樹上の村/Treetop Village
4 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
クリーチャー (15)
3 闇の腹心/Dark Confidant
2 ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet
3 漁る軟泥/Scavenging Ooze
4 タルモゴイフ/Tarmogoyf
3 不屈の追跡者/Tireless Tracker
呪文 (20)
4 暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy
2 集団的蛮行/Collective Brutality
4 致命的な一押し/Fatal Push
4 コジレックの審問/Inquisition of Kozilek
3 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
1 最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope
2 思考囲い/Thoughtseize
サイドボード (15)
2 集団的蛮行/Collective Brutality
1 滅び/Damnation
1 強迫/Duress
1 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
3 大爆発の魔道士/Fulminator Mage
1 衰滅/Languish
1 大渦の脈動/Maelstrom Pulse
2 生命の力、ニッサ/Nissa, Vital Force
3 外科的摘出/Surgical Extraction


[編集] 参考

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