エルドラージ

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ほかに「エルドラージ・[[落とし子]]」や「エルドラージ・[[末裔]]」を参照するカードも存在する。また、無色であることや[[マナ総量]]が7以上であることを参照するカードがエルドラージ関連に多い。
 
ほかに「エルドラージ・[[落とし子]]」や「エルドラージ・[[末裔]]」を参照するカードも存在する。また、無色であることや[[マナ総量]]が7以上であることを参照するカードがエルドラージ関連に多い。
  
エルドラージのクリーチャー・タイプを含む[[トークン]]を[[生成]]するカードは多数存在し、トークンの種類も複数種類存在する(→[[トークン一覧]])。そのほとんどはエルドラージ・[[落とし子]]・トークン、エルドラージ・[[末裔]]・トークン、エルドラージ・[[ホラー]]・トークンのいずれかを生成する。それ以外に10/10のエルドラージ・トークンを生成する[[荒廃の双子/Desolation Twin]]および[[忘却の偶像/Idol of Oblivion]]が存在する。また、[[トーナメント]][[リーガル]]でないカードとして、[[アガディームの面晶体原/Hedron Fields of Agadeem (次元カード)|アガディームの面晶体原/Hedron Fields of Agadeem]]([[次元]][[カード]])と[[Slivdrazi Monstrosity]]([[R&D Playtest cards]])が存在する。
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エルドラージのクリーチャー・タイプを含む[[トークン]]を[[生成]]するカードは多数存在し、トークンの種類も複数種類存在する(→[[トークン一覧]])。そのほとんどはエルドラージ・[[落とし子]]・トークン、エルドラージ・[[末裔]]・トークン、エルドラージ・[[ホラー]]・トークンのいずれかを生成する。それ以外に10/10のエルドラージ・トークンを生成する[[荒廃の双子/Desolation Twin]]および[[忘却の偶像/Idol of Oblivion]]が存在する。また、[[トーナメント]][[リーガル]]でないカードとして、[[アガディームの面晶体原/Hedron Fields of Agadeem (次元カード)|アガディームの面晶体原/Hedron Fields of Agadeem]]([[次元]][[カード]])と[[Slivdrazi Monstrosity (playtest)]]([[R&D Playtest cards]])が存在する。
  
 
エルドラージに変化させるカードとして[[Cool Fluffy Loxodon]]([[ステッカー]])が存在する。
 
エルドラージに変化させるカードとして[[Cool Fluffy Loxodon]]([[ステッカー]])が存在する。
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*エルドラージ達の異形の姿は[[Wikipedia:ja:クトゥルフ神話|クトゥルフ神話]]がモチーフになっている([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/84 参考])。血族であるドローンや落とし子の存在、そして後述の他の部族から信仰されているというストーリーなど、設定の面でも色濃く反映されている。
 
*エルドラージ達の異形の姿は[[Wikipedia:ja:クトゥルフ神話|クトゥルフ神話]]がモチーフになっている([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/84 参考])。血族であるドローンや落とし子の存在、そして後述の他の部族から信仰されているというストーリーなど、設定の面でも色濃く反映されている。
 
**それを考慮すると「エルドラージ(Eldrazi)」の名の由来は「古の」を意味する古英語"Eldra"か。
 
**それを考慮すると「エルドラージ(Eldrazi)」の名の由来は「古の」を意味する古英語"Eldra"か。
*伝説でないエルドラージ達は皆、[[エムラクール/Emrakul]]、[[コジレック/Kozilek]]、[[ウラモグ/Ulamog]]のうちいずれかの血族という設定である。どの血族かによって、外見が異なる<ref>[http://archive.wizards.com/Magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/riseoftheeldrazi/flavor3 Eaters of Worlds][[エルドラージ覚醒]]ミニサイト)</ref><ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/know-your-spawn-2015-05-14 Know Your Spawn!]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/0014952/ 落とし子の秘密](Arcana 2015年5月14日 [[Kelly Digges]]著)</ref>。
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*伝説でないエルドラージ達は皆、[[エムラクール/Emrakul]]、[[コジレック/Kozilek]]、[[ウラモグ/Ulamog]]のうちいずれかの血族という設定である。どの血族かによって、外見が異なる<ref>[https://web.archive.org/web/20211205022117/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/eaters-worlds-2010-03-02 Eaters of Worlds(Internet Archive)]/[https://web.archive.org/web/20220927182126/https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E9%A3%9F%E3%81%86%E3%82%82%E3%81%AE-2010-03-02 世界を食うもの(Internet Archive)](Feature [[2010年]]3月2日 [[Wizards of the Coast]]著)</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20151029030155/http://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/know-your-spawn-2015-05-14 Know Your Spawn!(Internet Archive)]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0014952/ 落とし子の秘密](Arcana 2015年5月14日 [[Kelly Digges]]著)</ref>。
 
*[[タイプ行]]にエルドラージと印刷されたカードが初めて登場したのはエルドラージ覚醒だが、「エルドラージ」というクリーチャー・タイプ自体は、その直前の[[ワールドウェイク]]で[[ウギンの目/Eye of Ugin]]が登場した時点から存在していた。しばらくは謎のクリーチャー・タイプであった。
 
*[[タイプ行]]にエルドラージと印刷されたカードが初めて登場したのはエルドラージ覚醒だが、「エルドラージ」というクリーチャー・タイプ自体は、その直前の[[ワールドウェイク]]で[[ウギンの目/Eye of Ugin]]が登場した時点から存在していた。しばらくは謎のクリーチャー・タイプであった。
 
**エルドラージがクリーチャー・タイプであることはその時点で既に[[総合ルール]]に明記されていたが、実際にエルドラージ・クリーチャーが披露されるまではエルドラージ呪文についての様々な憶測が飛び交っていた。
 
**エルドラージがクリーチャー・タイプであることはその時点で既に[[総合ルール]]に明記されていたが、実際にエルドラージ・クリーチャーが披露されるまではエルドラージ呪文についての様々な憶測が飛び交っていた。
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==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/Magic/TCG/Article.aspx?x=mtg/tcg/riseoftheeldrazi/explore エルドラージ覚醒を探る]([[WotC]])
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*[https://web.archive.org/web/20101203105135/http://www.wizards.com/Magic/TCG/Article.aspx?x=mtg/tcg/riseoftheeldrazi/explore Explore Rise of the Eldrazi(Internet Archive)]([[エルドラージ覚醒]]特設サイト)
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Eldrazi|エルドラージ(Eldrazi)}}
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Eldrazi|エルドラージ(Eldrazi)}}
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|Eldrazi|エルドラージ(Eldrazi)}}
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|Eldrazi|エルドラージ(Eldrazi)}}

2024年2月21日 (水) 21:52時点における版

エルドラージ/Eldraziとは、クリーチャー・タイプの1つ。マジックオリジナルのクリーチャー

目次

概要


Emrakul, the Aeons Torn / 引き裂かれし永劫、エムラクール (15)
伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)

この呪文は打ち消されない。
あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンに続いて追加の1ターンを行う。
飛行、プロテクション(1色以上の呪文)、滅殺6
引き裂かれし永劫、エムラクールがいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、オーナーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。

15/15


Kozilek's Predator / コジレックの捕食者 (3)(緑)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi) ドローン(Drone)

コジレックの捕食者が戦場に出たとき、無色の0/1のエルドラージ(Eldrazi)・落とし子(Spawn)クリーチャー・トークンを2体生成する。それらは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:(◇)を加える。」を持つ。

3/3


Ulamog's Nullifier / ウラモグの失却させるもの (2)(青)(黒)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi) 昇華者(Processor)

欠色(このカードは無色である。)
瞬速
飛行
ウラモグの失却させるものが戦場に出たとき、呪文1つを対象とする。あなたは追放領域から対戦相手がオーナーであるカードを2枚、それらのオーナーの墓地に置いてもよい。そうしたなら、それを打ち消す。

2/3

初出はエルドラージ覚醒で、ストーリー上の続編である戦乱のゼンディカー・ブロック異界月でも登場した。統率者マスターズ統率者デッキでも新種が追加された。無色と全に存在する。キーワード能力欠色により特性上は無色になっているものを除けば、無色とに存在する。

部族カードは多数存在し、ゼンディカー・ブロックウギンの目/Eye of Uginウラモグの種父/Spawnsire of Ulamogエルドラージの寺院/Eldrazi Temple戦乱のゼンディカー・ブロック彼方より/From Beyondコジレックの帰還/Kozilek's Returnイニストラードを覆う影ブロック肉体からの解放者/Extricator of Flesh久遠の闇からの誘引/Coax from the Blind Eternitiesエムラクールの影響/Emrakul's Influence処刑者の大包丁/Slayer's Cleaverが存在する。 ほかに「エルドラージ・落とし子」や「エルドラージ・末裔」を参照するカードも存在する。また、無色であることやマナ総量が7以上であることを参照するカードがエルドラージ関連に多い。

エルドラージのクリーチャー・タイプを含むトークン生成するカードは多数存在し、トークンの種類も複数種類存在する(→トークン一覧)。そのほとんどはエルドラージ・落とし子・トークン、エルドラージ・末裔・トークン、エルドラージ・ホラー・トークンのいずれかを生成する。それ以外に10/10のエルドラージ・トークンを生成する荒廃の双子/Desolation Twinおよび忘却の偶像/Idol of Oblivionが存在する。また、トーナメントリーガルでないカードとして、アガディームの面晶体原/Hedron Fields of Agadeem次元カード)とSlivdrazi Monstrosity (playtest)R&D Playtest cards)が存在する。

エルドラージに変化させるカードとしてCool Fluffy Loxodonステッカー)が存在する。

伝説のエルドラージは統率者マスターズ統率者デッキ現在10枚存在する(「伝説の(Legendary)・エルドラージ(Eldrazi)」でWHISPER検索)。

カード・セットごとのデザイン

エルドラージ覚醒

セット全体でリミテッド環境でも重すぎる無色のエルドラージ達をエルドラージ・落とし子マナ加速によって唱えるというデザインになっている。落とし子を生成するカードは黒・赤・緑にそれぞれ割り振られている。またエルドラージの部族カードも登場している。

伝説のエルドラージ
エルドラージの「本体」に最も近い存在。いずれも無色、並外れたマナ・コストP/T唱えたときに誘発する強力な誘発型能力滅殺と「墓地に置かれたときにオーナーライブラリーに戻る能力」を持つ。
通常のエルドラージ
血族/Blood Lineageの上位のエルドラージ。無色にのみ存在し、いずれもマナ・コストが7マナ以上でP/Tも超大、共通して滅殺を持つ。伝説のエルドラージと同じく「唱えたとき」に誘発する能力を持つものが幾つか存在する。
エルドラージ・ドローン
より小型のエルドラージ。いずれも有色で、黒、赤、緑のものが存在する。サイズは小型中型、いずれもエルドラージ・落とし子・トークンに関連のある能力を持っている。
  • 有色なのは、エルドラージが食った次元/Planeのマナが混じっているからとされる。
エルドラージ・落とし子
最も小型のエルドラージ。トークンでのみ存在し、いずれも無色で「このクリーチャーを生け贄に捧げる:()を加える。」という能力を持つ0/1のクリーチャーである。

戦乱のゼンディカー・ブロック

欠色によりマナ・コストに色マナを含んでいても無色である。無色の呪文やクリーチャーに対してシナジーを発揮するほか、ウラモグ/Ulamogの血族は嚥下昇華者によるカードを追放しリソースにする能力、コジレック/Kozilekの血族は無色マナ・シンボル利用に長ける。部族呪文は登場しないが、クリーチャー以外の欠色を持つ呪文は追放や末裔トークンを生成する効果が多くエルドラージ達とシナジーするようにデザインされている。

伝説のエルドラージ
無色、ずば抜けたマナ・コストとP/T、唱えたときの誘発型能力はエルドラージ覚醒と共通しているが、ライブラリーを修復する能力は持たない。
通常のエルドラージ
無色と各色(欠色により特性としては無色)に存在し、サイズも小型から大型まで様々なものが存在する。エルドラージ覚醒と同じく唱えたときに誘発する能力を持つものが存在する。
エルドラージ・昇華者
戦乱のゼンディカーでのみ登場。無色と白を除く各色(欠色により特性としては無色)に存在し、共通して「追放領域にある対戦相手オーナーであるカード墓地に置くことで機能する能力」を持つ。昇華者の項も参照。
エルドラージ・ドローン
無色と白を除く各色(欠色により特性としては無色)に存在する。エルドラージ覚醒と比べると通常のエルドラージとのデザインの差はあまり無いが、パワーが3を超えるものはなく全体的に小型。戦乱のゼンディカーでは嚥下を持つものが多い。
エルドラージ・末裔
トークンでのみ存在し、いずれも無色で「このクリーチャーを生け贄に捧げる:(◇)を加える。」という能力を持つ1/1のクリーチャー。落とし子の強化版。

異界月

イニストラード/Innistradの生物がエムラクール/Emrakulの影響によって変質したという設定により、約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised End以外はエルドラージ以外の種族クリーチャー・タイプを併せ持つ。

伝説のエルドラージ
無色で並外れたマナ・コストとP/T、唱えたときの誘発型能力を持つ。ライブラリーを修復する能力は持たない。
通常のエルドラージ
伝説でない無色のエルドラージは永遠の災い魔/Eternal Scourgeを除き、マナ・コストが7マナ以上で現出と唱えたときに誘発する能力を持つ。
両面カード
各色とアーティファクトには第1面は種族+ホラーだが、第2面は種族+エルドラージに変質する両面カードが存在している。ただし第1面が人間のカードは第2面はエルドラージ・ホラーになる。
合体カード
合体カード3種類の第2面は全てエルドラージであり、別のクリーチャー・タイプを併せ持つ。また、合体カードのうち悪夢の声、ブリセラ/Brisela, Voice of Nightmaresのたうつ居住区、ハンウィアー/Hanweir, the Writhing Townshipは伝説のエルドラージでもある。
エルドラージ・ホラー・トークン
エムラクールの影響によって変質した人間を表す「無色の3/2のエルドラージ・ホラー・クリーチャー・トークン」を生成するカードが複数存在する。(「エルドラージ(Eldrazi)・ホラー(Horror)・トークン」でテキスト検索)。

ストーリー

ストーリーについてはエルドラージ/Eldraziを参照。

その他

  • エルドラージ覚醒で登場した無色のエルドラージ達はマジックの歴史において初となる、土地でもアーティファクトでもなく特性定義能力にもよらない無色カードであったため、多くのプレイヤーを驚愕させた。
    • カードのデザインも特殊であり、枠や文章欄などが透明で、イラストが透けている(カード画像)。
    • キーワード能力の欠色により無色になっているエルドラージ達も同じように、枠の最上部以外が透明なデザインになっている(カード画像)。
  • エルドラージ達の異形の姿はクトゥルフ神話がモチーフになっている(参考)。血族であるドローンや落とし子の存在、そして後述の他の部族から信仰されているというストーリーなど、設定の面でも色濃く反映されている。
    • それを考慮すると「エルドラージ(Eldrazi)」の名の由来は「古の」を意味する古英語"Eldra"か。
  • 伝説でないエルドラージ達は皆、エムラクール/Emrakulコジレック/Kozilekウラモグ/Ulamogのうちいずれかの血族という設定である。どの血族かによって、外見が異なる[1][2]
  • タイプ行にエルドラージと印刷されたカードが初めて登場したのはエルドラージ覚醒だが、「エルドラージ」というクリーチャー・タイプ自体は、その直前のワールドウェイクウギンの目/Eye of Uginが登場した時点から存在していた。しばらくは謎のクリーチャー・タイプであった。

脚注

  1. Eaters of Worlds(Internet Archive)/世界を食うもの(Internet Archive)(Feature 2010年3月2日 Wizards of the Coast著)
  2. Know Your Spawn!(Internet Archive)/落とし子の秘密(Arcana 2015年5月14日 Kelly Digges著)

参考

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