血の芸術家/Blood Artist

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*[[戦乱のゼンディカー]]では[[ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat]]という亜種が登場。ズーラポートの殺し屋の方が妨害を受けにくいため即死[[コンボ]]が成立しやすいが、こちらは対戦相手のクリーチャーでも誘発するため[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]同士の対決に強い。また、[[部族 (俗称)|部族]][[シナジー]]という点では、ズーラポートの殺し屋のほうが汎用性は高い。
 
*[[戦乱のゼンディカー]]では[[ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat]]という亜種が登場。ズーラポートの殺し屋の方が妨害を受けにくいため即死[[コンボ]]が成立しやすいが、こちらは対戦相手のクリーチャーでも誘発するため[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]同士の対決に強い。また、[[部族 (俗称)|部族]][[シナジー]]という点では、ズーラポートの殺し屋のほうが汎用性は高い。
*彼が描いているのは[[忘却の呪い/Curse of Oblivion]][http://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/blood-artists-subject-2012-05-10-0 Blood Artist Subject])。
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*彼が描いているのは[[忘却の呪い/Curse of Oblivion]]<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/blood-artists-subject-2012-05-10-0 Blood Artist Subject](Arcana [[2012年]]5月10日 [[Monty Ashley]]著)</ref>。
  
 
==利用==
 
==利用==
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**これ自身軽量クリーチャーであるため[[サーチ]]や[[リアニメイト]]などの手段が多く、コンボの余地が大きい。(→[[出産の殻]]、[[戦列への復帰]]など)
 
**これ自身軽量クリーチャーであるため[[サーチ]]や[[リアニメイト]]などの手段が多く、コンボの余地が大きい。(→[[出産の殻]]、[[戦列への復帰]]など)
 
**逆に、対戦相手が利用する無限ループへの対策にもなる。
 
**逆に、対戦相手が利用する無限ループへの対策にもなる。
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==[[MTGアリーナ]]における[[再調整]]==
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{{カードテキスト
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|カード名=Blood Artist / 血の芸術家
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|コスト=(1)(黒)
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|タイプ=クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
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|カードテキスト=血の芸術家か他のクリーチャーが死亡するたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
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[[2022年]]4月7日、[[MTGアリーナ]]において、[[アルケミー]]と[[ヒストリック]]で使用できるカードに[[再調整]]が行われた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/alchemy-rebalancing-april-7-2022 Alchemy Rebalancing for April 7, 2022]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035937/ 2022年4月7日 アルケミー再調整](Daily MTG 2022年3月30日)</ref>。
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誘発するたびに対戦相手をクリックしなくてもよいよう、対戦相手のみを対象にできるようになった。
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*対戦相手が[[呪禁]]を得ているとライフ回復を[[誘発条件]]にするカードを誘発させられないなど、機能的に見れば下方修正である。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
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**'''[[ピアの革命/Pia's Revolution]]''' - 赤の3マナエンチャント。3点支払うか、置かれたカードをあなたの手札に戻すかを、対戦相手に選ばせる。条件はトークンでないアーティファクト。([[霊気紛争]])
 
**'''[[ピアの革命/Pia's Revolution]]''' - 赤の3マナエンチャント。3点支払うか、置かれたカードをあなたの手札に戻すかを、対戦相手に選ばせる。条件はトークンでないアーティファクト。([[霊気紛争]])
 
*[[鼠の守護神/Patron of the Nezumi]] - ダブルシンボル7マナ6/6[[献身]]の伝説のクリーチャー。1点のライフロス。条件は対戦相手のパーマネント。([[神河謀叛]])
 
*[[鼠の守護神/Patron of the Nezumi]] - ダブルシンボル7マナ6/6[[献身]]の伝説のクリーチャー。1点のライフロス。条件は対戦相手のパーマネント。([[神河謀叛]])
*[[束縛の皇子/Prince of Thralls]] - [[青黒赤]]8マナ7/7。3点支払うか、置かれたカードをあなたの[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]下で戦場に出させるかを、対戦相手に選ばせる。条件は対戦相手のパーマネント。(アラーラの断片)
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*[[束縛の皇子/Prince of Thralls]] - [[青黒赤]]8マナ7/7。3点支払うか、置かれたカードをあなたの[[コントロール]]下で戦場に出させるかを、対戦相手に選ばせる。条件は対戦相手のパーマネント。(アラーラの断片)
 
*[[血の長の昇天/Bloodchief Ascension]] - 1マナのエンチャント。2点ドレイン。条件はこれに3つ以上の探索カウンターがある時に、いずれかの[[領域]]から対戦相手の墓地にカードが置かれるたび。([[ゼンディカー]])
 
*[[血の長の昇天/Bloodchief Ascension]] - 1マナのエンチャント。2点ドレイン。条件はこれに3つ以上の探索カウンターがある時に、いずれかの[[領域]]から対戦相手の墓地にカードが置かれるたび。([[ゼンディカー]])
 
*[[ダスクマントルのギルド魔道士/Duskmantle Guildmage]] - 青黒2マナ2/2。起動コスト(1)(青)(黒)の[[起動型能力]]。条件はこのターンいずれかの領域から対戦相手の墓地にカードが置かれるたび。その対戦相手に1点ライフロス。([[ギルド門侵犯]])
 
*[[ダスクマントルのギルド魔道士/Duskmantle Guildmage]] - 青黒2マナ2/2。起動コスト(1)(青)(黒)の[[起動型能力]]。条件はこのターンいずれかの領域から対戦相手の墓地にカードが置かれるたび。その対戦相手に1点ライフロス。([[ギルド門侵犯]])
 
*'''[[ネイディアの夜刃/Nadier's Nightblade]]''' - 3マナ1/3。トークンが戦場を離れるたび各対戦相手から1点ドレイン。([[統率者レジェンズ]])
 
*'''[[ネイディアの夜刃/Nadier's Nightblade]]''' - 3マナ1/3。トークンが戦場を離れるたび各対戦相手から1点ドレイン。([[統率者レジェンズ]])
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==脚注==
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<references />
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[死亡誘発]]
 
*[[死亡誘発]]

2022年4月12日 (火) 13:33時点における版


Blood Artist / 血の芸術家 (1)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)

血の芸術家か他のクリーチャーが死亡するたび、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。

0/1

敵味方問わずクリーチャー死亡するたび1点のライフドレインをする吸血鬼ファルケンラスの貴族/Falkenrath Nobleと同じ能力を持つ下位種

P/Tは0/1と戦力としては全く期待できないが、そのぶん能力は強力。クリーチャーの死亡は頻繁に起こるし、またコントローラーを問わないため、誘発させやすい。対戦相手ライフを削るという直接的な攻めであり、同時にライフの回復という防御手段でもあるため、使い道が幅広い。見た目はシンプルだが、とかく多芸なクリーチャーである。

構築では、クリーチャーが死にやすく除去も採用しやすい黒ウィニー系のデッキに適しているほか、コンボパーツとしてのポテンシャルも高い。

スタンダードではアヴァシンの帰還参入当初より、これ自身はゾンビでないにも関わらずゾンビデッキに採用された。同エキスパンション殺戮の波/Killing Waveとの相性がよく、併用されることもしばしば。また生け贄死亡シナジーを最大限に活用したアリストクラッツでも主力を担った。

モダンでも同じくアグロデッキやアリストクラッツ系のデッキに採用される。

利用

単体で利用

コンボでの利用

MTGアリーナにおける再調整


MTGアリーナ専用カード

Blood Artist / 血の芸術家 (1)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)

血の芸術家か他のクリーチャーが死亡するたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。

0/1


2022年4月7日、MTGアリーナにおいて、アルケミーヒストリックで使用できるカードに再調整が行われた[2]

誘発するたびに対戦相手をクリックしなくてもよいよう、対戦相手のみを対象にできるようになった。

  • 対戦相手が呪禁を得ているとライフ回復を誘発条件にするカードを誘発させられないなど、機能的に見れば下方修正である。

関連カード

主な亜種

クリーチャーが死亡する度に誘発で対象プレイヤーのライフを削る事ができるパーマネント太字はあなたのものでないと誘発しない。特記しない限りのクリーチャー。

自らの起動型能力で生け贄にしてライフを削るものはゴブリンの砲撃/Goblin Bombardmentの項を、自身の死亡時にしか削れないものは夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Starの項を、逆にクリーチャーが戦場に出るたびにライフを削るものは伏魔殿/Pandemoniumの項を、誘発条件が単なる死亡でなく生け贄に捧げた場合に限るものはゴルガリの女王、サヴラ/Savra, Queen of the Golgariの項を参照。

以下はクリーチャー以外の条件のパーマネントが墓地に置かれて誘発するもの。

脚注

  1. Blood Artist Subject(Arcana 2012年5月10日 Monty Ashley著)
  2. Alchemy Rebalancing for April 7, 2022/2022年4月7日 アルケミー再調整(Daily MTG 2022年3月30日)

参考

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